昨日は、かっぱ橋本通りで恒例の**「下町七夕まつり」**が開催され、大勢の見物客で賑わっておりました。
この「下町七夕まつり」は、昭和63年(1988)に始まり、以来、浅草から上野へと続く下町の夏を彩る風物詩として、多くの人々に親しまれてきたお祭りでございます。梅雨明け前の蒸し暑さを忘れさせるような色鮮やかな七夕飾りは、子どもから大人まで、多くの人の心を晴れやかにしてくれる存在なのです。
かっぱ橋本通りには、願い事を書いた短冊を結べる笹竹が何本も用意され、家族連れや観光客が思い思いの願いを書いておりました。
「健康でありますように。」
「受験に合格しますように。」
「世界が平和になりますように。」
そんな素朴な願いが風に揺れている様子を眺めていると、人間というものは、いつの時代になっても未来へ希望を託して生きているのだと、あほまろは改めて感じてしまうのであります。
しかし、今年は少々寂しい変化もございました。
以前は「東京一」とも称されたほど豪華だった巨大な七夕飾りは、道路使用に関する安全基準が年々厳しくなった影響もあり、設置することができなくなってしまったのです。そのため、今年は提灯と比較的小さな飾りが中心となり、以前をご存じの方には、少々物足りなく映ったかも知れません。
さらに、歩道上に並ぶ模擬店も、道路使用料の値上げなどの影響を受けて数を減らしてしまいました。
安全を守ることも、行政の大切な役目です。しかし、規則が増えるたびに、祭りから少しずつ自由な賑わいが失われていくようにも感じられます。何でも整然としていれば良いというものではなく、人が笑い、人が語り合い、人が肩を寄せ合う「少しの余白」もまた、下町文化には欠かせないのではないでしょうか。
それでも会場には、歩くのも大変なほど多くの人々が訪れ、子どもたちの歓声と、焼きそばや焼き鳥の香ばしい匂いが通りいっぱいに広がっておりました。
ただ一つ気になったのは、多くの観光客が買った食べ物を手に、道路脇や縁石へ座り込んで食事をしていたことでございました。
せっかく下町を楽しんでいただくのですから、簡単なベンチや休憩スペースをもう少し設けても良いのではないでしょうか。祭りとは、人を歩かせるだけではなく、立ち止まらせる時間もまた大切なのですからね。
祭りを歩いたあと、あほまろは通り沿いにある田中憲治画伯のアトリエへお邪魔してまいりました。 田中画伯は、浅草をご存じの方なら、一度は必ず作品をご覧になっているはずです。
おまいり町や伝法院通りのシャッターアートをはじめ、各種案内看板、キャラクターデザイン、国際通りのサインポール、エリアマップなど、その作品は街のあちらこちらに息づいております。
気が付けば、浅草そのものが「田中憲治美術館」と呼べるほどなのです。
写真は、田中画伯と娘さんご夫婦に愛犬です。
現在は、情報誌『月刊浅草』の表紙絵や記事も手掛けられ、その原画がアトリエに展示され、多くの観光客が足を止めて見入っておりました。
田中画伯の作品は、一見すると繊細なイラストに見えますが、その制作方法は実に独創的なのです。 まず大胆な構図を切り絵として組み立て、その上から細密な描写を加えて完成させるという、他にはあまり見られない手法なのです。
大胆さと繊細さ。
相反する二つの表現が一枚の作品の中で見事に調和しているところが、田中画伯ならではの魅力なのでしょう。
あほまろとは、浅草の様々な行事や出版を通じて、もう二十年以上のお付き合いになります。
長い年月の中で、街並みは変わり、人も店も入れ替わりました。しかし、田中画伯だけは、いつも変わらぬ情熱で浅草を描き続けてくださっております。
街は建物だけでは残りません。そこに暮らす人が文化を描き続けてこそ、初めて街の魂が未来へ受け継がれていくのでしょう。
アトリエを後にすると、ちょうど七夕パレードが始まりました。
先頭を飾るのは、凛々しい姿の警視庁白バイ隊「クイーンスターズ」。
その後には近隣小学校の子どもたちによる吹奏楽や鼓笛隊、元気いっぱいの演奏が続き、さらに岩手県の伝統芸能「さんさ踊り」が華やかに祭りを盛り上げておりました。
沿道から送られる拍手に応える踊り手たちの笑顔を見ていると、祭りとは、人が人を楽しませ、その笑顔がまた別の笑顔を生み出していく、不思議な力を持った文化なのだと実感いたします。
願い事は短冊だけに書くものではありません。笑顔そのものが、未来への願いなのかも知れませんね。
昨日撮影した写真は、まだ整理の途中ですが、日記の下の方へ一部掲載しておきましたので、ぜひご覧ください。
なお、「下町七夕まつり」は七夕当日の7月7日まで開催されております。
今年は少し飾りが小さくなってしまいましたが、人々の願いまで小さくなったわけではありません。
願いは風に揺れ、笑顔は街に広がり、そしてまた来年も、この下町の空を色鮮やかに飾ってくれることでしょう。
「飾り減り 願いは増えて空に舞う 星へ届けば規制も越える」
「祭とは 人の笑顔を飾るもの 提灯よりも心灯せり」(阿呆人也)
浅草神社の「夏詣」も7月7日まで開催されております。
今朝は梅雨空の日曜日となりました。散歩に出かける頃は霧雨だったので、傘を手に家を出ましたが、境内を巡っているうちに雨脚が次第に強まり、本降りとなってしまいました。そのため、今日は浅草寺の開門を待たずにお参りだけで引き返してまいりましたよ。
今朝の外気温は20℃でしたが、湿った空気のせいか数字以上に肌寒く感じられる朝でした。これから日中にかけて気温は26℃前後まで上がる予報ですが、湿度が高いため、蒸し暑さを感じる一日となりそうですね。
まだ頑張っている紫陽花。
ムラサキクンシランはそろそろ終わりそうでした。
ねむの花。
今朝の日の出は午前4時30分。
ハナカイドウの実が、少しずつ育っておりますよ。
伝法院通りのお店の取り壊し作業もそろそろ終わりそうです。
長く見慣れていた町並みが少しずつ姿を変えていくのを見ると、これもまた、浅草の移り変わりのひとつなのだと感じますね。いつもの散歩道でありながら、昨日まであった風景が、今朝はもう違って見えるのでした。
今日は雨の予報なので、あほまろは秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
------------------------------------------------------
夕べの睡眠は89%でした。
おはようヒロちゃん。
今朝の朝の朝食は、冷や豆腐の煮物にチーズパン。デザートはSuica。
妻のコレクションは、ウメちゃんと千草ちゃん。
昨日の東京スカイツリー。
あほまろお帰りなさい。
夕べの夜の夕食の晩ご飯は、久しぶりに近所の寿司屋さんから出前一丁
妻のコレクションは、ツイギーちゃんとテラちゃん。
MemoiPhone 17 ProMAX
------------------------------------------------
かっぱ橋通り「下町七夕まつり」をごらんください。
Memo
Hasselblad X2DII+XCD35−100