『今朝の浅草』
暑いを通り越して熱い朝です。昨日まで鳴いていたセミはジージーとうるさいアブラゼミでしたが、今朝はミンミンゼミの鳴き声が目立っていました。どちらかというと、アブラゼミの鳴き声の方が暑さを増幅するのですが、本当に暑くなると少しでも暑い雰囲気を是正してくれるかのように、セミたちが考えて鳴いてくれているかのようでしたよ。それにしても、この暑さ、パソコンに向かっていても何を書いたら良いのかはもちろん、冷静さも失いそうですね。
死の恐怖に襲われたとしたらいったい自分はどんな行動をとるのでしょう。昨日、那覇空港で発生した中華航空機の炎上事故、乗客の証言を聞いていると爆発までの僅か3分足らずの機内では、怒声と泣き声で機内は騒然、乗客はドア目指して我先にと押し合い状態だったようです。一歩間違えれば多くの死者が出ていたことでしょう。
あほまろも過去に一度
アメリカで飛行機の緊急事態に遭遇したことがありました。それも今回と同じエアカリフォルニアの737でした。休日を利用してアメリカンの社員たちとラスベガス旅行を楽しんだ帰り、サンフランシスコ空港上空で前輪が出ないトラブルが発生したのです。パイロットがコックピットと客室内を言ったり来たり、床のドアを開けて中をのぞき込んでいる姿に異変を感じたのです。
客室はちょっとざわついたのですが、スチュワーデスの冷静なアナウンスは、“前輪は出ているのですがそれを示すランプが点いていないので、一度ランウェイを低空飛行し、地上からチェックをしてもらいます”とのことでした。その時点で乗客の誰もが事の重要性を認識しなく、電球が切れただけだろうとの冗談まで聞こえていたのでした。
何度もタッチダウンのような飛行が繰り返されました。窓側に座っていたあほまろには、地上に並んで双眼鏡を持った方々の姿もハッキリ見えているのです。やがて飛行機はタッチダウンを止めて海上に出ていったのです。そこで機長のアナウンスは、“車輪は出ているのは確認されましたが、ロックされているかどうかの確認がとれません。そのため、安全を考え、海上で燃料を投下してから着陸を試みる予定です。最悪の場合は胴体着陸になるかも知れませんので、客室乗務員の指示を守って安全な姿勢をとってください”、そのアナウンスが終わるか終わらないうちに、最前列の席の乗客が、まだ閉まっていないカバンを持ち上げたために書類などをばらまきながら後方座席に逃げてきたのです。でも、慌てたのはその人だけ。他の乗客はみな冷静に客室乗務員の指示に従って安全姿勢をとり続けていたのでした。
いよいよ着陸、機内に緊張が走りました。下を見るとたくさんの消防車が待機しているのが見えています。滑走路全体に泡のような液体が蒔かれる中、気体は滑るように着陸、窓は泡で曇って全く見えません。やがて、機体は静かに停止。今でも思い出すのは、停止した瞬間では無く、かなり長い沈黙の後に乗客全員からの拍手が沸き起こったことです。あの間(ま)、きっと数秒、いやコンマ何秒の世界だったのかも知れません。でも、かなり長い間(ま)だったように脳裏に残っているのです。
原因は前輪のロックがされていることを確認するランプが切れていただけ。タラップで乗客一人一人に握手で協力を感謝する機長と乗務員、生きていて良かったことをお互いに喜びあっているかのようでした。
でも、あのときのあほまろ、もちろん日本に残された家族と、当時はモモちゃんは居ませんでしたが、ハンクというヨークシャテリアにも宛てた遺書めいたことと、刻々と変化する機内の様子とアナウンスの内容までもしっかり当時のノートに記録していたのです。
その後も落雷で電気が消えてしまうとか、小さな飛行機事故を何度か経験しましたが、人間って、どんな状況下に置かれて結構冷静に行動することが出来る生き物なのです。今回の事故もきっと報道されている「怒声と泣き声で機内は騒然」、きっと脱出後に事の重大さを知って冷静さを失った乗客の証言にも思えるのです。映像を見る限り、乗員はしっかり最後まで乗客のフォローにあたっていたようですからね。
『今朝の雷門』
“喜劇人の碑の法要は何時から行われるのでしょうか”、カメラを持った連中が声をかけてきました。法要の様子を撮りにいらしゃったのは結構ですが、開始は午後4時からですよ。“えっ!浅草寺の行事はいつも午前中に行われるんじゃなかったっけ”。この連中、これから10時間、どこで時間を潰すつもりなのでしょうね。情報はお出かけの前に確かめなくっちゃね。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の浅草寺』

