|  せっかくの十勝川温泉ですが、今回はゆっくり過ごすことは出来ません。
 
  早朝6時半までにチェックアウトを済ませてロビー集合でした。
 
  二日目の天気はあまりよろしく無いようで、外に出ると小雨が降っておりました。
 
  これからバスにて、朝食会場の川野農園にて朝食ピクニックなので、雨が上がって欲しいですね。
 
  早朝なので、バスのトイレも混雑中。参加者は年配者が多かったので、朝はゆっくり色々したかったのでしょうね。でも、あほまろは朝に強いので、どんなに早くても問題ありませんよ。
 
  午前7時、収穫を終えただだっ広い川野農園に着くと、雨は上がっておりましたよ。 
  
  畑の片隅に設置されたテントが朝食会場、農場ピクニック&モーニングの始まりです。 
  十勝の農家の方々が収穫した野菜を、その場で茹でてくれたのです。久しぶりに採れ立てのトウキビが食べられたのが一番のご馳走でしたね。ただ、案内と調理をしてくれた十勝の女性の方々は、地元に美肌の湯があるのに、忙しすぎるのか、あまり美肌に磨きがかかってなかったようにお見受け致しました。
 
  朝食の後は、バスで「ザ・ロイヤルエクスプレス」が待期する釧路駅に無化しました。ホームの「ザ・ロイヤルエクスプレス」と、「くしろ」の駅名板の組みあわせは、なんとシュールな眺めでしょう。
 
  電光掲示板の「THE ROYAL EXPRESS」は、知床斜里行。
 
  予断ですが、去年の10月に、釧路から娘とこの時間の快速ノサップに乗って根室に行ったのを懐かしく思い出しました。
 
  北海道の行程が貼られております。釧路駅の次は摩周駅です。
 
  釧路からは釧網線をのんびり北上なので、車内にて釧路湿原をビデオで撮影しておりました。
 
  ここから釧路湿原ですが、車内からの写真じゃここの雰囲気を伝えられませんね。 
  そんなワケで、ここの車窓はビデオで残しておきました。
 
  
  標茶駅は交換停車でしたが、大勢の幼稚園児が旗を振ってのお出迎えでした。 
  標茶駅は、標津線の乗換で降りたことがありました。
 
  同級生の実家が「標津」なので、友人たちと標津線で根室標津まで流氷を見に行ったのでした。その標津線も平成元年には廃線になってしまいましたけどね。
 
  宗谷本線にも読みが同じ「士別市」が有り、そこからも大学の後輩がいたので、みんなで混乱したのを思い出しました。でも、今は二人とも「死別」。何か、どっちも縁起の悪い町名だったのかな、でも、ここは標茶町とは関係ありません。
 
  標茶では乗客に牛乳と町の案内が配られましたが、受験生には見せられませんね。なぜなら、「しゅべっちゃった」と見られるかも。
 
  そろそろ最初の目的地に着くので、席に戻りました。
 
  摩周駅到着です。以前は弟子屈駅だったのに、いつのまにか摩周駅に変わってしまったのです。真ん中の弟子屈市長さんが、自らお出迎え。
 
  あほまろにとって、弟子屈駅の方が馴染みの深い駅名なのです。
 
  有名な霧の摩周湖最寄り駅なので、平成2年に駅名を改えたっそうでした。
 
  この日も霧が出ていたので、霧の摩周湖が見られそうかな。
 
  
  しかし、展望台からの眺めには霧は有りませんでした。 
  ここには家族で来たことがありました。
あの時は濃い霧で湖を望むことも出来なかったのです。
 
  霧の無い摩周湖がレアなのか、霧の摩周湖がレアなのか、それは布施明に聞いてみて。
 
  雨が降り出したので、急いでバスに戻りました。
 
  帰りのバスは霧の中。今頃はきっと、霧の摩周湖になっているだろうな・・・。 
  戻りは摩周駅から二つ先の川湯温泉駅でした。
 
  
  川湯温泉駅停車中に「ワッカヌプリ」の和昼食。
 一の重
 湧別産帆立・法界氏前日・根室産生雲丹・厚岸産浅蜊・比布産オクラ・弟子屈産食用花・女満別産トマトするながし・羅臼産葡萄海老・斜里産キンキ・ウトロ産真河豚焼き霜 等々、これ以上書き切れません。
 
