令和8年(2026)8月5日(水)  旧暦6月23日 仏滅
今朝の撮影 Data
SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17 Pro Max
現像 Adobe Photoshop Lightroom CC
撮影枚数 678枚
- あほと呼ぶ 名こそ宝と師が授け 笑われながら八十路へ歩む -

 また今朝も、影向堂の池にはアオサギがやって来ておりました。
 アオサギは、大きな体と鋭いくちばしを武器に、小魚だけでなく、時には自分より大きく見える鯉にまで襲いかかることがあります。素早くくちばしを突き刺して獲物を捕らえることから、池の鯉が被害に遭う例も少なくなく、水辺では恐るべきハンターとして知られているのですよ。

 あほまろはしばらく様子を眺めておりましたが、どうやらお気に入りの獲物は見つからなかったようです。石の上にじっと立ったまま、水中を悠々と泳ぎ回る鯉たちを見つめるばかりで、なかなか狩りを始める気配はありませんでした。

 鯉たちは、そんなアオサギの鋭い視線など気にも留めない様子で、ゆったりと池を泳ぎ回っております。しかし、その静かな水面の下では、狩る者と狩られる者との緊張感あふれる駆け引きが、今日も静かに繰り広げられていたのでありました。

 あほまろがまだ若かった頃、川柳や狂歌の世界に足を踏み入れようとしたことがありました。しかし、当時の先輩方からは「狂歌や川柳を本当に楽しみたいのなら、まず俳句や短歌の基礎を学びなさい」と諭されたものです。
 そこで、あほまろは日本を代表する伝統俳句雑誌『ホトトギス』を夢中になって読み漁りました。その誌面で何度も目にしたのが、昭和を代表する俳人、中村草田男(なかむら・くさたお)の存在だったのであります。
 そして不思議なことに、この草田男という名は、後にあほまろの人生を大きく変えることになるのでした。

 実は、あほまろに「三遊亭あほまろ」という名を授けてくださった師匠、三代目三遊亭圓歌は、その由来を語る際、必ず二人の文人の名を挙げられたのです。
 一人は中村草田男。
 もう一人は、小説家・二葉亭四迷でありました。

 草田男の本名は中村清一郎。若い頃、親戚から「お前は腐った男だ」と言われたことを逆手に取り、自虐を込めて「草田男」と名乗ったという逸話が残されています。もちろん異説もありますが、自らを笑い飛ばすようなその命名は、多くの人に語り継がれてきました。
 一方、二葉亭四迷も「くたばって仕舞(しま)え」という自嘲の言葉をもじって号にしたと伝えられています。
 どちらも決して格好をつけた名前ではありません。むしろ、自分の弱さや愚かさまでも笑いに変えてしまう、日本人らしい洒脱な精神が息づいた名前なのであります。

 師匠は、そんな「自虐の美学」がことのほかお好きでした。ご自身も若い頃、一世を風靡した落語『授業中』にちなみ、「山穴庵(さんけつあん)」という、いかにも師匠らしい句名を用いておられました。
 その頃のあほまろは、「裕宝(ゆうほう)」という、いささか真面目すぎるペンネームを名乗っておりました。
 すると師匠は、その名を見て一言。
「つまらん名前だなぁ。」
 そして続けて、 「三遊亭を付けなさい。」
 そのひと言で、それまでの「裕宝」はあっさり姿を消し、あほまろは「三遊亭あほまろ」として歩み始めることになったのでありました。

 さらに狂歌連では、「阿呆人也(あほのひとなり)」という狂名まで授かりました。
 以来、およそ三十五年。 「あほ」と名乗り続けながら今日まで生きてまいりました。
 もっとも、「あほ」と名乗っているおかげで、多少失敗をしても、「名前どおりですね」で済ませてもらえるのですから、これほど便利な名前もありません。

 人は立派な肩書きを欲しがりますが、狂歌の世界では少々事情が異なります。
 狂歌は和歌をもとにしながらも、世相を風刺し、人情を笑い飛ばし、ときには権威さえ茶化してしまう遊び心の文学です。
だからこそ、少し間の抜けた名前、自分を笑える名前ほど似合う世界なのでしょう。
「名は体を表す」と申しますが、あほまろには、これほど身の丈に合った名はございません。
 今では、この名を授けてくださった師匠に、心から感謝しているのです。

 来年出版を予定している『浅草は、朝が深い。』にも、師匠との思い出を一章として残し、その中に狂歌も添えようと思っております。
 名前とは、単なる呼び名ではありません。そこには、生き方が宿り、人柄が映り、人生そのものが刻まれていくのでしょう。 あほまろもまた、この名とともに浅草の朝を歩き、笑い、記録を残していきたいと思っております。

「あほと呼ぶ 名こそ宝と師が授け 笑われながら八十路へ歩む」(阿呆人也)

 あほまろにとってここ観音裏広場は、写真を撮る場所であると同時に、心を整え、今日という一日の物語を見つけるための、かけがえのない場所なのでございます。

 今朝の蝉時雨。

 観音裏広場で、セミを探して木の幹を見上げていると、小さな壺のような不思議なものを見つけました。最初はセミの殻かと思いましたが、調べてみると、どうやらトックリバチ(ドロバチ類)が泥で作った巣のようです。
 中にはすでに丸い穴が開き、無事に旅立った跡もありました。毎朝歩いている境内でも、まだまだ知らない小さな命の営みが隠れているものですね。

。

 かなり特徴的な形をしているので、もし次回、巣を作っている最中のハチを撮影できれば、浅草寺境内では貴重な生態記録になるでしょう。

 今朝の日の出は午前4時51分。

 ハナカイドウの実。

 今朝の竜頭水。

 おはよう益美さん。

 おはようございます。今朝は開門2分前にやって来た、野崎さんと高橋さん。

 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。

 日本のナイチンゲールと称される瓜生岩子像。

 夏の境内をご覧下さい。

 蝉が鳴く深い緑に包まれたイロハモミジ。

 定点観察を続けているソメイヨシノの木。あほまろは、風格ある幹や力強く伸びる枝ぶりはもちろんのこと、とりわけ葉の移ろいに心を惹かれております。

 このソメイヨシノには、昨年から一度も落ちることなく枝に残り続けている三枚の葉があるのです。今では新しく茂った深緑の葉にそっと覆われ、その存在に気づく人はほとんどおりません。
 それでも、あほまろは毎朝、その葉の姿を探してしまうのでございます。まるで一年という歳月の流れを静かに見届ける証人のように、枝へしっかりとしがみつき、新しく芽吹いた葉たちを優しく見守っているようにも思えるのです。

 令和の大改修を終え、広々とした境内西広場。

 お店の取り壊し作業が終わった伝法院通りでは、これから石垣や塀の補修工事が始まるようです。

 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。

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 夕べの睡眠は69%でした。

 おはようヒロちゃん。

 今朝の朝の朝食は、ハムと野菜とゆで卵にクルミパン。デザートはブルーベリーとSuica。

 妻のコレクションは、エミリーちゃんと朋子ちゃん。

 昨日の東京スカイツリー。

 しゅと犬くん。

 あほまろお帰りなさい。

 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、久しぶりのトウモロコシとチーズパン。デザートは西瓜。

 妻のコレクションは、シンディちゃんと江里子さん。

Memo
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