令和8年(2026)9月19日(土)  旧暦8月9日 仏滅
今朝の撮影 Data
SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17 Pro Max
現像 Adobe Photoshop Lightroom CC
撮影枚数 672枚
- お財布を 忘れて引けぬ みくじでも 鳩が戻れば 今日は大吉 -

 あほまろの早朝散歩には、いくつもの楽しみがあります。
 まだ夜の名残を残す雷門をくぐり、仲見世を歩き、観音さまにお参りをして、季節の花を眺める。そして、いつもの場所でいつもの顔に逢うことです。
 人間の朝友はもちろんですが、羽の生えた朝友たちもおりますよ。
 浅草寺の境内には、常時20羽ほどのハトたちが暮らしているようで、その中でもあほまろと特に親しいのが、ビクトリー君とレインボーちゃんのペア、ハート君とピースちゃんのペア。そして、足を怪我していた迷い伝書鳩のゴマちゃんです。

 もっとも、こちらが勝手に名前を付けて「友だち」と思っているだけで、向こうがあほまろを何と呼んでいるのかは分かりません。
 もしかしたら、「毎朝やって来るカメラのおじさん」くらいに思われているのかもしれませんね。
 最近は、ゴマちゃんの姿が見えなくなりました。足を怪我していた迷い伝書鳩でしたが、傷もずいぶん良くなっていたので、もしかすると本来の飼い主のところへ帰って行ったのかもしれません。
 そうであれば嬉しいことです。けれど、毎朝顔を見ていた姿が突然見えなくなると、やはり気になるものですね。

 そして昨日は、気になることがありました。ビクトリー君が、いつもの時間になっても姿を見せなかったのです。
 もう何年も毎朝のように逢っている相手ですから、一日姿を見せないだけでも心配になります。
「今日は寝坊かな」
 最初はそんなふうに思っていたのですが、いつもの場所にはペアのレインボーちゃんだけ。
 心配になって、境内を歩きながら探してみても、いない。開門時間になっても、とうとう現れませんでした。

 体調でも崩したのだろうか。どこかで怪我でもしているのではないだろうか。野良猫やカラスにやられてしまったのでは無いか。それとも、ちょっと遠くまで遊びに行って帰れなくなったのだろうか。
 相手は野生のハトなのですから、こちらが行動を把握できるはずもありません。それでも毎日同じ場所で顔を合わせていると、たった一羽いないだけで、いつもの境内が少し違って見えてしまうものなのですよ。

 ところが――。今朝、いつもの場所に飛んで来ましたよ。
 ビクトリー君です。
 しかもレインボーちゃんと一緒に、何事もなかったような顔をしているではありませんか。
「おはよう、ビクトリー君。昨日はどうしたんだよ。心配したんだからね」
 あほまろがそう声をかけても、本人は涼しい顔です。

 するとレインボーちゃんが、
「ビクトリー君はね、昨日はあほまろを置いて、ちょっと遠出していたのよ」
 とでも言いたげな顔をしておりましたよ。
「そうだったのか。だったら出かける前に、ひと言くらい言ってくれれば良かったのに」
 もっとも、ハトにそんなことをお願いしても無理な相談ですけどね。

 その代わりなのか、今朝のビクトリー君は、昨日逢えなかった分を取り戻すように、あほまろの周りを盛んに飛び回ってくれました。
 そして何度も羽を大きく広げ、あほまろの手のひらへ舞い降りてくれたのです。
 羽ばたく風が手元に届き、赤い足がそっと指に触れる。ほんの一瞬のことですが、こういう瞬間は何度経験しても嬉しいものですね。

 野生のハトが人間の手のひらへ降りて来るのですから、少なくとも「この人間は危険ではない」と覚えてくれているのでしょう。
 それだけでも、長年毎朝顔を合わせてきた甲斐があったというものです。
 もっとも、ビクトリー君の本心は、
「信頼しているから来たんじゃないよ。何かくれると思っただけ」
 なのかもしれませんけどね。

 それでも構いませんよ。信頼でも食い気でも、来てくれれば嬉しいのです。
 そして今朝も、おみくじ売り場まで一緒にやって来ました。
 ビクトリー君は赤い棚の上にちょこんと立って、
「昨日は心配かけたから、今日はおみくじでも引いてみたら?」
 と勧めているようでした。

 ところが困ったことに、今朝のあほまろは財布を持って来るのを忘れてしまったのです。
「ごめんね、ビクトリー君。今日は100円も持ってないんだよ」
 すると、
「まったく、あほまろ。100円くらい持って歩かなきゃ、今日の運勢も分からないじゃないか」
 とでも言いたげな顔をしてましたよ。

