「光舞う　歴史の壁に夢描く　見えてくるのは　企画倒れか」（阿呆人也）

　あほまろが浅草の四季折々を見てきたこの目にも、昨夜は少しばかり驚く出来事がございました。浅草寺の長い歴史において初となる、夜の境内を光で彩る試み──「ASAKUSA CULTURE & LIGHTS 2025（浅草カルチャー＆ライツ2025）」がついに幕を開けたのですよ。

　なんと浅草寺一四〇〇年の歴史において、境内そのものが“光の舞台”へと変貌するのは初めてとのこと。報道によれば、映像を手がけたディレクター殿は「映像の美しさだけでなく、絵馬という浅草寺ならではの文化にも触れてほしい」と仰っていたそうで、あほまろも胸をふくらませながら、夕暮れの仲見世を抜け、宝蔵門の前に立ったのでありました。

　ところがでございます。いざ上映が始まると──あほまろは拍子抜けしてしまいましたよ。レーザー光線だけはきらびやかに空を駆け巡るのですが、肝心の映像がどうにも不鮮明。絵馬堂に保管されている貴重な絵馬の図柄を映し出しているとのことでしたが、どれが馬でどれが鳥で、そしてどれが雲なのか、あほまろの目にはさっぱり判然としませんでした。

　これまで全国さまざまなプロジェクションマッピングを観てきたあほまろですが、今回はどうも企画が空振りしてしまったように感じてしまいましたよ。もっとも、7日（日）まで開催されるそうなので、途中で奇跡の大逆転が起こらぬとも限りません。光と影の芸術は、時に“化ける”ものですからね。

　さらに今回は、名勝・伝法院庭園や絵馬堂の特別鑑賞も実施されておりました。しかし残念ながら、どちらも有料でして、昨夜行かれた方からは「これはお金を払って観に行くものではなかった」と肩を落とす声が聞こえてきたものです。あほまろとしては、文化財を大切に守りつつも、もう少し“浅草らしい遊び心”を期待したのですが……なかなか難しいものですね。

　とはいえ、無料で楽しめる見どころもございますよ。仲見世を抜けて見上げる宝蔵門、その朱色の柱に反射する光はなかなかの風情で、これこそ“浅草の夜の粋”なのかもしれません。冬空の下、歴史ある町がほんの一瞬だけ未来へと跳ねる──そんな瞬間を味わっていただければ幸いでございます。

「寺の夜　未来照らすと言うけれど　笑う業者の手抜き影だけ」（阿呆人也）

　日記の下に、昨夜の陽子を乗せておきましたのでご覧下さい。

　今日は、旧暦でいうところの「下元（かげん）」の日でございます。この“下元”という言葉、今ではあまり耳にしなくなりましたね。
　もともとは、古代中国の「三元（さんげん）」の一つで、旧暦10月15日を指すものでした。
上元（1月15日）、中元（7月15日）、そして今日の下元。この三つを合わせて「三元」と呼ぶのですよ。 ちなみに皆さんお馴染みのお中元は、この中元から生まれた習わし。言葉の歴史を辿ると、暮らしの中の“当たり前”にも、しっかりと古代の息づかいが残っているのですね。

　古代中国では、下元は先祖の霊を祀る大切な行事の日でしたが、時代が進むにつれ、物忌みを行い、経典を読み、災厄を避けるよう祈る日へと姿を変えていきました。
　日本では、新暦での日付換算などもあり、下元そのものが行事として定着することはありませんでしたが、収穫祭をはじめ、地域ごとに独自の風習と結びつき、年中行事の一つとして受け継がれているところもあるようです。

　ところで──これは余談ですが、「下元」には「しももと」という同音異義語もございます。
　こちらは主に“手もと・足もと”を指す言葉。同じ漢字で「影響や支配の及ぶ範囲」を意味することもあり、「〜のおかげで」「〜の協力のもと」と使われるのは、その名残とも言えます。
　言葉というものは、意味の枝葉が伸びたり枯れたりしながらも、どこかで繋がっている。そう思うと、なんとも味わい深いものですね。

　今日は、強い冬型の気圧配置の影響で、外気温 4℃という身にしみる寒さの朝になりましたよ。太平洋側では澄んだ冬晴れが広がっておりますが、全国的には気温がぐっと下がり、本格的な冬の寒さとなる一日になりそうですね。
　さらに、北風が強く、空気も乾燥していますので、火の取り扱いには十分な注意が必要ですよ。明日も東京・名古屋・大阪など広い範囲で最低気温が 5℃を下回り、霜の降りる寒さとなりそうです。内陸部では路面の凍結も心配されますので、朝のお出かけにはどうぞお気をつけてくださいね。

　今朝の日の出は午前6時34分。










　中村さん、おはようございます。

　おはようございます。開門ギリギリにやって来た、野崎さんと高橋さん。

　今朝の浅草寺境内は、吐く息がほのかに白くなるほどの冷え込みでした。

　そんな中、開門ギリギリのタイミングで、まずはハートちゃんがちょこんと現れてくれましたよ。まるで「おはよう、間に合ったよ」と言わんばかりの足どりで、あほまろの前にすっと立ってくれる姿がなんとも愛らしいのです。

　続いてレインボーちゃんも姿を見せ、控えめながらも凛とした佇まいで待っています。朝の光をほんの少しだけ浴びた首元は、名前の通り虹色のグラデーションを纏っていて、今日もまた美しく輝いていましたよ。

　そして、いつもの主役・ビクトリー君も遅れて到着。胸を張り、颯爽と歩いてくる姿は、まるで「さあ、今日も遊ぶかい？」と声をかけてくれているようでした。

　しかし残念なことに──門が開いてしまいました。
　いつもの遊び時間は、今朝も寸前でタイムアップ。三羽とも、あほまろの足もとを一瞬見上げてから、サッと境内へ散っていってしまいましたよ。
　明日は、もう少しだけ早く来てくれますかね。あほまろは、毎朝の再会を楽しみにしているのですからね。

　子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。

　日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。

　冬の境内をご覧下さい。

　定点観察中のイロハモミジ。

















　すっかり染まって散りだしたメイヨシノ。











　昨夜の強風で、ギンナンの実が大量に落ちてしまいあｍしたよ。




　今日は北風が強く、空気も乾燥していますので、火の取り扱いには十分ご注意ください。

　あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。

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　夕べの睡眠は８8％でした。

　おはようヒロちゃん。

　今朝の朝の朝食は、ポタージュにパン。デザートは乾燥しているので火気現金。

　妻のコレクションは、スワンちゃんとツイギーちゃん。

　昨日の東京スカイツリー。

　しゅと犬くん。

　夕べの夜の夕食の晩ご飯は、マカロニサラダに芋とシャケ。北海道のニシン漬も残ってましたよ。

　妻のコレクションは、とし子さんと八千代さん。

Memo
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　昨夜は夕食前に浅草寺のプロジェクションマッピングを観てきました。
　オレンジ通りもクリスマスのライトアップされましたよ。

　夕べの月は、満月の一日前でした。今年最後、明日の満月は、「コールドムーン」。今年2番目に大きく、最も天高く昇る満月ですよ。

　浅草寺のプロジェクションマッピングは、午後5時半スタート。3分間の映像が繰り返し流れておりました。











　二天門にも投影されておりましたが、良く見えませんでしたよ。


　会場で、益美さんとうめちゃんまちゅちゃんにお逢いしました。


　痴愚さんちゃん、また明日。

Memo
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SONY FE 24-70mm F2.8 GM2