会津若松駅から午前6時発の只見線に乗るため、早起きをして駅に向かいました。

まだ誰も居ない会津駅なので、お店はどこも開いていないので、朝食はお預け。

会津若松駅で磐越西線が方向を折り返すので、新津方面の隣駅が堂島駅で、郡山方面が広田駅。これから乗る只見線が、七日町(なぬかまち)。二つ目の西若松駅までは昨日の会津鉄道と共有路線で、只見線の終点は新潟県の小出駅ですが、2011年7月の新潟・福島豪雨の被害で、現在は、会津川口−只見間の27.6kmが不通のままなので、代行バス運行となります。

只見線の全線開通は2021(令和3)年度を目指しているようで、開通したらもう一度乗らなくちゃ。

後方車両は、只見線色のキハ40 2085

先頭車両は、標準色のキハ40 2086


始発列車の先頭車両の乗客は、我々を含む8名。
後方車両は性格に数えていませんが、見た感じでは同程度のようでした。

出発と同時刻に日の出を迎えました。

朝霧に霞む会津磐梯山。

会津有数の 米どころ、酒どころ。会津板下は年期の入った駅名表。

交換駅で、東北の駅百選に選定されています。

会津柳津駅、かつては島式ホーム1面2線を有していましたが、現在は1面1線だけ使用されていますが、遠路は撤去されずに残っていました。

ここから只見線の線路は滝谷川をさかのぼる形で進路をとり、只見川沿いに出るのは会津桧原駅附近となっています。


会津桧原駅を出ると、再び只見川に沿って進み、鉄道ファンに有名な撮り鉄ポイントに入って行くのです。

第一只見川橋梁と、第三只見川橋梁を渡るキハ40系は撮り鉄ポイントとして有名ですが、あほまろは蒸気機関車の頃に一度だけ狙ったことがありましたが、大雨で不発に終わった嫌な思い出があるだけ。

この日は水鏡が綺麗だったので、狙っている方も多いでしょうね。


今回も沿線で数名の撮り鉄を見付けました。

これが只見川第3橋梁ですね。

奥会津の郷土写真家、星賢孝さんが撮影した写真によって、聖地と呼ばれる人気の場所ですが、似たような写真が氾濫しているので、今更撮りに行きたいとは思いませんが、もう一度、蒸気機関車の走りを見てみたいものです。

会津宮下駅の年期が入った看板。


かつて使用されていた転車台と留置線が現在も下りホームの後ろに草に埋もれて残っていますが、当然、本線には?がっておりません。

寂しい光景です。

ここで上り列車と交換でした。

ここから幾重もトンネルが続きます。






早戸駅は、かつて沼沢湖方向から採取された硫黄鉱石等を運んでいた貨物ホームがありました。

とりあえずの終点、会津川口駅です。

昭和46年8月に延伸開業され、会津若松 - 只見間を会津線より分離して只見線に統合された頃後に、蒸気機関車牽引列車で通過したことがあります。

この駅舎は「只見川の雄大な流れに沿い船着場のように見える駅」として、2002年、東北の駅百選に選定されたようです。

ここから会津川口までのJR代行バスの乗客は8名でした。

ここでようやく駅弁に有り付けました。

会津川口より500メートル西に、復旧工事中の第四只見川橋梁が見えてました。



全線開通は2021(令和3)年度を目指しているようですが、この進行具合で間に合うのでしょうかね。

只見駅です。

只見の次が田子倉駅でしたが、廃止されたので大白川が貼られてました。
会津若松 - 会津川口間の車両は、郡山総合車両センター(仙コリ)に所属。ここ¥只見から小出間の車両は、新津運輸区(新ニツ)に所属しています。

ここから小出までは、縁結び列車でした。

小出 「 こい(恋)で 」 と会津 「 あい(愛)づ 」を結ぶことで、キハ48 545「 縁結び列車」ですよ。


文字通り、どなたかと縁を結びたくても、乗客に女性は一人も居なけりゃ結ばれませんね。

後ろは、
新潟標準色でした。



只見を出ると、新潟県魚沼市に入ります。



大白川駅は、新潟県内区間で唯一列車交換が可能な駅。

列車交換で待機中。

さすが米所魚沼とあって、延々水田が続きます。



新潟県に入ると、とっても良いお天気でした。


只見線の終点の小出駅。

魚沼市の中心部にある小出地区の主要駅で、
上越線と只見線の2路線が乗り入れており[ます。


ターンテーブルも残ってましたが、もう使われないのでしょうね。

新しくなった小出駅には、当地出身の俳優、渡辺謙が書いた駅名表示番が掲げられております。

駅前のマンホールは、魚沼市では無く、まだ小出町のままでしたよ。

小出からは、上越線で越後湯沢に向かいました。



越後湯沢駅前で食料補給。

越後湯沢で高崎行に乗り換えました。


そろそろ旅の終わりなので、乾杯!



高崎駅到着。


高崎からは、上越新幹線で帰りました。

新幹線は超満員で、三名バラバラの席。
早めに乾杯をしておいて良かったですね。

というわけで、長いようで短かった二泊三日の乗り鉄旅も無事終了。
帰ってからだるま弁当を食べました。

Memo
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SONY FE 12-24mm F4 G
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
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