『今朝の浅草』
早い物で平成も二十年となってから1週間も経ってしまいました。今日は「七草の節句」です。七草を祝って、浅草の待乳山聖天では、恒例の「大根まつり」が開催されるんです。聖天様に元旦からお供えされた大根を、フロふきに調理して、御神酒と共にご参詣客に振る舞う行事、そのお下がりを頂くことによって、聖天様のお徳をそっくり頂戴し、身体と、心の健康を得ることが出来るといわれるありがたい行事なのですよ。このフロふき大根を頂くためには、まず本堂を参拝して整理券を頂き、午前11時より限定2000食のフロふき大根が配られるのです。
今年も聖天様の大根を頂き身体を丈夫、良縁を成就、夫婦仲良く末永く一家の和合、そんな素晴らしい御加護と功徳を頂きましょう。
浅草の商店街では、今日から三日間、「太神楽曲芸協会」(鏡味仙三郎会長)が伝統の「門付(かどづ)け」が行われます。この行事は、若手太神楽の発案で昨年から行われるようになった行事で、昨年は雨に見舞われ予定の商店を総て回ることが出来なかったことと、評判を聞いて御利益を頂きたい商店も増えたことから、期日を一日伸ばして行われることになったのです。太神楽の門付けは「御幣を持って悪払い」の掛け声をかけながら獅子舞を先頭に、恵比寿・大黒に扮した方々が様々な芸を披露しながら練り歩く、とっても浅草チックなお正月を演出してくれるのですよ。
また一方では、浅草寺本堂内に設置されていた臨時のお賽銭箱も今朝から取り払われ、本堂内は普段の様相に戻ってしまいました。境内いっぱいに並んでいた屋台もどんどん歯抜け状態。また、街のあちこちでは街頭に飾られた注連飾りや松飾りの取り外しも行われているのを見ると、お正月の雰囲気も徐々に姿を消しつつあるのですよね。
今朝のモモちゃんも相変わらず歩くのを嫌がっています。でも、途中からナナちゃんに出会うとライバル意識なのか、急に元気に歩きだすのです。とはいえ、16才の老体になってしまったモモちゃんなので、すぐに疲れて止まってしまうのです。こんな調子じゃこれからの散歩が思いやられますね。さて、今年はいったいあほまろとモモちゃんの散歩、いつまで続けることが出来るのやら。
『今朝の雷門』
空はどんよりと曇っているのですが、いつもよりも暖かく感じる朝になりました。今年のお正月は、暦の関係でいつもより長めの休日が続いていたのですが、ほとんどの方は今日からお仕事ですね。雷門前も通勤をするみなさんの姿が戻ってきましたよ。いつものお馴染みの顔ぶれと新年のご挨拶を繰り返しながら思うのは、なんとなくみなさんも休み疲れの様子ですね。
あほまろが会社勤めをしていた頃、仕事始めの日は会社で乾杯をし、それから全員で浅草神社に詣でていたのです。でも、この世知辛い世の中になってしまったおかげで、最近はそんな風流な行事も無くなってしまったようですね。みなさんの会社は如何ですか。


『今朝の本堂』
『本堂から宝蔵門』
本堂内の特設賽銭箱は片づけられてしまったのですが、正面の大香炉はまだ横にずらされたままになっていましたよ。今日も、これから大勢の参拝客がやって来るのでしょうね。
『本堂から宝蔵門の大提灯』
今朝は、浅草寺本堂で七草詣りが行われ、ちょうどあほまろと入れ違いに浅草の名士の方々が本堂から出てきました。
『今朝の二天門』
浅草神社の正面に設置されていた屋台も無くなりましたね。お正月中に感じたのですが、浅草寺と対照的に人が訪れない浅草神社の初詣客なのに、今年はそれに追い打ちをかけるかのように屋台が神社の正面を隠してしいました。こんな状態を許しても良いのでしょうかね・・・。
『今朝の境内』
毎日、同じ位置から撮っているので、屋台が無くなっていくのもお解りですね。
すっきりしてしまった本堂内部です。
最後まで葉を残していた銀杏の木、葉の変わりにおみくじの花が咲きましたね。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です
『今朝の一写』
歯抜けになってしまった屋台の跡に、新しい屋台が引っ越してきました。ここで商売をする方々、出展場所によって売り上げも大きく変わってしまうので、より良い場所探しは必死のようですね。
『浅草な人』
家族連れがお詣りにやってきましたね。こんな早朝ですが、「浅草な人」は、遠くからやって来るのです。今朝のみなさん、夜間バスツアーで仙台からやって来た方々でしたよ。
『今朝のワンちゃん』
歩くのを嫌がっていたモモちゃんですが、元気なナナちゃんを見て発憤したのか、突然元気に歩き出しましたよ。
モモちゃんと違って、いつも元気なリリーちゃん。
リードが無くても絶対におとうさんの元を離れないのです。お利口さんですね。
フミコちゃんです。モモちゃんが怖いのか、近づいてはくれないのですよ。
ココアちゃんのおとうさんとお話をしているところに龍ちゃんがやってきました。
最近の龍ちゃんはすっかり歩けるようになったのと同時に、ワンちゃんを怖がらなくなってきましたよ。
モモちゃんの尻尾を引っ張ったり悪戯をしても、モモちゃんは黙ってされるがままで居ました。まだ赤ちゃんなのでしょうがないと思って我慢しているのでしょうね。
こちらもナナちゃんです。
今年始めてお逢いするロッタちゃん。
みなさんワンちゃんと一緒にお正月のご挨拶ですね。
チコちゃん何処を見ているのかな。
モナカちゃんが来るのを見ていたのですね。
モナカちゃんはチコちゃんと一緒に遊びたいのかな。そういえば、最近はモナカちゃんのお友達のランディ君がいらっしゃいませんね。
寂しくなってしまった観音裏広場でメグちゃんにお逢いしました。
そういえば、今日から東京のタクシーが総て禁煙車になってしまったのです。喫煙者にはますます辛い世の中になってきますね。
『出初め式』
昨日の東京消防庁の出初め式は有明会場で開催されました。それを終えた江戸消防記念会の浅草の方々が、雷門前に戻ってきました。
晴天の空に映える見事な縁起、訪れた方々から大きな拍手が贈られていました。
こんな演技を見ているだけでも怖いですよね。
はしごの上からの眺めはいったいどんな眺めなのでしょうね。
雷門の演技を終えた一行は、仲見世を通って本堂前にやってきました。
こちらでも演技を披露。
おみごとです。
そして最後は浅草神社本殿前。
広いレンズで撮っていたので、自分の影が気になってしまいましたよ。
そして今年の安全を祈願しての木遣りと手締めで終わりました。
『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、
また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより
廃業する銭湯の数は少なくありません。
今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。
あほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
展示内容
・江戸時代の「湯屋」の模型展示
・現代の銭湯の模型展示
・台東区内「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
※休館日を除く
今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。 |