令和8年(2026)9月13日(日)  旧暦8月3日 仏滅
今朝の撮影 Data
SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17 Pro Max
現像 Adobe Photoshop Lightroom CC
撮影枚数 633枚
- 雨の朝に現れた「浅草七福神」 -

 東京は、雨の日が続いております。今朝も小雨の中での散歩となりましたよ。
 雨が続けば、「今日はお休みにしようかな」と思うのが普通の人間なのでしょうが、早朝参拝のみなさんにとっては、どうやら雨も風も大した理由にはならないようです。傘を差し、足元を濡らしながらも、いつもの時間になると、いつもの顔が観音さまの境内に集まってくるのです。
 考えてみれば、毎朝同じ場所で顔を合わせられるということ自体、とてもありがたいことなのかもしれませんね。
 今朝もみなさん無事にお参りを終えたところで、香港からいらっしゃったSureitaさんも加わり、ワンちゃんたちと一緒に記念写真を撮りましたよ。

 さて、その写真を秘密基地に戻ってから改めて眺めていると、あほまろは妙なことに気付いてしまいました。女性が六人、男性が一人。合わせて七人。
「おや、これは浅草七福神ではありませんか」
 もっとも、本物の七福神は弁財天さま以外は男性ですから、こちらは男女がすっかり入れ替わった、いわば「逆さ浅草七福神」でありました。
 それでも、みなさんの笑顔を眺めていると、誰が大黒天で、誰が恵比須で、誰が布袋尊なのかなど、そんな細かいことはどうでもよろしい。ワンちゃんまで抱かれているのですから、福徳だけでなく「ワン徳」まで授かりそうな、なかなかありがたい七福神なのであります。

 しかも面白いことに、その少し前には、今度は男性を中心とした七人組のみなさんにもお逢いして、記念写真を撮っていたのでした。
 こちらはまるで、正真正銘の「浅草七福神」が、朝のお参りを終えて勢揃いしたようではありませんか。一日のうちに、それも早朝から「七人組」に二度も出会うとは、偶然にしては出来すぎです。
 観音さまが、
「雨ばかりで気が滅入るだろうから、今日は朝から七福神を二組ほど出しておいてやろう」
 なんて、粋な計らいをしてくださったのか偶然だったのか、
 もっとも、神さま仏さまがそんなサービスをなさるのかどうかは存じませんが、縁起というものは、信じた者の勝ちなのでございます。

「七福神 数えてみればまた七人 雨の浅草福は濡れない」(阿呆人也)

 ところで、ここ浅草には、昔から「浅草名所七福神」がございます。ところが、名前は「七福神」なのに、巡るのは七か所ではなく、なんと九つの社寺なのですよ。
 浅草寺の大黒天、浅草神社の恵比須、待乳山聖天の毘沙門天、今戸神社と矢先稲荷神社の福禄寿、不動院の布袋尊、石浜神社と鷲神社の寿老神・寿老人、そして吉原神社の弁財天を巡ります。公式案内でも九社寺を巡る七福神として紹介されております。
「七福神なのに九つとは、数が合わないではないか」
 理屈っぽい方なら、すぐにそうおっしゃるでしょう。
 しかし、そこが浅草なのでございます。公式の浅草名所七福神会によれば、その由来には、
「九は数のきわみ、一は変じて七、七変じて九と為す」
 という古事があり、さらに「九」は「鳩」にも通じ、「あつまる」という意味を持ち、天地の至数で、易では陽を表すと説明されています。

 ここで「九は鳩」と聞けば、あほまろは黙っていられません。
 鳩ですよ、鳩。
 それなら毎朝も、ビクトリー君やハート君、ピースちゃんたちと遊んでいるあほまろは、知らず知らずのうちに七福神ならぬ「九福神」の御利益までいただいているのかもしれませんね。
 そう考えると、ビクトリー君が毎朝あほまろの手に留まってくれるのも、単なる餌目当てではなく、ありがたい福のお告げ……と思いたいところですが、たぶん本人はそんな難しいことなど考えず、神仏の世界は奥深くても、鳩の要求だけは実に分かりやすいのでありました。

