あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)10月23日(木)旧暦9月3日 大安

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 17 ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
511

- 昭和の残り香 風にまじりて -

日記写真

「香るたび 秋を告げずに 便所来る 昭和の残り香 風にまじりて」(阿呆人也)

 あほまろの散歩道に、今年も境内のキンモクセイ(金木犀)が一斉に花を咲かせました。 黄金色の小花が秋風に揺れ、その香りが境内いっぱいに漂っておりましたよ。
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 けれども、あほまろにとっては、この匂い、決して「秋の訪れ」などという風雅なものではありません。むしろ「便所の香り」の記憶が、頭の奥からむくりと顔を出すのですよ。
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 昭和30年代から50年代にかけて、日本中の便所を席巻したのがこのキンモクセイの香りでしたからね。
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 当時の芳香剤といえば、「清潔」「爽やか」「消臭効果あり」と宣伝されておりましたが、今にして思えば、どこの家でも学校でも公園でも、あの独特の甘く強い香りがこもっていたのです。
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 便所の戸を開ければ、まず鼻を衝くキンモクセイ。 そして、暗くてジメジメした木製の床。 それが“清潔の象徴”とは、なんとも皮肉な話ではありませんか。
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 あの頃の便所といえば、昼間でも薄暗く、鼻をつまみたくなる臭いが充満していました。 だからこそ、誰もがその臭いをごまかすためにキンモクセイを使ったのです。
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 けれども、その強烈な香りは、かえって臭気と混ざり合い、あほまろの脳裏に“芳香と悪臭の狭間”として深く刻まれてしまったのですよ。 そのせいで、今でもどこかでキンモクセイが香ると、秋風とともにあの便所の記憶が蘇ってくるのですよ。
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 それが今ではどうでしょう。 トイレは明るく清潔になり、ウォシュレットと自動消臭装置の完備で、芳香剤などなくてもまったく臭わない時代になりました。
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 それどころか、最近ではアロマや香水の分野で「本物のキンモクセイの香り」が高級な香りとして再評価されているとか。 かつての人工的な芳香剤とは違い、繊細で自然な甘さが「上品で懐かしい」と評されるそうですよ。
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「昔のトイレの花=キンモクセイ」
「本来のキンモクセイ=秋を告げる上品な花」

 なるほど、言われてみれば美しい話です。 でもね、あほまろにとっては、どうしても“トイレの香り”の記憶が勝ってしまうのですよ。 だから、どんなに上品に飾られようとも、あほまろは――やっぱり、この香りがちょっと苦手なのですけどね。
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 寒さが一段と厳しくなり、昨日は富士山の初冠雪が報告されましたよ。平年より21日遅く、昨年より15日早い観測だったそうです。
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 今朝の外気温はわずか11℃。吐く息が白くなるほどの冷え込みに、いよいよ本格的な秋の到来を感じますね。幸い、秋雨前線は本州から離れつつあり、これから天気は回復傾向とのこと。
 ただし、晴れた日ほど一日の気温差が大きくなりますので、体調を崩さないよう、どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。
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 今朝の日の出は午前5時54分。
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 陽が昇りはじめ、浅草寺の鐘楼が鳴り響く頃になっても、ハトたちの姿が見えず、少し心配していましたよ。
「どうしたんだい、寝坊かい?」と空を見上げていたら、開門10分前になってようやくハートちゃんとレインボウちゃんが飛んで来てくれたのですよ。
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 まずは、いつものように朝のご挨拶。小首をかしげながら「遅くなってごめんね」と言わんばかりの顔でした。
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 すると、その後ろからビクトリー君が慌てて舞い降りてきました。
 どうやら喉が渇いていたようで、まっ先に手水場へ飛び、勢いよく水を飲みはじめましたよ。
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 ひと息つくと、ようやくスイッチが入ったようで――お待ちかねの“乱舞”の始まりです。
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 今朝の踊りは、まだ目覚めきらぬ身体をほぐすように、地面すれすれの低空飛行。
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 その動きはまるで、ヒップホップのステップを踏むかのよう。
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 翼をリズムに合わせて広げながらバタバタと。
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 おはよう、今日も来たね。
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 彼は胸を張って羽をパタパタ。
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 今日も主役はぼくなのさ。
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 そして、軽やかにあほまろの手のひらに舞い降りました。
 あほまろは、今日も変わらぬ朝を迎えられたことに、静かな幸せを感じたのですよ。
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 おはようございます、中村さん。
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 おはようございます。今朝は開門4分前にお友達の高橋さんとやって来た野崎さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 晩秋の境内をご覧下さい。
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 メイプルリーフ。
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 ソメイヨシノ。
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 この時期は一日の気温差が大きくなるので、体調を崩さないよう、どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。
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 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は70%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、かまぼこや肉団子と栗おこわ。デザートは柿。
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 妻のコレクションは、ラウルちゃんとレンちゃん。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、東京駅で買った、函館鰊弁当でした。デザートは柿。
 妻のコレクションは、バービーちゃんとレアちゃん。
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 今回の弁当はニシンがびっしり詰まった大当たり。
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Memo
iPhone 17 ProMAX
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 昨日は、青山のスパイラルガーデンで開催中のライカ展 『100 Years of Leica: Witness to a Century(1925−2025)』を観に行ってきました。
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 タイトルのとおり「ライカの100年:世界を目撃し続けた1世紀」という壮大なテーマに胸を膨らませ、歴代の実機がずらりと並んでいる光景を期待していたのですが――残念ながら展示されていたのは、100年の歩みを振り返る年表と写真のみ。少々拍子抜けしてしまいましたけどね。
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 それでも、会場には貴重なアーカイブ資料や歴史的価値の高いアイテムも展示されており、“ライカが見つめ続けてきた時代の記憶”を静かに感じ取ることができました。
 「ライカI」誕生100周年を記念して100台限定で作られた特別限定モデル 「ライカM11 100 Years of Leica “TOKYO JAPAN”」
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 アップルで共に製品開発に携わったジョナサン・アイブとマーク・ニューソンが手がけ、世界に1台だけ製作された「LEICA M for (RED)」。
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 ピュリツァー賞を受賞した報道写真家・沢田教一が愛用していた「ライカM2」。
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 1937年5月に火災炎上した飛行船「ヒンデンブルク号」の事故現場から発見された「ライカVa」
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 エリザベス女王のために製作された「ライカM6」
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 あいにくの雨にもかかわらず、青山まで出かけましたが、残念ながら心に残る感動は少なめ。期待していた“ライカの熱”は、雨に少し流されてしまったようでした。
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 帰りに、青山の旧こどもの城前を通ると、まだ岡本太郎氏の作品が残ってましたよ。カラフルにたくさんのこどもの顔がついて不気味な気がししましたが、大阪万博公園の太陽の塔にも似てますよね。
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Memo
iPhone 17 ProMAX
Leica D-LUX 8

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