 でもね、ビクトリー君。
 今日はおみくじを引かなくても、結果はもう分かっているのですよ。
 昨日、姿が見えずに心配していた君が、今朝は元気に戻って来た。
 レインボーちゃんも一緒だった。
 そして、いつものように羽を広げて、あほまろの手のひらへ飛んで来てくれた。
 それだけで十分です。今朝のあほまろの運勢は「大吉」ですよ。

 考えてみれば、毎朝同じ場所を歩き、同じ顔に逢えるということは、当たり前のようでいて、決して当たり前ではないのでしょうね。
 人も、犬も、猫も、ハトも、カラスも、花も木も。
 昨日そこにあったものが、今日もそこにある。
 昨日逢えた相手に、今日もまた逢える。
 長く朝の浅草を歩いていると、そんな何でもないことこそが、実はいちばんありがたいことなのだと感じるようになりましたよ。

 大きな事件もなく、珍しい出来事もない朝でした。
 だから「今朝は日記の話題が無いな」と思っていたのですが、ビクトリー君が一日ぶりに帰って来て、あほまろの手のひらに乗ってくれました。
 それだけで、ちゃんと一日分の物語が出来てしまったではありませんか。
 やっぱり浅草の朝は深い。何もないようで、何かがある。
そして、その「何か」を見つけるために、あほまろは明日の朝もカメラを持って歩くのであります。
財布には、今度こそ100円玉を忘れずに入れてね。

「お財布を 忘れて引けぬ みくじでも 鳩が戻れば 今日は大吉」(阿呆人也)

 今朝の外気温は21℃。半袖で散歩に出かけましたが、冷たい風が吹いていたせいか、昨日よりも肌寒く感じる朝となりましたよ。
 今日はすっきりしない空模様が続くようですが、昼間は気温が上がり、湿度も高いため、少しムシッとした暑さになりそうです。雨の影響で湿気も多くなるので、室内では除湿を心がけたほうが快適に過ごせそうですね。秋雨前線や湿った東風の影響で、一日を通して雲に覆われ、雨の降りやすい天気となるようです。幸い、あほまろの散歩の時間には雨に降られることはありませんでしたが、これからは弱い雨が降ったり止んだりを繰り返すようです。
 秋らしい涼しさが少しずつ感じられるようになったとはいえ、まだ蒸し暑さも残っています。季節は秋へ進みたいのに、夏がなかなか席を譲ってくれない、そんな朝なのでした。

 今朝の日の出は午前5時26分。観音裏広場では、平成中村座の小屋がけ工事が進んでおります。

。

 境内の彼岸花。

 ハナカイドウの実。

 中村さん、おはようございます。

 おはようございます。今朝は開門2分半前にやって来た、金山さん、野崎さん、高橋さん、山本さん、平塚さん。
 山本さんから外遊のおみやげをいただきました。ありがとうございます。

 梶原さんも加わって、おはようございます。

 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。

 日本のナイチンゲールと称される瓜生岩子像。

 そろそろ色づき始めるイロハモミジです。

 定点観察を続けているソメイヨシノの木。あほまろは、風格ある幹や力強く伸びる枝ぶりはもちろんのこと、とりわけ葉の移ろいに心を惹かれております。

 昨年から落ちることなく枝に残り続けている三枚の葉がありましたが、雨で一枚の葉が散ってしましました。これからもあほまろは毎朝逢いに来ますので、いつまでも頑張ってくださいね、

 金木犀(キンモクセイ)の花が咲きました。

 令和の大改修を終え、広々とした境内西広場。以前とはまったく違う景色になりましたが、開放感あふれる新しい浅草寺の表情が広がっております。

 お店の取り壊し作業が終わった伝法院通りでは、これから石垣や塀の補修工事が始まるのです。

 あほまろは今日も秘密基地にて、「浅草は、朝が深い」の原稿書きに勤しみますよ。

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 夕べの睡眠は72%でした。

 おはようヒロちゃん。

 今朝の朝の朝食は、夕べの残りの中華メシ。デザートはシャイマスカット。

 妻のコレクションは、さくらさんと早苗さん。

 昨日の東京スカイツリー。

 しゅと犬くん。

 あほまろお帰りなさい。

 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、マーボー豆腐と餃子にチャーハン。デザートは巨峰。

 妻のコレクションは、アナスイさんと江里子さん。

Memo
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