「信じる者は救われる」 あほまろは死ぬまで生きてやる。

 今朝も浅草寺には、夜明け前から多くの外国人観光客がお参りにいらっしゃいました。近頃の早朝の境内を歩いていると、日本人より外国からいらした方々のほうが多いのではないかと思う朝さえあります。昼間の浅草が世界中の言葉で賑わうことは、もはや珍しくありませんが、まだ街が眠っている午前四時台から五時台にも、遠い国からやって来た人たちが静かに観音さまへ手を合わせているのです。
 今朝も日の出前、韓国からいらした女性がお参りをしておりました。

 そして、小雨の中を傘も差さずに歩いていたフランスからの女性。濡れた境内を歩いていく後ろ姿が、雨に霞む浅草の風景に溶け込んでおりましたよ。
 夜の名残を残した境内に、雨に濡れた石畳が街灯や朱塗りの建物を映し出します。晴れた朝には見られない、雨の日だけの浅草の表情です。撮る者にとっては、時として素晴らしい演出家になってくれるのですよね。
 そして今朝も、香港からいらしたSureita(スリーサー)さんがやって来ました。
 彼女とは四日前の朝、境内をカメラで撮り歩いているところで偶然お逢いしたのでした。それから毎朝、同じ時間帯に浅草寺を訪れ、すっかり早朝の顔なじみになってしまいましたよ。
 旅先での四日間など、普通なら「あっという間」で終わってしまう時間でしょう。
 しかし、毎朝同じ場所へ出かけ、同じ人たちと「おはようございます」と挨拶を交わしていると、不思議なことに旅人ではなく、いつもの朝仲間のひとりになってしまうのです。
 今朝も朝友より頂いたお線香を供え、静かに手を合わせておりました。

 宗教も国籍も、生まれ育った文化も違います。それでも、香炉の前で頭を垂れ、静かに祈る姿を見ていると、人間が何か大きなものに向かって手を合わせる気持ちには、国境など無いのだろうと思えてくるのです。
 Sureitaさんは、東京に滞在した四日間を振り返り、早朝の浅草で出会ったみなさんが温かく迎えてくれ、とても親切に接してくれたことに心から感謝しております。みなさんによろしくお伝えください。とのEメールを頂きました。

 我々にとっては毎朝の何気ない挨拶であり、お線香を一本差し上げたり、写真を撮ってあげたりする程度のことです。しかし、旅先にいる人にとっては、そんな小さな親切こそが、その国の記憶になるのかもしれません。

 有名な建物は写真に残ります。
 しかし、旅の思い出として心に残るのは、案外「人」なのですよね。

 Sureitaさんは今夜、香港へ帰られるとのこと。
 明日の朝、いつもの時間に境内へ行っても、もう彼女の姿はありません。たった四日間だったのに、毎朝逢っていると、明日から居ないということが少し寂しく感じられるものですね。

 浅草の朝では、こうした出会いと別れを何度経験してきたことでしょう。世界中から人がやって来て、ほんの少し同じ時間を過ごし、そして、それぞれの暮らす場所へ帰っていく。

 あほまろは毎朝同じ場所にいるだけなのに、世界のほうから浅草へやって来てくれるのです。
 これだから、浅草の朝は深いのですよね。
 「七」という小さな福。そして今朝は、もうひとつ面白い偶然がありました。

 たまたま撮った記念写真を後から眺めてみると、そこには七人。朝から二組の「七福神」に出会ったのでした。
 もちろん、七人揃ったからといって、突然小判が降ってくるわけではありません。宝くじの番号を教えてくれるわけでもありませんし、明日からあほまろが大金持ちになる予定も、残念ながら今のところございません。

