|  昨日に続き、再度山形新幹線に乗るのです。
  昨日と違ってちゃんと目的の有る旅ですよ。今日は日曜日なので、近所の寿司屋の板前のハマちゃんを誘って、おいしいお蕎麦を食べに新庄に行くことなのです。
 
  ちょっと早く上野駅に着いたので、立ち食い蕎麦で朝食をと思ったのですが、時間が早すぎてホームの蕎麦屋は開いて無いので残念しましたよ。
 
  
  まぁ、これからもっとおいしいお蕎麦を食べるので空腹でも我慢しましょうね。
 
  おかげで、予定していた新幹線より一時間前のに乗れたので、綺麗な朝焼けが望めましたよ。
 
  
  
  昨日降りようと思った「かみのやま温泉」ですが、今日は目的が有るので降りません。
 
  
  山形を過ぎると、昨日よりも雪が多くなってきました。
 
  去年は大石田の「清そば」でしたが、今回は新庄の「さぶん」を目指しているのです。
 
  
  新庄駅に到着。
 
  
  
  在来線と新幹線が並ぶ姿、ここでしか見られませんね。
 
  新庄駅にもお祭りの山車が飾られておりました。 
  新庄駅に降りるのは、ちょうど一年ぶりです。
 
  前回は当てもなく蕎麦屋を探して歩き回り、結局駅舎内の蕎麦屋で
          食べることになってしまったので、今回はちゃんと事前チェックをしたつもりでしたが、
 
  思ったより遠かったので途中で数名に訪ねてしまうほど不安を覚えながら雪道を歩いたのでしたが、目的の大きな看板を見付けて一安心。
 
  こちらが目的地、拘りの石臼挽きで作る手打ちそばで有名な「さぶん」さんに到着したのが開店の30分前でした。
 
  最初から雪の中でも待つことを覚悟していたのでしたが、 
  外は寒いから中でお待ちくださいと、暖かいお部屋に入れて頂きましたよ。親切なお店で助かりました。
 
  天麩羅にも拘っているようで、お腹がぐ〜っとよだれも出そう。
 
  各界の有名人も訪れているお店のようだけど、あほまろが大嫌いな野球界の人だけは余計だね。
 
  
  お湯を沸かしている間に、軽く喉を湿らせるのが蕎麦通の仕草なのであります。アテのネギと絡めてたべる蕎麦味噌も美味しかったよ。
 
  手打ちの蕎麦は20分ほど打つと蕎麦本来の豊かな香りが出るとのことで、喉の鳴らしながら出来るのを待ちましょう。それまでお部屋の中の散策。
 
  民家の居間を店舗に代用するのは、昨年の清蕎麦の雰囲気と一緒。これが山形板そばの頂方なのでしょうね。
 
  何故かトイレの入り口に大きな金庫が不用心に置かれてましたが、ちゃんと使われているようですね。
 
  トイレを出ると、大好きな板蕎麦が出来上がってましたが、地元の野菜天麩羅は良いとして、あほまろに茄子だけは邪道だよね。
 
  なるのど板そばは細打ちでもコシが強く、喉越しも良い感じですね。東京で食べる板蕎麦とは二味巳味いや、全く違うのは水と空間の隠し味なのでしょうね。わざわざ来たかいがありました。もうしょっと食べたかったけど、次もあるのでほどほどに引き上げてまいりました。
 
  今年は例年より雪が少ないようでしたが、雪国の道路はここまでしなくちゃいけないようですね。
 
  新庄駅からもがみ公園に向かう途中、この道はいつか来た道なぜか「こぶとり爺さま通り」。こぶとり爺さまは、岩手県の昔話なのですけど・・・、ま、良いか。
 
  ハイカラなお店もありますだ。
 
  旅館「とまれ屋」。ごめんなさい、今日は日帰りなのです。
 
  
  雪の新庄駅に乗り入れている路線は、奥羽本線と当駅を起点とする陸羽西線、当駅を終点とする陸羽東線と、奥羽本線上を走るミニ新幹線の山形新幹線の終着駅ですが、軌道が異なるために奥羽本線秋田駅方面、および他路線との直通運転は不可能となっているのです。
 
  
  奥羽本線秋田行。
 
  
  
  
  
  
  仙台からの陸羽東線は、奥の細道・湯けむりライン。 
  
  
  
  
  我々が乗る陸羽西線
          は、奥の細道・最上川ライン。
 
  
  
