令和8年(2026)6月29日(月)  旧暦5月15日 先勝
今朝の撮影 Data
SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17 Pro Max
現像 Adobe Photoshop Lightroom CC
撮影枚数 216枚
- 巻くテープ 時まで巻いて鳴り出せば 二十の春が耳に帰る日 -

「過ぎし半年に感謝し、来たる半年に祈りを込める ― 夏詣」

 今年も浅草神社恒例の「夏詣(なつもうで)」が始まります。
 一年の折り返しとなるこの時季に、これまでの半年を無事に過ごせたことへ感謝を捧げるとともに、残る半年の平穏無事と健康を祈願する、日本ならではの新しい参拝の習わしです。
 今年も厳しい暑さが予想されますが、「夏詣」にお参りして心身を清め、元気に夏を乗り切りたいものですね。半年の節目だからこそ、あらためて感謝の気持ちと新たな願いを胸に、静かに手を合わせてみてはいかがでしょうか。

「音が、半世紀を越えて帰ってきました」

 一昨日の日記で、北海道の実家を整理した際、捨てるに捨てられず、東京へ送ってもらった大量のオープンリールテープのお話を書きました。
 若い頃にエアチェックした音楽、友人から借りたレコードを録音したもの、自分で演奏したフォークソング、そして、蒸気機関車の走行音、どれも当時は「思い出を残そう」と深く考えたわけではなく、ただ「録っておこう」という軽い気持ちだったのでしょう。
 しかし、その何気ない録音が、半世紀以上を経た今では、どんな高価な宝石よりも価値のある、時間の結晶になっていたのでした。

 ところが、東京へ持ってきたものの、肝心の再生機がありません。
「やっぱり送らなければ良かったかな。」
 そんなことを思い始めていた矢先、オーディオ好きの友人に相談してみると、
「それなら使っていないデッキがあるから、あげますよ。」
 そう言って、昨日、わざわざ八王子から立派なオープンリールデッキを秘密基地まで届けてくれたのでした。
 それが、写真のTEACの名機「X-10R」であります。

 あほまろが持っているのは5号と7号のテープで、10号テープは持っておりません。少々オーバースペックな機器ではありますが、そこは「大は小を兼ねる」ということで、ありがたく頂戴いたしましたよ。
 今となっては昭和の名機とも呼ばれる、かつての憧れの機器です。電源を入れると、柔らかな照明に照らされたVUメーターが静かに目を覚まし、大きなリールがゆっくりと回り始めました。

 その姿を眺めているだけで、まるで六十年前の自分が、目の前に座っているような不思議な気持ちになったのでございます。
 二十歳頃のあほまろは、フォークとカントリーに夢中でした。拙いながらも友人とギターを弾き、歌い、その演奏を録音していたのでした。 あの頃は、未来が無限に広がっていると信じ、録音ボタンを押すたびに、「いつか聴き返す日が来る」などとは夢にも思っておりませんでしたけどね。
 しかし、その「いつか」が、半世紀以上を越えて戻って来たのでございます。

 大量のテープの中には、山中や線路際で録音した汽車の走行音や駅の発車ベルなど、当時、北海道を走っていた蒸気機関車C62重連「急行ニセコ」を追いかけた思い出も残っております。
 駅員さんの笛、ホームに響くアナウンス、踏切の警報機……。あの頃は当たり前だった音が、今では二度と録ることのできない、歴史の証人になってしまいましたよ。

 写真は色あせても修復できます。
 しかし、「音」だけは、その瞬間の空気まで閉じ込めてくれるのです。音は写真とは違う「もう一つの記憶の記録」であり、人生の時間そのものを語ってくれる、貴重な証人なのですよね。
 目を閉じれば、その時代の風景が、音とともによみがえってくるのですから。

 人の記憶は少しずつ曖昧になりますが、テープだけは、何十年もの沈黙を経ても、律儀に「あの日」を覚えていてくれるのでした。
 これから一本ずつ、ゆっくり聴いてみようと思います。