 しかし、縁起とは案外、そういうものではないのでしょう。
 偶然の中に「ありがたいな」と思えるものを見つける。それだけで、いつもの一日が少し豊かになるのです。 雨が続けば、「また雨か」と嘆くこともできます。
 けれど、雨が降ったからこそ、濡れた石畳に朱色の光が映り、傘も差さず歩く旅人の後ろ姿が美しく見えました。

 遠い国から来た人と偶然出会い、四日間も朝の挨拶を交わすことができました。
 そして、何気なく撮った写真には二組もの「七福神」が現れてくれたのです。そう考えれば、今朝の雨もまんざら悪いものではありませんね。

 「福」というものは、大きな袋を担いで向こうから歩いてくるものではなく、何でもない日常の片隅に、ひっそり隠れているものなのかもしれません。それを見つけられるか、見過ごしてしまうか。そこが大切なのでしょう。
 今朝のあほまろは、雨の中でたくさんの「福」を拾うことができましたよ。

。

 Sureitaさん、四日間ありがとうございました。香港へ帰っても、ときどき雨の浅草と、夜明け前に出会ったちょっと変わった日本人たちのことを思い出してくださいね。そして、いつの日か再び浅草へいらっしゃることがあれば、特別な約束など必要ありませんからね。
 夜明け前の観音さまへ来れば、あほまろと朝友はたぶん、いつものように集まっているのですよ。
 あほまろは、楽しいから歩いているのです。明日の朝も歩くのです。雨雲の向こうには青空があります。そして、何でもない毎日の中にも、探してみれば小さな福が隠れているのですから。
 さて、明日の浅草では、どんな人と出会い、どんな「福」を見つけることができるのでしょうね。

「雨の朝 異国の人と手を合わす 海を越えても 縁を結ばん」(阿呆人也)

 今日も本州付近に停滞する秋雨前線がゆっくりと北上する影響で、広い範囲で雲が広がり、雨の降るところも多いようですね。午前中は雲が優勢で、ところによってはにわか雨の可能性もあるとのことです。午後になると雨は次第に落ち着き、少し明るい曇り空となるようですよ。最高気温は26〜27℃前後まで上がる予想ですので、雨が止んでも少し蒸し暑く感じられるかもしれませんね。

 今朝の日の出は午前5時21分。

 平成中村座の小屋がけ工事が進んでおります。

 ハナカイドウの実。

 おはよう陽子さん。久しぶりですね。

 おはようございます。今朝は開門4分前にやって来た、山本さん、金山さん、野崎さん、高橋さん。

 陽子さんと梶原さん平塚さんも加わって、偶然、七福神となりました。

 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。

 日本のナイチンゲールと称される瓜生岩子像。

 イロハモミジもそろそろ紅葉の時期ですね。

 定点観察を続けているソメイヨシノの木。あほまろは、風格ある幹や力強く伸びる枝ぶりはもちろんのこと、とりわけ葉の移ろいに心を惹かれております。

 昨年から落ちることなく枝に残り続けている三枚の葉がありましたが、雨で一枚の葉が散ってしましました。これからもあほまろは毎朝逢いに来ますので、二枚になっても頑張ってくださいね、

 令和の大改修を終え、広々とした境内西広場。以前とはまったく違う景色になりましたが、開放感あふれる新しい浅草寺の表情が広がっております。

 お店の取り壊し作業が終わった伝法院通りでは、これから石垣や塀の補修工事が始まるのです。

 あほまろは今日も秘密基地にて、「浅草は、朝が深い」の原稿書きに勤しみますよ。

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  夕べの睡眠は69%でした。

 おはようヒロちゃん。

 今朝の朝の朝食は、肉じゃがのような、肉大根にクロワッサン。

 妻のコレクションは、ルナちゃんとつばきちゃん。

 昨日の東京スカイツリー。

 あほまろお帰りなさい。

 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、久しぶりに近所の寿司屋さんから出前一丁。

 妻のコレクションは、旅の天使とペコちゃん。

Memo
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