『つくづくと』
秋晴れ〜!気持ちの良い朝になりましたね。おかげで、いつもの時間になってもナナちゃんはあほまろの足元で熟睡しています。時間ですよ、ナナちゃんまだ夢を見ているのか、目を瞑ったままで口をむしゃむしゃやってたんですよね。きっと、夢の中でおいしいおやつでも食べてたんでしょうね・・・。突然起こされて、ムッとしてましたよ。写真は、エレベータの中でまだ不機嫌なナナちゃんです。

さて、いよいよ明日からテプコ浅草館に於いて、あほまろコレクション展示が始まるので、今日はこれから展示の準備に行かなければなりません。今年は、あほまろが関わったテプコ浅草館での企画、今年はこれで三度目になるのです。
3月24日から5月17日まで、檜細工師三浦宏匠の「江戸庶民の暮らし展。7月14日から昨日までは山本高樹氏のジオラマで再現する「荷風の世界展」。そして、明日からはいよいよあほまろコレクション第二弾となる「和(なご)みのぽち袋と絵封筒展」です。それまでは展示企画に参画し、あほまろ所有の模型やジオラマを協力しただけでしたが、今回の展示は、あほまろにとってのメインイベントとなるんですよね。
あほまろコレクション第一弾は、一昨年秋に開催した「幸せになれるマッチラベル展」です。あの時は、東京電力PR館「テプコ浅草」最多入館者の記録を塗り替えたのです。次の記録更新は、昨年9月30日〜11月16日まで開催した、映画「ゆめまち観音」で使用したジオラマ展示、「再現!浅草六区の賑わい展」でした。そんな訳で、テプコ館では、あほまろが参画すると動員が増える、それがジンクスになってしまったんですよね・・・。
ということは、今回の「和(なご)みのぽち袋と絵封筒展」も絶対に成功させなければいけない。これからは、あらゆる手段を使ってでも集客に繋がる話題創りに勉めなければいけないようです。あほまろの日記をご覧のみなさん、ゼヒ、ぜひ、是非ともいらしてください。でも、ワンちゃんと一緒には入れないんだよね・・・。

今朝は、秋晴れの予報が当たったようですね。でも、昔から「秋に三日の晴れ無し」と言われる通り、新しい台風も発生したようなです。これから週末にかけては下り坂になって来るのでしょうね。

『東京スカイツリー』

昨日は、真っ暗だったので変化の詳細が判らなかったけど、日曜日の工事はお休み。今朝と一緒なんだよ。

「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |