今日の東京は、朝から梅雨前線の影響による厚い雲に覆われ、雨が降ったり止んだりのぐずついた空模様でした。散歩に出かけた時は小雨程度でしたが、境内に入る頃には次第に雨脚が強くなってきました。そのため、浅草寺の開門を待たずにお参りだけを済ませ、少し早めに帰ってまいりましたよ。
今朝の外気温は20℃で、日中の最高気温も25℃前後と比較的過ごしやすい予報です。しかし、湿度が高いため、気温以上に蒸し暑く感じられそうですね。梅雨らしい空気が続きますので、体調管理には十分お気を付けください。
浅草神社本殿の裏手にひっそりと鎮座する末社「被官稲荷神社(ひかんいなりじんじゃ)」を訪れると、あほまろは思わず笑みがこぼれてしまいました。今年もまた、今戸焼のおキツネさまたちが、なんとも愛らしい夏の装いに衣替えをして、仲良く並んでいたからです。
浅草寺や浅草神社は、国内外から訪れる多くの参拝客で賑わっておりますが、その喧騒からほんの数歩裏へ回るだけで、時の流れまで穏やかになるような静寂が待っています。被官稲荷神社は、そんな浅草の隠れた名所のひとつなのです。
この神社は、江戸時代末期の安政元年(1854年)、浅草を代表する侠客・新門辰五郎が、病に伏した妻の快癒を願って創建したと伝えられております。「被官」とは「官を被(こうむ)る」、すなわち官職や役目を授かることを意味し、古くから就職成就、出世運、仕事運、芸事上達などに御利益があると信仰されてまいりました。
現代風に言えば、「履歴書を書く前にお参りしておきたい神社」といったところでしょうか。もっとも、お参りだけで採用が決まるほど世の中は甘くありませんが、勇気を授けてくださる神さまであることは間違いありません。
この神社ならではの風習が、「お姿(おすがた)」と呼ばれる小さな今戸焼の狐の土人形を奉納することです。願いを込めて奉納された狐たちは、本殿の脇に整然と並び、それぞれが持ち主の願いや人生を静かに見守り続けています。その数の多さを見るだけでも、この神社が多くの人々の心の支えとなってきたことが伝わってまいります。
そして夏になると、その狐たちに手作りの麦わら帽子やベレー帽が一つひとつ丁寧にかぶせられるのです。紺色、緑色、紫色など色とりどりの帽子は、それぞれ微妙に形が違い、まるで個性豊かな子どもたちが整列しているかのようでした。
麦わら帽子をちょこんとかぶった狐たちは、「さあ、今年の夏も暑さに負けず頑張りましょう」と励ましてくれているようです。中には浴衣風の布をまとい、今にも風鈴の音色に合わせて踊り出しそうな子もおります。その愛らしい姿を眺めていると、暑さを忘れ、自然と心まで涼しくなってくるのが不思議ですね。
考えてみれば、人間は毎年「今年の夏は異常気象ですね」と口癖のように言っております。しかし、おキツネさまたちは文句ひとつ言わず、麦わら帽子ひとつで夏を受け入れているのですから、その潔さには頭が下がります。
どうやら暑さ対策は、冷房よりも心の持ちようが大切なのかもしれません。もっとも、この猛暑で狐まで日傘を差し始めたら、それはそれで浅草名物になりそうですけどね。
境内に鎮座する大きな狐像には、歌舞伎界を代表する中村吉右衛門さん、中村時蔵さん、中村歌六さん、中村米吉さんなど、名だたる名優のお名前が刻まれております。被官稲荷神社は、仕事運だけでなく、古くから芸能の世界を歩む人々の信仰も篤く、舞台に立つ者たちの成功を静かに見守り続けてきた「芸能の守り神」でもあるのです。
華やかな舞台の裏には、人知れぬ努力があります。何百回もの稽古、失敗、葛藤、その積み重ねがあってこそ、ひとつの舞台が完成するのでしょう。被官稲荷神社は、そんな表には見えない努力を、昔も今も変わることなく受け止め続けているように思えるのです。
神社の案内板には、興味深い説明も記されております。 古来、日本人は山や森、大木に神が宿ると信じ、やがて動物にも神の意志を伝える存在を見出しました。狐は稲荷大神のお使いとして、人と神を結ぶ神聖な存在となり、人々の願いを神前へ届ける”御使い”として敬われるようになったのです。
つまり、おキツネさまたちは、願い事を聞いているだけではありません。今日も静かに、「焦らなくても大丈夫」「もう少しだけ頑張ってごらん」と、神さまの優しい言葉を私たちの心へ届けてくれているのかもしれませんね。
就職活動に疲れた方、転職を迷っている方、仕事で壁にぶつかっている方、あるいは将来への不安を抱えている方。もし浅草神社を訪れる機会がありましたら、どうぞ本殿だけで帰らず、この静かな被官稲荷神社まで足を延ばしてみてください。
麦わら帽子をかぶった今戸焼のおキツネさまたちが、きっと優しい眼差しで迎えてくれることでしょう。そして帰る頃には、「もう少しだけ頑張ってみようかな」と、肩の力がふっと抜けている自分に気付くかもしれません。
あほまろも今朝は、おキツネさまたちの穏やかな笑顔に、そっと背中を押していただいたような気がいたしました。