  似の重 滝川産合鴨・清里メロン・美幌和牛・標茶卵等々、この他、季節の野菜とタラバガニ、斜里産キンキの釜飯・味噌汁。デザートと、昼間から喰いくれませんでした。
 
  14:20 川湯温泉出発。 
  右車窓に斜里岳が見えてきました。
 
  斜里岳は阿寒火山群のほぼ中間に位置する1,547mの秀麗な成層火山です。
 
  シャリとはアイヌ語で「葦の生えた湿原」という意味。まさに葦原にそびえる山ですね。
 
  15:10 知床斜里駅到着。
 
  跨線橋から斜里岳を背景にした「ザ・ロイヤルエクスプレス」。これもレアでしょ。
 
  我々は、バスでウトロに行きますが、「ザ・ロイヤルエクスプレス」は、これから網走に行き夜を迎えるのです。ウトロに行きたくない人は、網走観光コースが有っても良かったのに。
 
  そして、バスにてウトロ到着。知床五湖探訪と、
        貸切クルーズ船による遊覧が選べるので、我々は貸切クルーズ船でした。
 
  摩周湖と打って変わり晴天の知床のカムイワッカの滝まで行って帰るコースでした。
 
  過去、この遊覧船には何度か乗船しましたが、こんなに波が穏やかな遊覧は初めてです。
 
  知床半島ウトロ側は、ほとんど断崖絶壁が続いています。
 
  所々に滝がありますが、これはカムイワッカの滝ではありません。
 
  
  洞窟も多いけど、危険なので船は近寄れないようです。
 
  
  運が良ければヒグマを目撃することも出来るとか。
 
  こんな岩ばかりじゃヒグマも降りて来られませんね。
 
  ヒグマが居ないか、船上から目をこらすのでありました。
 
  
  
  
  
  ヒグマが3匹見えてますとの船長のアナウンスでしたが、いったい何処に居るのかな。
 
  一匹見付けましたと、霧中でシャッターを切ったのでしたが、三匹を発見することは出来ませんでした。
 
  帰ってから、写真を拡大して、ようやく三匹を発見。それにしても船長さんは目が良いのか、なれて居るのか、さすがです。
 
  写真を目一杯拡大して載せておきます。
 
  この辺りもヒグマスポットらしかったけど、この日は見つかりませんでした。
 
  
  これがカムイワッカの滝。
        ここにもヒグマが現れるとか。
 
  船はここで折り返しです。
 
  帰りは行きと違い沖を猛スピード、身体もカメラもいっぱい波を被ってしまいましたが、カメラだけは必至にガードしていたので、身体はズブ濡れになってしまいましたが、夕焼けが綺麗だったので、濡れを覚悟で一枚撮ってしまいました。
 
  ホテルのチェックインで些細なトラブルに見舞われましたが、カメラを水で洗い、温泉で濡れた服を着替えてから、写真のチェックで三匹のヒグマを見付けたことで、ずぶ濡れとトラブルは水に流しましょうね。
 豪華客室と展望浴場で知られる「北こぶし知床ホテル&リゾート」です。写真は知床観光説明会。
 
  ホテルのロビーに、本物の流氷が飾られておりました。毎年、取り替えているようですが溶けたら困るので触れません。
        温度計は-20℃。
 
  さて、お腹が空いて無いのに、夕食時間はお構いなしにやって来ましたが。酒のアテ程度で、ほとんど手を付けまなかったので、息子が食べてくれたよ。
 
  
  
  
  これ、鹿肉ですが、息子が食べました。
 
  最後のご飯とスープだけ食べました。
 
  お腹いっぱいも苦痛ですね。このホテルも露天風呂付きお部屋なので、のんびりできました。
 
  Memo
 iPhone 10Pro MAX
 Leica M10-P SAFARI
 Super-Elmar-M f3.8 18mm ASPH
 SUMILUX-M f1.4/35mm ASPHERICAL
 APO-SUMMICRON-M f2.0/50mm ASPH.
 APO-SUMMICRON-M f2.0/75mm ASPH.
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 鉄道写真家遠藤真人君が、様々な場所で撮影をしてくれました。知床斜里から網走まで回送中の「ザ・ロイヤルエクスプレス」。ドローン撮影。
 
  
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