『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
『今朝の二天門』
『今朝の境内』

今日は日本喜劇人協会の方々によって『物故者「喜劇人の碑」銘刻の式典及び関敬六・谷幹一銘刻者を偲ぶ集い』が行われます。この碑は、浅草で活躍した喜劇人に限らず日本を代表する喜劇人の功績を讃えるために建立された碑で、日本喜劇人協会主催で執り行われるのです。
現在の会長は、浅草21世紀の座長橋達也氏、今日は座員のみなさんも忙しいのでしょうね。式典は午後4時から奥山の「喜劇人の碑」の前。偲ぶ会は午後6時から浅草ビューホテルにて開催されます。
『今朝の一写』
あら!いつものワンちゃんたちが集まった井戸端会議を振り返って見ていたお嬢さん。瞬間の表情でも何を考えているのかが解るようです。きっと、“ま〜可愛い。私もワンちゃんが欲しいな・・・”、なんてね。
『浅草な人』
派手な格好はやはり目立ちますよね「浅草な人」。

“俺はいったい何しに来たんだっけ・・・”、仲見世から何度も聞かれるのですが、あほまろに解る訳無いでしょ「浅草な人」。ここが何処かをご存じですか?“浅草だよ”、それだけはちゃんと知っているんですけどね。
外国人だって立派な「浅草な人」になりきっていますよ。
バスを降りた「浅草な人」。お出かけですね。

『今朝の浅草神社』
まだ閉まっている浅草神社です。今朝は早かったので参拝客を見かけませんでした。

浅草の神田です。

どんどん伸びてますよ。
ほとんどに花が咲きました。次はどんどん実が入っていくのでしょうね。
『今朝のワンちゃん』
ラブラドール・リトリバーの原産地は、カナダだそうですが、イギリス原産の犬種もあるようです。白い毛のビビアンちゃんはイギリス産なのでゴールデンリトリバーというそうです。

こちらはおでぶちゃんのポメラニアン。自分の体重を支えきれなくて時々足を痛めるそうです。我が家のポーちゃんと一緒ですね。

同じ犬種は仲が良いようですね。テリア系なのでしょうかね。

こちらはスポーティなワンちゃんですね。ポインターとかいう狩猟犬なのかな。

このワンちゃんの犬種を聞いたことがあるのですが、頭の悪いあほまろはすぐ忘れてしまうんです。犬の種類は多いので全部は覚えられませんよね。

特に覚えられないのがお名前です。モモちゃんみたいなワンちゃんとか勝手に覚えてはいるのですけど・・・。

これはかつてCMで有名になったチワワですよね。一時境内は、この犬種だらけになってしまったことも有ったのですよ。
大きいワンちゃんに飛びつかれると怖いものがありますよね。あほまろはモモちゃん以上に大きい犬を飼ったことがありません。一緒に寝られる大きさが良いと思っていたのですが、ビビアンちゃんはベッドで一緒に寝ているってことを聞いて驚きでした。

ナナちゃんも遅れて登場と思いきや、Uターンして帰ってしまいました。
『今朝の自転車』
暑いので今日も自転車は少なめでしたよ。
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