 さて、若き日のあほまろは、今のあほまろに何を語りかけてくれるのでしょうか。 少々照れくさい気もいたしますが、それもまた人生の楽しみでございます。

「巻くテープ 時まで巻いて鳴り出せば 二十の春が耳に帰る日」(阿呆人也)

 今朝、散歩に出かける前、いつものように雨雲レーダーを確認すると、雨雲は見当たらなかったので、「今日は傘はいらないだろう」と思い、そのまま出かけました。

 ところが、実際には雨雲レーダーには映りにくい低い雲からの雨だったようで、歩き始めると次第に本降りとなり、傘が欲しくなるほどの降り方になってしまいましたよ。

 途中で家まで戻って傘を取りに行こうかとも思いましたが、そこはいつもの散歩道。「どうせ濡れてしまったのだから」と覚悟を決め、そのまま雨に打たれながら歩き、今朝は少し早めに切り上げて帰ってまいりました。

 外気温は20℃と、この時季としては過ごしやすい気温でしたが、雨に濡れた体には思いのほか肌寒く感じられ、梅雨らしい朝の散歩となってしまいましたよ。

 六月も明日で終わり、明後日からはいよいよ七月です。雨の時期はまだまだ続きそうですが、梅雨が明ければ本格的な夏の到来ですね。
 さて、七月といえば、日本では旧暦七月を「文月」と呼び、現在では新暦七月の異名としても親しまれております。ところが、字が下手なあほまろは、近ごろほとんど文字を書くことがございませんよ。

 パソコンやスマートフォンの変換機能に頼るあまり、漢字を忘れてしまう現象は「漢字健忘症」とも呼ばれ、現代人に広く見られる悩みのようです。
 もちろん、あほまろも立派な「漢字健忘症」でございます。それでも、読み方さえ分かっていれば、あとはパソコンが何とか助けてくれるのですから、便利な時代になったものですね。

。

 もっとも、便利になったぶん、手で書く力はますます退化していくばかり。 これでは「文月」と言いながら、文を書くどころか、文字まで機械任せの七月になってしまいそうですよ。

 久しぶりに、日本のナイチンゲールとも称される瓜生岩子さんにお逢いしてまいりました。雨に濡れた境内の緑に包まれ、今日も静かに座しておられるお姿は、どこか優しく、そして頼もしく見えましたよ。
「漢字健忘症」のあほまろを、どうかお助けください。そんなことを心の中でお願いしてみましたが、岩子さんからは、
「まずは自分の手で書いてごらんなさい。」
 と、諭されているような気がいたしましたよ。

 便利な時代になりましたが、あまり機械に頼りすぎると、いざという時に自分の頭も手も動かなくなってしまいそうですよ。

 途中から雨が激しくなってきたので、開門を待たずに戻ってまいりましたよ。

 伝法院通りのお店の取り壊し作業が、今日も続いております。

 長年見慣れていた町並みが少しずつ姿を変えていく様子を眺めていると、これもまた浅草の移り変わりのひとつなのだと感じますね。

 いつもの散歩道でありながら、昨日まで当たり前のようにあった風景が、今朝はもう違って見えるのです。

 町は残り、道も残りますが、そこにあった気配や賑わいは、静かに記憶の中へ移っていくのでしょう。

 浅草は変わらないようでいて、実は毎朝少しずつ変わっているのですよ。

 あほまろは秘密基地にて、思い出の音を聞きながら過ごしますよ。

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 夕べの睡眠は92%でした。

 おはようヒロちゃん。

 今朝の朝の朝食は、野菜とソーセージとゆで卵にバターパン。デザートはサクランボとスイカ。

 妻のコレクションは、グレースさんとアスリーさん。

 昨日のお昼の昼食は、八王子の友人と、お蕎麦屋さん。

 昨日の東京スカイツリー。

 あほまろお帰りなさい。

 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、北海道ラーメン。デザートはノンアル。

 妻のコレクションは、のぞみちゃんとこまちちゃん。

Memo
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