人生は、とかく結果ばかりを急ぎたがるものですが、本当に大切なのは、今日もこうして一歩を踏み出せることなのでしょう。神さまも、おキツネさまも、その小さな一歩を静かに見守ってくださっているのです。
今日という日が、皆さまにとって穏やかで実りある一日となりますように。そんな願いを胸に、あほまろは静かに手を合わせ、被官稲荷神社を後にしたのでありました。
「麦わらを かぶる狐に励まされ 出世願いも汗をかきつつ」(阿呆人也)
去年のこの時期は連日の猛暑に見舞われておりましたが、今年は今のところ、それほど厳しい暑さにはなっておりませんね。このまま穏やかな夏で終わってくれたら嬉しいのですが、予報によると今週末頃からは最高気温が30℃を超える真夏日が戻ってくるようです。これからは熱中症対策やこまめな水分補給を心がけるなど、暑さへの備えが欠かせませんね。
今朝の日の出は午前4時31分でした。夏至を過ぎたため、これからは日の出が少しずつ遅くなり、およそ一日に一分ほど夜明けが後ろへ移っていきます。それでも、しばらくは早朝ならではの爽やかな空気と、美しい朝の光を楽しめる季節が続きますね。
去年のこの時期は連日の猛暑に見舞われておりましたが、今年は今のところ、それほど厳しい暑さにはなっておりませんね。
このまま穏やかな夏で終わってくれたら嬉しいのですが、予報によると今週末頃からは最高気温が30℃を超える真夏日が戻ってくるようです。これからは熱中症対策やこまめな水分補給を心がけるなど、暑さへの備えが欠かせませんよ。
変わりゆく浅草寺境内では、今日も改修工事が静かに進められておりました。まだ工事区域には立ち入ることができないため、いつもの定点観察はお預けです。あほまろはフェンスの前に立ち、しばらく工事の様子を眺めておりました。
フェンス越しに見渡すと、東側の歩道はどうやら完成したようですね。この先の工事が終われば、これまで参拝できなかった子育地蔵さまにも、再びお参りができるようになります。完成の日が今から待ち遠しいものです。
境内は日ごとに少しずつ姿を変えています。昨日まで見慣れていた風景が、今朝はもう違う景色になっていることも珍しくありません。変わっていくものがある一方で、変わらずそこにあり続ける祈りの心もあります。
フェンス越しではありましたが、雨にしっとりと濡れた瓜生岩子さんの像とも、今朝は久しぶりにお逢いすることができました。
工事が始まってからは近くまで足を運ぶことができず、こうして少し離れた場所から見守るしかありません。それでも、穏やかな微笑みをたたえた岩子さんのお姿は、以前と変わることなく、静かに境内を見つめ続けておられましたよ。
「時代は移り変わっても、人を思いやる心だけは変わってはいけませんよ。」
そんな言葉を、そっと語りかけられたような気がいたしました。
あほまろは、移ろいゆく境内の風景を眺めながら、時というものの確かさと無情さ、そして、その中でも決して変わることのない祈りや慈しみの心の尊さを、今朝もしみじみと噛みしめながら、帰路につきました。
伝法院通りの撤去作業も、いよいよ終盤を迎えたようです。長年親しんできた町並みが少しずつ姿を変えていく様子を目の当たりにすると、これもまた浅草という町が時代とともに歩み続けている証なのだと感じてしまいますね。
毎朝歩いている見慣れた散歩道でありながら、昨日までそこにあった建物や風景が、今朝にはもう違う姿になっている――。その変化は決して大げさではありませんが、毎日見続けているあほまろだからこそ気付く、小さくも大きな時の流れなのでしょう。
馴染も景色が姿を消していくのは、やはり一抹の寂しさを覚えます。しかし、それは同時に、新しい浅草へと受け継がれていくための一歩でもあります。町は変わっても、この通りを行き交う人々の笑顔や、人情の温かさ、そして浅草らしい賑わいだけは、いつまでも変わらず残ってほしいものですね。
あほまろは、雨に濡れた伝法院通りをゆっくりと歩きながら、消えゆく風景にそっと別れを告げるとともに、新たに生まれ変わる浅草の姿にも、静かな期待を寄せていたのでありました。
あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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夕べの睡眠は87%でした。
おはようヒロちゃん。
今朝の朝の朝食は、淡路島のタマネギスープと野菜と焼き鳥。デザートはブルーベリーとシャインマスカット。
妻のコレクションは、グレースさんとさくらさん。
昨日の東京スカイツリー。
あほまろお帰りなさい。
夕べの夜の夕食の晩ご飯は、コロッケと焼き鳥に栗おこわ。デザートはSuica。
妻のコレクションは、モモちゃんとシンディーちゃん。
MemoiPhone 17 ProMAX