令和8年(2026)6月26日(金)  旧暦5月11日 先負
今朝の撮影 Data
SONY α1 II
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG
iPhone 17 Pro Max
現像 Adobe Photoshop Lightroom CC
撮影枚数 302枚
- 雨宿り 石に残れる世の嘆き 百年経てもなおパイノパイ -

 今日は、梅雨前線や台風7号、さらに低気圧などの影響で、全国的に雨模様となりました。特に西日本を中心に、大雨への警戒が必要な一日となりそうですよ。
 東京の気温は昨日よりも上がり、雨のせいもあって、朝からムシッとした暑さを感じましたよ。早朝の雨はまだ弱かったものの、さすがにレンズを上に向けて撮影することはできませんでした。雨粒がレンズに当たってしまえば、せっかくの写真も台無しですからね。 これから明日にかけては、台風7号と台風8号が関東にも接近する見込みで、強い雨や大雨への警戒が必要になりそうです。こんな時に無理をして出かけても、良い写真どころか、あほまろ自身がずぶ濡れになってしまいますからね。

 無理に空を追いかけるより、足元に静かに佇む歴史へ目を向けるのも悪くありません。雨の日だからこそ、普段は見過ごしてしまう石碑たちが、「今日は私たちの番ですよ」と語りかけてくるようにも思えるのでございます。

 ここには、添田唖蝉坊(そえだ あぜんぼう)碑と添田知道筆塚が建立されております。親子二代にわたる演歌師を顕彰する、全国でも珍しい記念碑なのでございます。
「演歌」と聞くと、多くの方は都はるみや北島三郎を思い浮かべるでしょう。しかし、ここでいう演歌は、今の演歌とはまったく別物でございます。
 明治時代、自由民権運動が盛んになると、政府を批判する演説は警察に取り締まられ、下手をすると逮捕されてしまいました。そこで生まれた知恵が、「演説を歌にしてしまおう」という発想だったのです。
 つまり**「演歌」とは、「演説の歌」**。
 歌なら人々は足を止めて耳を傾けます。しかも笑いながら世の中を風刺できる。唖蝉坊は、その庶民の知恵を見事に歌へと昇華させた人物でした。

 この歌碑は昭和31年(1956)、浅草の会と東京作家クラブによって建立されました。
碑には、
「つきいだす鐘は上野か浅草か
 往き来し絶えて月にふけゆく吾妻橋
 誰を待つやら恨むやら
 身をば欄干に投げ島田 チョイトネ」
と刻まれております。

 当時の浅草の情景が、月明かりとともに静かに浮かび上がってくるようですね。
 そして唖蝉坊の代表作の一つが「ああ金の世や」。
 大正時代の拝金主義や世相を痛烈に皮肉った歌なのですが、不思議なことに百年近く経った今でも、「あれ、この歌、昨日作ったんじゃないの?」と思ってしまうほど、現代社会にもぴったり当てはまるのでございます。

 文明は進歩しても、人間の欲だけはなかなか進化しないものですね。いや、退化しているのかもしれません。
 もっとも、現代では政府批判を歌ったくらいで逮捕されることはありませんが、その代わり、SNSで一言書けば炎上する時代。自由には自由なりの怖さがあるようでございます。

 浅草は昔から芸能と庶民文化の街。息子・添田知道の代表作といえば、もちろん「東京節(パイノパイノパイ)」ですね。

♪ 東京で繁華な浅草は
 雷門 仲見世 浅草寺
 鳩ポッポ 豆売るお婆さん
 活動 十二階 花屋敷
 すし おこし 牛 天ぷら
 なんだとこん畜生で お巡りさん
 スリに乞食にかっぱらい……
 ラメチャンタラ ギッチョンチョンデ
 パイノ パイノ パイ……

 なんとも賑やかな浅草が目に浮かんできますね。

 もっとも今なら、「スリ」は減った代わりに、セルフィー棒を振り回す観光客や、スマホ片手に歩き回る人たちを歌詞に加えなければならないでしょうか。もし知道が現代にいたなら、「パイノパイノパイ」に続く新しい一節を、きっと軽妙に歌ってくれたことでしょう。

