三木屋旅館をチェックアウトする前、女将さんに志賀直哉さんが使ったお部屋を見せていただきました。

大正2年、30歳の時に山手線に轢かれ大怪我を負った後の養生中に短編小説「城崎にて」を執筆したお部屋は火事で焼失してしまいましたが、晩年は奥様と何度も三木屋を訪れ、好んで使っていただいたお部屋なのだそうです。

お部屋の全景。

居間に飾られて写真は、消失前の三木屋さんです。

城崎温泉駅前。

帰りの列車まで時間が有るので、文学館に寄ってみました。


立派な建物で、ここにも赤丸ポスト。

入館料500円を支払って階段を上がると、

踊り場に・・・、意味不明。

文学館と言うより、平田オリザのお芝居の宣伝ばかりが目立ってましたよ。
文学って、演劇って、なんですか?

城崎ゆかりの文学者は、はっきり言って志賀直哉ばかりなり。

特急「きのさき」で、京都まで戻ります。

途中の豊岡駅にDE15型ラッセル車が2両停まってました。この辺は豪雪地帯のようですね。

車窓には、田植えを終えたばかりの水田が続き、水鏡が綺麗でしたよ。

福知山城。

約2時間半の旅の終点は京都駅。

隣のホームに281系特急はるかが停まってます。

今回はキティちゃんバージョンじゃ無いようですね。

城崎を早めに出て来たので、予約している新幹線まで3時間以上も時間を潰さなければいけないので、コインロッカーに荷物を預け地下鉄で四条まで行きました。

かつて、四条柳の馬場に我が家の別荘が有ったので、久しぶりに女房と訪れてみたのです。すぐ近くの錦市場も雰囲気は当時と変わりは無いけれど、市場を歩いているのは中国人だらけでした。

久しぶりの京都市内で時間を潰し、新幹線でナナちゃんの元に返りました。

旅の楽しみは帰るところがあるから。楽しかったフルムーンの旅の帰路です。またいつか旅に出たいな・・・。

Memo
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