令和8年(2026)6月30日(火)  旧暦5月16日 友引
今朝の撮影 Data
SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17 Pro Max
現像 Adobe Photoshop Lightroom CC
撮影枚数 775枚
- 夏越の祓に思う ― ゴマちゃんが教えてくれたこと -

 明日から、いよいよ七月ですね。

 六月最後の日となる今日は、「夏越の祓(なごしのはらえ)」。一年の折り返しにあたり、この半年の間に知らず知らずのうちに身についた罪や穢れを祓い清め、残る半年の無病息災を願う大切な神事です。 あほまろも浅草神社の茅の輪をくぐり、「どうか今年後半も、こうして朝の浅草を歩き続けられますように」と、静かに手を合わせてまいりました。
 もっとも、人間の穢れは茅の輪を一度くぐったくらいで落ちるほど軽いものではありません。帰り道で財布を落としたり、甘い物を食べ過ぎたり、つい余計なことを口走ったり……。煩悩というものは、なかなかしぶといものですね。それでも、こうして半年ごとに自分を振り返る機会があることは、とてもありがたいことなのでしょう。
 この半年を振り返ると、あほまろの早朝散歩にも、いくつもの小さな出来事がありました。

 その中でも忘れられないのが、一羽の鳩との出会いです。
 ある朝、境内に二羽の鳩が迷い込んできました。
 一羽は足に緑色の足環を付けていたので、おそらく伝書鳩でしょう。ところが、もう一羽には足環がなく、右足の指は大きく腫れ上がり、傷口はじゅくじゅくとただれ、歩くことさえ辛そうでした。飛ぶことはできても、地面では数歩歩いてはしゃがみ込む。その姿は見ているだけで胸が痛みました。

 やがて足環の鳩は姿を消し、傷ついた鳩だけが境内に残りました。
 あほまろは、その子を「ゴマちゃん」と名付けました。

 毎朝、散歩バックに入れているスプレー式のマキロンをそっと吹きかけることしかできません。それが本当に正しいことなのか、自問自答しながらも、「少しでも楽になれば」という思いだけで続けてきたのでした。
 最初の頃は傷口が生々しく、見ているだけでも痛々しかった足が、日を追うごとに乾き始め、腫れも少しずつ引いてきました。
 そして今では、まだ完全ではありませんが、以前よりずっと軽やかに歩き、仲間たちと一緒に飛び回る姿を見せてくれるようになったのです。
 今朝も元気に飛んできて、先住の鳩たちの輪の中へ自然に加わっておりました。その姿を見た瞬間、「よかったなあ、ゴマちゃん」と、思わず声をかけてしまいましたよ。

 実は、境内で傷ついた鳥を助けたのは、ゴマちゃんが初めてではありません。
 コロナ禍の頃、足に針金が絡まり、まったく歩けなくなっていた鳩がおりました。あほまろが針金を外してあげると、締め付けられて壊死していた二本の指が、そのまま取れてしまったのでした。

 胸が締めつけられる思いでしたが、その後も毎日マキロンで手当てを続けたところ、少しずつ歩けるようになり、今では「ハート君」と名付けられ、びっこを引きながらも仲間たちと元気に走り回っております。
 そして、不思議なことに、毎朝必ずあほまろのそばへやって来てくれるのです。恩返しなどと大げさなことではありません。

 でも、「ああ、この人は怖くない」と覚えてくれているのだとしたら、それだけで十分嬉しいものですね。

 同じ頃には、親とはぐれたカラスの子ども「キョエちゃん」との出会いもありました。

 毎朝見守っているうちに、立派に成長し、親子で浅草神社の境内に暮らしておりましたが、昨年七月、縄張り争いに敗れて姿を消してしまいました。
 自然界は、人間社会よりもずっと厳しい世界です。

 ところが、その後、一度だけ子どもを連れてあほまろの前に姿を見せてくれたことがありました。

 「元気にやっているよ。」
 そんな挨拶に来てくれたような気がして、胸が熱くなったことを、今でも忘れることができません。

 今はどこで暮らしているのでしょう。
 浅草の空のどこかで、親子仲良く羽を休めていてくれたら、それだけで十分です。

 あほまろは、犬や猫は昔から大好きでしたが、鳥を飼ったことは一度もありません。
 それでも、こうして毎朝接していると、鳩もカラスも、人から受けた優しさをちゃんと覚えているように思えてくるのです。

 もちろん、それは科学的に証明できる話ではないでしょう。けれど、命は命に応えてくれる。
 あほまろは、そう信じたいのです。
 だから毎朝、人の少ない浅草寺の境内へ出かけると、鳩たちが集まり、カラスが様子を見に来て、雀たちが朝食を探して走り回る。
 まるで境内全体が、あほまろ専用の「鳥小屋」になってしまったような気分になっているのですよ。

。

 今日も鳥たちは、それぞれの朝を精一杯生きています。人間も鳥も、生きている限り、傷つくこともあれば助けられることもある。
 だからこそ、誰かに少しだけ優しくできる心だけは、この夏越の祓で祓い落としてしまわないよう、大切に持ち続けたいと思うのでした。

「茅の輪越え 人は穢れを祓うけど 鳩の情けに清むわが胸」(阿呆人也)

