静かだった「瑞風」と違って、揺れと振動が大きかったようですね。おかげで熟睡出来ずに目覚めたら、阿蘇駅に停まっておりました。

それでもスマホの「睡眠サイクル」で見ると、午後8時半から午前4時半まで約8時間の睡眠で、快眠度88%の熟睡だったようなので、たとえ寝苦しくても文句は言いませんけどね。

阿蘇の朝は靄ってました。
豊肥線は2016年4月の熊本地震で甚大な損害を受け、肥後大津駅 - 阿蘇駅間で不通となっており、現在も全線復旧の目処は立っておりません。
狭い単線を走行するので、沿線の草木に擦られて車体が傷だらけですね。


食事前ですが、阿蘇観光のみなさんはバスで出発して行きました。

我々は阿蘇観光をパスして車内滞在です。

乗り鉄は、阿蘇の草原を見るよりも出来るだけ多くの時間を「ななつ星」と過ごしていたいのであります。

居残り組はお先に朝食。ホームに隣接したレストラン火星は「ななつ星」のために建てられた食堂です。

火星の内部。
阿蘇の野菜を中心にしたお料理。野菜ばかりであまり好きく無い味だったけど、ちっちゃなクロワッサンは美味しかったよ。

食後は、ロビーカーでナナちゃんとくつろいでおりました。

ロビーカーには蛙も、遊び心がいっぱいなのです。

これから大分に戻るので、機関車の入れ替え作業が始まります。

まずは7号車から切り離し、

隣の線路を走って1号車に接続するのです。


ヘルメットで誘導するのは、ななつ星のクルーの方。

後30p、

ハイ、結合しました。この後、配線配管を終えたら完了です。

肥薩線の両側を覆う木々の間を疾走するので車体に傷が着いてしまうのですね。

みなさんのんびりお茶タイム。

竹田駅で10分間の停車です。
ホームから有名な滝が見えてましたよ。

水戸岡さんこだわりの椅子。

「ななつ星」のネジ類も総て特注なのです。

見れば見るほど贅沢で特別な列車であることが窺えますね。

大分駅に到着です。

駅には、平成29年7月九州北部豪雨により光岡駅 - 日田駅間の花月川に架かる鉄橋が流失した久大本線でしたが、7月14日に全線復を果たしました。

駅の設計も水戸岡さんなので、まるで「ななつ星」ですね。

外観のロゴマークも星。

駅周辺も水戸岡さんらしく、木材が多用されておりました。

JR九州のキハ125形は、ひたちなか海浜鉄道湊線キハ3710形の兄弟ディーゼルですね。

「ななつ星」は、これから久大線で由布院まで向かいます。

もう慣れっこになってしまったのか、大分駅には鉄ちゃんは誰も来てませんね。といっても、こうして撮っているあほまろがひとりだけ居ましたけどね。

これから久大線にて由布院駅まで行くのです。

由布院駅到着。クラブツーリズムの添乗員のお嬢さんのお出迎え。

食事まで時間があるので、久しぶりに由布院の町を散策いたしました。


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