『つくづくと』
あぁ〜大寝坊してしまいまったよ・・・。目覚めたのが午前5時半といえば、いつもの平和時計前に居なければいけない時間なんですよね・・・。どどうしてナナちゃん起こしてくれなかったんだよ・・・。昨日は秘密基地に連れてって貰えなかったので、ふてくされているのか、あほまろの足元で高いびき。おかげで我が家を出たのは、定刻45分遅れに困ったチャン。
実は・・・、昨日初日を迎えたテプコ浅草館で開催のあほまろコレクション「和(なご)みのぽち袋と絵封筒展」。終了間際に今回の企画に協力していただいている日本郵趣出版の編集長と編集部のみなさんが取材を兼ねて訪れてくれたのです。閉館まで小一時間、解説を交えながら展示物を見ていただきましたが、6時なので閉館いたします、はいさよな〜ら。なんて訳には、いきませんよね。
ちょうど夕食の時間でもあり、みなさん喉が渇いたとか言ってるようだし・・・。じゃ、向かいに自販機もあるし、そこの角にはいつでも冷たいお水が飲めちゃって、ひんやり爽やかになってお帰りになれる水飲み機が設置されてるよ。とか言ったら編集長が「連載を中止します」なんて言いかねないしね・・・。でもね、お酒を絶って久しいあほまろ、どっか気の利いた場所でお食事でもとか誘ったら、絶対にみんなはビールを飲みたがるよな・・・、あ〜困った困ったと歩いているうち、いつの間にか居酒屋の暖簾を潜っていたンだよね・・・。
とりあえずビールなんてお決まりのフレーズ、飲んでるふりをしてれば付き合いの悪い奴だとか言われないでしょう。でもね、ビールってのは最初の一口が最高だってこと、乾杯のかけ声とともに理性とは裏腹に自然に反応してしまったんだよね・・・。一気に中ジョッキー半分ほど、仕事の疲れと共に理性までもがぶっ飛んでしまったンだよ。
飲んだ飲んだ、久しぶりだねこんなに飲んだの。その結果が大寝坊となってしまったってこと。やだね、これだから古来からキチガイ水って言われ続けているんだよね。よ〜し、二度とこんなことにならないように、今日から菌種、それは酵母のことで、絶対に禁酒するぞ〜!

今回のレポートを担当する井本さん。展示物を隅から隅まで熱心に見てくれました。

小林かいちの絵封筒コーナーですが、全貌をご覧いただくにはその量が多すぎるため、今日から展示ケースを2台追加します。

今回用意したパネルは全部で20枚、定型サイズをテーマと色別に分類しました。そして、こちらの展示ケースにはパネルに出来ない変形「ぽち袋」が並んでいます。

あほまろも所属する日本漫画家協会のウノ・カマキリ先生もいらっしゃいました。お隣はお忙しい公務をさいて足を運んでくれた台東区副区長の山田さんでした。

今日の日の出は5時24分、いつもよりも45分も遅れると、辺りはすっかり明るくなってますね。

今日の朝までは雲が多い空で、ニワカ雨が心配

『東京スカイツリー』
新タワー建設推進協議会が行う「新タワービュー記録写真」に協力していることで、船上見学会の招待状が届きました。来週の土曜日、普段入ることが出来ない新タワー沿いの北十間川から建設中のタワーを間近に見ることができるのです。写真はこの日記でも紹介しますね。

右側の変化はみられませんが、手前のビル(墨田区役所)に隠れていた左側のクレーンが上に伸びて来たのが確認できます。

「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |