令和6年(2024)12月23日(月)旧暦11月23日 先負
今朝の撮影 Data SONY α7CR SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 16ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数476枚
- 新奥山の戸田茂睡墓 -
浅草寺には正式な墓所は存在しませんが、境内にある新奥山には、江戸時代前期の歌人・戸田茂睡(とだ もすい)が建立した逆修塔(生前供養のための墓)が残されています。この逆修塔は茂睡の母が眠る牛込萬昌院に元々あったものですが、明治44(1911)年に土中から発見されました。その後、茂睡が浅草と縁深い人物であったことから、浅草寺境内に移設され、現在もその姿をとどめているのです。 戸田茂睡は、江戸時代前期に活躍した歌学者であり、その革新性で知られています。彼は、公家社会で秘事口伝を重んじ、師の教えを盲信する歌学の在り方に異を唱えました。その姿勢は、後の国学の先駆けとされています。茂睡の代表的な著作『紫の一本』(むらさきのひともと)は、江戸初期の地誌としても、文学作品としても高い評価を受けているのです。 『紫の一本』には、草深い武蔵野に一人で暮らす隠遁者が登場します。友人は一匹の狐でありながら、「狐と共はおかしい」との理由で、浅草の隠者・遺佚入道(いしつにゅうどう)や四谷の下級武士・陶々斎(とうとうさい)に扮して、気の向くまま江戸や武蔵野を巡るという物語です。道中では漫才的な問答が繰り広げられたり、騒動に巻き込まれたりと、読者を引き込む軽妙な語り口が特徴ですよ。 あほまろも若い頃、この『紫の一本』に登場する逸話の舞台を辿ったことがあります。そのとき、江戸の風景に茂睡が込めた意図や感性に触れ、文学の中に息づく江戸の姿を鮮明に感じました。茂睡の視点から見た江戸の暮らしや風景は、現代に生きるあほまろにとっても大きな発見と学びの宝庫でした。 浅草寺に残る茂睡の逆修塔は、彼の人生と浅草とのつながりを静かに物語っています。茂睡の革新的な歌学や文学作品が、後の世代に与えた影響を考えると、この塔は単なる歴史の遺物ではなく、江戸文化を今日に伝える貴重な証人であると言えるでしょうね。 あほまろは、冬の浅草寺境内を歩くたびに、戸田茂睡の逆修塔の周りを彩る真っ白なサザンカの花に心を奪われます。その純白の花びらは、あたかも彼の偉大な功績を静かに讃えているかのように見えるのです。冬の寒風の中でも凛と咲くその花々は、茂睡が生涯を通じて歌学の革新に挑み、伝統と革新の狭間で新しい道を切り拓こうとした姿を象徴しているようにも感じられるのです。 茂睡の逆修塔は、江戸文化の深さと広がりを現代に伝える貴重な存在ですが、その周囲に咲くサザンカの花々が加わることで、一層の風格と情感が漂います。サザンカは厳しい冬に咲き誇る花として知られ、寒さの中でその美しさを際立たせる様子は、茂睡が逆境の中でも己の信念を貫き通した生き様を思い起こさせます。 あほまろは、真っ白なサザンカが茂睡の歌学や文学の革新性を象徴し、彼の静かな情熱を花に託して伝えているように思えるのです。この時期に訪れる新奥山は、まるで茂睡の魂がサザンカの花となり、訪れる人々に語りかけているかのような不思議な空気に包まれています。江戸の文化遺産としての逆修塔と、その周囲を彩るサザンカの美しさを眺めるたび、茂睡の業績と浅草の豊かな歴史を改めて感じ、心の中で深い敬意を抱かずにはいられません。 みなさんも、浅草寺を訪れた際には、新奥山にもぜひ足を運び、その歴史と美しさに触れてみてはいかがでしょうか。あほまろは、新奥山の静けさと白いサザンカの優雅な佇まいが、訪れる人々の心に深い印象を残すことを確信しています。 真っ白なサザンカの花が風に揺れるその光景は、まさに江戸と現代を繋ぐタイムトンネルのようですからね。 今朝の日の出は午前6時47分。 おはよう陽子さん。 おはようございます。今朝は開門3分前にやって来た野崎さん。 おはよう益美さん。 新奥山には、日本のナイチンゲール、瓜生岩子像もありますよ。 紅葉も色あせてきた、冬の境内をご覧下さい。 サザンカの花。 戸田茂睡(とだ もすい)逆修塔を彩る真っ白なサザンカの花。 今朝の外気温は3℃と低めでしたが、北風が吹いていなかったため、昨日の朝ほどの寒さは感じられませんでした。今日は冬晴れの爽やかな一日になりそうです。 あほまろは今日も秘密基地で、何かやってますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は88%でした。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、野菜と肉まん。妻のコレクションは、エミリーちゃんとソフィアちゃん。 昨日の東京スカイツリー。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、シューマイに野菜の煮物。デザートは火気でナッツもでたので、先日頂いた会津の銘酒を飾ってみました。妻のコレクションは、ルナちゃんと千草ちゃん。 ヒロちゃんは会津の銘酒に付いていた目玉のようなのが気になってました。 Memo iPhone 16 ProMAX