  
  
  これから陸羽西線にて、余目、そこから羽越本線で酒田まで移動するのです。
 
  ロングシートありますが、 
  ローカル線のボックスシートが旅情を豊かにしてくれるのであります。
 
  今回のお供は、近所の寿司屋の板前ハマちゃん。良く呑む人です。
 
  あほまろは旅を終えてから禁酒をする予定になっております。
 
  
  
  
  列車は雪の最上川沿いを走ります。
 
  
  片運転キハ111形は、同番号の車両とユニットを組んで二両編成で運行されております。
 
  晴れているともっと眺めが良いんだけど、曇った雪景色も由としましょう。
 
  
  余目に近づくにつれ風力発電の風車が並びます。この辺りは風が強いのでしょうね。
 
  
  
  
  
  
  
  余目駅到着。
 
  
  
  
  
  ここから羽越本線にて酒田に向かいます。
 
  上りあつみ温泉行のキハ47は入ってきました。
 
  国鉄時代のキハ40系は大好きな気動車ですが、これには乗りません。
 
  
  
  
  
  酒田行の下り列車はキハ110ですね。
 
  
  
  
  今回の目的の「きらきらうえつ」は、ここ余目駅にも停車しますが、どうせ乗るなら始発の酒田から終点新潟まで乗るのが、乗り鉄の礼儀でもあるのです。
 
  羽越本線は全線電化されておりますが、村上で直流から交流に変わるので、新潟から酒田間の普通列車に気動車が使われているのです。 
  
  
  陸羽西線で一緒だった最上川とお別れです。
 
  酒田駅到着。
 
  赤い「いなほ号」が停まっています。 
  
  
  酒田にはかなり昔に最上川の花火大会撮影で一度だけ訪れたことがありましたが、記憶の外。
 
  それからは通過だけは何度もしてますけどね。
 
  久しぶりと言うか、始めてのような街なので時間まで歩いてみることにしましたが、生憎の雨で傘を買ってしまいましたよ。
 
  
  酒田と言えば古い倉庫群が有名ですね。 
  外観は立派な倉庫ですが、
 
  中は巨大なお土産屋さんになっておりました。
 
  ここも山形県なので米沢牛だらけ。
 
  駅に戻ると、始めて見る「むきそば」。おもしろそうなので買ってみたけど、缶詰なのでいつか食べてみましょうね。
 
  快速きらきらうえつ新潟行の案内が出たので、ホームに行きましょう。
 
  ホームにはかつての蒸気機関車の痕跡。
 
  
  
  酒田と言えば北前船の寄港地としても有名だよね。
 
  特急いなほが出た後にきらきらうえつが入って来るのです。
 
  あっちに「きらきらうえつ」。
 
  
  
  
  いなほと入れ替えに「きらきらうえつ」が入ってきました。
 
  
  
  
  
  ジョイフルトレイン「きらきらうえつ」は、新潟車両センター所属の485系電車700番台の改造車です。
 
  
  
  
  平成13(2001)年より、山形県酒田駅から新潟県新潟駅まで運行されておりますが、今年の秋で運行を終了するので、その前に乗ってみたかったのですよ。
 
  2号車は「きらきらラウンジ」車両で、ミニビュッフェ「茶屋」とボックス席(18席)、沿線の風景や名所をプロジェクションマッピングやパンフレットで紹介する「きらきら情報コーナー」が設けられているのです。
 
  我々は指定席には戻らず、この席を占領し、ハマちゃんと語り尽くすと言うより呑み尽くしたかな。
 
  飲み物が無くなったら、ミニビュッフェも有りますからね。
 
  JR東日本は2019年10月-12月に実施される「新潟県・庄内ディスティネーションキャンペーン」に合わせ、ハイブリッド気動車のHB-E300系車両を新造することが決まっています。
 
  そのため、10月より「海里(KAIRI)」という愛称で新潟 - 酒田間で運行する新しい列車が運行されるのです。
 
  
  
  
  せっかくなのに、外は雨でしたが、とりあえず乗れたことに満足しましたよ。
 
  
  
  村上駅通過は真っ暗になっておりました。
 
  新潟定時到着。
 
  
  
  
  便利になった新幹線乗り換えホームを使って、
 
  あまり好きく無い新幹線で東京にお戻りでありました。
 
  今日のマンホール。
 
  
  
  
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