あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)12月5日(金)旧暦10月16日 先勝

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 17 ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
545

- 今日は満月。これから一年を締めくくる天の舞台の開幕です -

日記写真

 今日は旧暦十月十六日。暦の上ではもう“十六夜”ですが、実は天文学的には本日が「満月(望)」でございます。月と太陽の黄経差が180度となる瞬間――これを「望」と申しますが、この“瞬間”が旧暦十五夜と必ずしも一致しないのが、月の気まぐれなところなのですよね。今年最後の満月は「コールドムーン」とも呼ばれてますよ。
 写真は、昨夜わが家から撮ったもので、まだ“望月の瞬間”には少し早い月でした。それでも青白く澄んだ姿は見事なもので、まるで「明日はさらに綺麗になるよ」と語りかけているようでしたよ。
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 今朝の浅草寺境内では、その「望」の月が、まるで天空にぽっかり開いた灯り窓のように輝いておりました。あまりに明るいものですから、あほまろが密かに楽しみにしている“冬の大三角”は、あえなく月光にかき消されてしまいましたよ。
 まったく、月というやつは、自分が綺麗なときは他の星を霞ませてしまう、まるで舞台の主役気取り。まあ、そのわがままも許してしまうほど、美しい光でしたけどね。

「望月や 光あふれて星ひそむ わが身もまた影にまわりて」(阿呆人也)
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 ところで、「満月」と「望」は同じようで少し違うのです。「満月」は姿かたちを示す言葉、「望」はその瞬間を示す天文学の用語。太陽の光を真正面から受けて丸く輝く――その“時間”こそが「望」。昔はこれを「望月」と呼び、貴族も庶民も夜空に杯を傾けながら愛でたのでしょうね。
 あほまろも、もし平安の世に生まれておれば、藤原氏のどこかの縁側で、月を肴に一首詠んでいたかもしれませんよ。(もちろん今は禁酒してますけどね)
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 浅草寺の屋根越しに昇る月、雷門の光と競うかのように煌めく月、スカイツリーの頂に寄り添うように浮かぶ月――どれもこれも、あの冬の冷気と静けさがあってこそ際立つ風景。寒さで手がかじかみながらも、あほまろはシャッターを押し続けてしまったのでした。
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 満月は、ただ丸いだけの天体ではありません。千年以上前から人々が見上げ、季節を感じ、願いを込めてきた“記憶の光”でもあります。今朝の月にも、きっとそんな昔日の気配が混じっていたことでしょう。
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 さて、今夜は“真の望月”。あほまろは、満月に負けぬよう、温かい格好で浅草の夜空を見上げるつもりですよ。どんな寒さでも、この一瞬は逃したくありませんのでね。

「望月に出番を奪われ星あやうし あほまろなどは言わずもがなよ」(阿呆人也)
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 冬の冷え込みが日に日に増してまいりましたが、夜空では、これからまるで一年の終わりを告げる天の舞台が、静かに幕を開けるのですよ。
 寒ささえ忘れさせてくれるほど大きく輝く月と、十二月ならではの天体ショーが繰り広げられます。
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 今月は満月を皮切りに、次から次へと天文現象が我々を楽しませてくれる贅沢な月。7日から8日にかけては、冬の空でひときわ明るく輝く木星に、月がそっと寄り添うように接近します。その姿は、まるで長年連れ添った夫婦が「寒いねえ」と肩を寄せ合って歩いているようにも見えますよ。夜空に二つの光が並ぶ光景は、肉眼でもはっきりと確認できるのですから、双眼鏡などなくても充分に楽しめます。
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 そして、冬の天体ショーの主役と言えば、なんといっても14〜15日にピークを迎える「ふたご座流星群」。空を横切る光の粒は、“天の紙吹雪”と呼ばれるほど華やかで、あほまろも以前、南アルプスのふもとで1時間に60〜120個もの流れ星を見たことがあるのですよ。
 あの時は、願い事を唱える暇さえありませんでした。いや、数が多すぎて「願い事の在庫切れ」でしたけどね。
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 都内でも、お天気次第では数個の流れ星が見られるかも知れません。今年は月明かりの邪魔が少なく、観測条件はきわめて良好。あほまろは、防寒具だけはしっかりと整えて、夜空の贈り物を待つつもりでございます。
 ちなみに、昨年は境内で3個だけが確認できました。
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 さらに27日には、月と土星が親密そうに接近します。南の空に半月に近い月と、黄金色に輝く土星が並ぶ姿は、冬ならではの清らかな空気に映えて、また格別の趣がありますよ。「寒い寒い」と文句ばかり言うあほまろですが、この季節の夜空だけは手放しで称賛してしまいます。
 冬は星がもっとも明るく見える季節。澄んだ空気という大自然のフィルターが、すべての光をくっきりと浮かび上がらせてくれるのです。浅草の夜空は、これからますます賑やかになっていきますよ。

「寒空に星は紙吹雪 月は灯り年の瀬告ぐる天の舞台よ」(阿呆人也)
 冬の天体ショーそのものが、まるで天が用意した年越しの舞台装置のようですね。
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 今朝の日の出は午前6時35分。 写真00
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 今朝も、開門ギリギリの時間になると、レインボーちゃんがやって来ました。まだ薄暗い境内に、レインボーちゃんの首元の虹色がほんのり浮かび上がり、その美しさに思わずレンズを向けてしまいましたよ。
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 ハートちゃんも、待ちかねたようにちょこちょこと姿を見せてくれましたよ。
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 ハートちゃんは、あいかわらず控えめながらも、どこか誇らしげに胸を張ってテーブルに乗ってくるのですよ。ぽてっとした体つきと、きゅっと引き締まった表情がなんとも愛らしい。
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 後ろから翼を広げて乱入してきたもう一羽は、まるで「わたしも撮ってよ!」とでも言いたげで、朝からにぎやかなステージになりました。 写真00
 しかし……肝心のビクトリー君は姿を見せず。レインボーちゃんも何度かあたりを見渡して「来ないの?」と首を傾げておりましたよ。まぁ、彼のことですからね。きっと「今日は寒いからもうちょっと寝るよ」と巣の中でぬくぬく丸まっているのでしょうね。
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 おはようございます。野崎さんと高橋さん。今朝は開門3分前にやって来ました。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 冬の境内をご覧下さい。
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 定点観察中のイロハモミジ。
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 すっかり冬色に染まったメイヨシノ。
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 今日は冬型の気圧配置がゆるむ見込みとはいえ、早朝の冷え込みは厳しく、午前4時の外気温は2℃、午前5時には1℃、そして午前6時にはついに0℃の予想となっておりました。まさに身の引き締まる寒さの朝でございましたよ。
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 午後には気温が11℃まで上がるとのことですが、ところどころでにわか雨の可能性があるようで、念のため折りたたみ傘などの雨具を携えておくと安心ですよ。
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 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は97%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、肉野菜炒めと焦げたパン。デザートは真穴みかん。
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 妻のコレクションは、ソフィアさんとエミリーちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、煮込みうどんだけ。デザートは柿。
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 妻のコレクションは、ゲッシーさんとまゆみちゃん。
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Memo
iPhone 17 ProMAX

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