 あほまろにとって、散歩の途中でふと足を踏み入れる観音裏広場は、特別な場所でございます。
 ネムの花が咲くこの広場に立っていると、忙しなく流れていた時間が、ふっと緩やかにほどけていくような、不思議な感覚に包まれるのです。
 誰にも気づかれることなく、ただ静かに在り続ける風景。その景色を眺めながら、今朝の日記のネタを考えるひとときこそが、あほまろにとって何よりの魅力なのですよ。

 今朝の日の出は午前4時28分。

 季節を終えた紫陽花は、もう花の華やかさはありません。しかし、それは終わりではなく、新しい始まりです。わずかひと月足らず咲き誇った花のあとは、来年また美しく咲くために、葉に陽の光を受けながら静かに栄養を蓄えているのでしょうね。
 植物は、誰に教えられることもなく、季節の巡りをちゃんと知っているのです。

 ムラサキクンシランも散り始めました。

 おや、これはヘメロカリスの仲間かな。花が咲き始めておりました。一日花として知られ、朝に咲いた花は夕方にはしぼんでしまいます。しかし、次々と蕾が開くため、しばらくの間は鮮やかなオレンジ色の花を楽しませてくれるのですよ。短い命だからこそ、その美しさはいっそう心に残るのでしょうね。

 一度は散ってしまったネムの花ですが、うれしいことに第二弾が咲き始めましたよ。
 淡い桃色の細い花糸が、雨上がりの境内にふんわりと広がり、まるで木の上に小さな刷毛を散りばめたようです。終わったと思っていた季節が、もう一度だけ顔を見せてくれたようで、少し得をした気分になりました。

 毎朝見守っているハナカイドウの実が、いつの間にか枝いっぱいに実ってまいりました。春には淡い花で境内を彩ってくれましたが、いまはその面影を小さな青い実へと託しています。
 これから夏を越え、秋には赤く色づき、小さなリンゴのような可愛らしい実になる日が楽しみですね。植物は季節を忘れることなく、来る日も来る日も静かに命をつないでいるのです。

 夏越の祓は神社ですが、仏教では「穢れ」を祓うというよりも、自らの心を見つめ直し、煩悩を省みることを重視するようです。
 そのため、六月三十日に全国一斉に行われる法要はありませんが、宗派ごとにさまざまな行事があるようですね。

 守護さんは、海外からの参拝客にお線香を差し上げておりました。

 おはようございます。久しぶりに平井さんもいらっっしゃいました。

 おはようございます。今朝は開門3分前にやって来た、野崎さんと高橋さん、

 おはよう益美さん。

 「トウネズミモチ」の実がどんどん膨らんで来ました。これからの季節は実の成長を楽しみつつ、秋から冬にかけての黒熟に備える期間となります。

 毎朝見ているイロハモミジも、いつの間にか深い緑に包まれ、境内には夏の勢いを感じさせる風景が広がってまいりました。秋には鮮やかな紅葉で人々を魅了するモミジですが、この青々とした葉こそ、一年で最も生命力に満ちあふれた姿なのかもしれませんね。暑い夏を乗り越えた先に、美しい紅葉の季節が待っているのです。

 定点観察を続けているソメイヨシノの木。あほまろはこの木の幹桜の葉が好きで、その様子を記録し続けているのでございます。

 昨年から落ちることなく、新葉にそっと覆われながら、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの四枚の葉。新葉の下ですよ。

 見慣れた風景が消えて広々とした境内の工事が続いており、瓜生岩子像や定点観察の場所には入れなく、寂しくなってしまいましたが、これもまた時の流れというものなのでしょうね。

 今朝、帰り道のおまいり町裏通りでは、大がかりな映画のロケが行われておりました。スタッフや機材が所狭しと並び、いつもの静かな路地が、一瞬にして映画の世界へと変わっていたのです。

 作品名はまだ公表されていないとのことでしたが、現場には「第46回 日本ダービー」と書かれた横断幕が掲げられておりました。
 第46回日本ダービーは昭和54年(1979年)に行われたレースで、名馬ハイセイコーを父に持つカツラノハイセイコが、最後の直線で激しい追い比べを制し、世代の頂点に立った記念すべき一戦として知られています。
 もしかすると、その時代を描いた作品なのかもしれませんね。もちろん、横断幕は昭和の街並みを再現するための小道具という可能性もありますので、どのような映画なのかは公開されるまでのお楽しみです。
 それにしても、普段は静かな浅草の裏通りが、一日だけ昭和54年へタイムスリップしたかのような光景は、見ているだけでも楽しいものでしたよ。

 伝法院通りのお店の取り壊し作業が行われております。
 長く見慣れていた町並みが少しずつ姿を変えていくのを見ると、これもまた、浅草の移り変わりのひとつなのだと感じますね。いつもの散歩道でありながら、昨日まであった風景が、今朝はもう違って見えるのでした。

 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。

-------------------------------------------------------
 夕おはようヒロちゃん。

 今朝の朝の朝食は、野菜とソーセージにトーズパン。デザートはブルーベリーとSuica。 

 妻のコレクションは、グレースさんとレアちゃん。

 昨日の東京スカイツリー。
 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、お客さんが来ていたので、非公開主義なのさ。

Memo
iPhone 17 ProMAX