 時の鐘弁天堂の周辺には、このほかにも松尾芭蕉の句碑や都々逸の碑、扇塚など、浅草文化を静かに語り継ぐ石碑が数多く残されております。

 毎朝、空ばかり眺めて歩いているあほまろですが、たまにはこうして石に刻まれた言葉へ耳を傾けてみるのも悪くありません。石は決して語りませんが、何十年、何百年という時を超えて、静かに人の心へ語りかけてくれるものなのですね。

 雨の日だからこそ出会える浅草も、また一つの浅草なのでございますよ。

「雨宿り 石に残れる世の嘆き 百年経てもなおパイノパイ」(阿呆人也)

 現在、台風7号は沖縄・久米島の北を北上しており、さらに台風8号も勢力を保ったまま北へ進んでいます。明日は、この二つの台風が相次いで本州へ接近する見込みです。
 梅雨前線の活動も活発なため、二つの台風との相乗効果で広い範囲で大雨となるおそれがあります。皆さまも、最新の気象情報に十分注意し、早めの備えを心がけてくださいね。

 そんなわけで、あほまろも明日の早朝散歩は、お休みにした方が良さそうです。毎朝歩き続けているあほまろですが、台風相手に意地を張るほど若くはありませんからね。安全第一を優先して、明日は秘密基地で雨音に耳を傾けながら、静かに過ごすことにいたしますよ。

 さて、おやおや、ワールドカップでは日本代表がスウェーデンと1対1の引き分けとなりましたね。勝ち点を5まで積み上げましたが、オランダがチュニジアを下して勝ち点7とし、F組はオランダが首位、日本が2位でグループリーグを突破することになりました。
 その結果、日本は30日の決勝トーナメント1回戦で、優勝候補の一角でもある強豪ブラジルと対戦することになりましたよ。まさに大一番。世界を驚かせる「ジャイアントキリング」を期待したいところですが、さて、どうなることやら。あほまろも、台風の行方とともに、パイノ パイノ パイで、日本代表の健闘を静かに祈ることにいたしましょう。

 雨の紫陽花。

 終わりかけていた紫陽花も、雨に濡れると、まるで息を吹き返したかのようでしたよ。

。

 しおれかけた花びらに雨粒が宿ると、色まで少し濃くなり、もう一度だけ梅雨の主役に戻ったようにも見えてまいります。

 雨の日は気が重くなりますが、紫陽花にとっては、最後の晴れ舞台なのかもしれませんね。

 見慣れていた風景が少しずつ消え、境内では今日も広々とした工事が続いております。

 雨に濡れる瓜生岩子像にも、いつもの定点観察の場所にも近づくことができず、どこか寂しさを覚える朝でした。

 けれど、これもまた時の流れというものなのでしょうね。変わってしまう風景を嘆くだけでなく、変わっていく途中の姿も、あほまろはしっかり記録しておきたいと思うのです。

 大きく変わろうとしている伝法院通りでは、今日も撤去作業が続いております。

 長年見慣れてきた風景が少しずつ姿を消していくのは寂しいものですが、道路が広くなれば、歩きやすくなるのは確かでしょうね。

 ただし、広くなったぶん、今度は無断駐車が増えてしまわないか、少し心配でもあります。せっかく整備された道が、車置き場になってしまっては困りますからね。

 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。

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 夕べの睡眠は夜中のネット会議で68%でした。

 おはようヒロちゃん。

 今朝の朝の朝食は、シャケと野菜とゆで卵に海苔ごはん。デザートはデコポンとブルーベリー。

 妻のコレクションは、のぞみちゃんとユキちゃん。日本ガンバレ!

 昨日の東京スカイツリー。

 しゅと犬くん。

 あほまろお帰りなさい。

 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、肉入りシチューにチーズパン。デザートはデコポン。

 妻のコレクションは、チリちゃんと瘋癲のリリーちゃん。

Memo
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