あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)10月11日(土)旧暦8月20日 先負

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
687

- 秋色の記録者 -

日記写真

 あほまろの散歩道では、夏の名残を惜しむように、サルスベリの花がまだひっそりと咲き続けておりますよ。 あの真夏の頃には、枝いっぱいにピンクの花を咲かせ、まるで炎のように燃え立っておりましたが、あまりの暑さに、人々は空を見上げることさえ億劫になってしまったようでしたね。
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 それでも、そんな中で静かに咲き誇っていた花たちは、誰に見られずとも、己の季節をまっとうしたのです。秋風に吹かれながら、いまも名残の花が咲いている姿を見ると、なぜだか胸の奥がくすぐったくなるのですよ。
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 ところが、毎年この時期になると「夏剪定」という名の儀式が行われ、花の終わった枝は軽やかに切り詰められてしまうのです。庭師の理にはかなっておりますが、あほまろとしては、あの最後の一輪まで見届けたい気持ちでいっぱいなのです。花にだって、引き際を選びたい時もありますからね。
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 さて、秋本番の浅草寺境内では、カエデやモミジ、そしてソメイヨシノの葉が次々と色を変え始めております。あほまろは、そのひとつひとつの変化を確かめるように、今朝もカメラを手にいつもの影向堂の庭へ向かったのです。
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 そこで、夢中でカエデの葉を撮っておりますと、背後から異国の方に声をかけられましたよ。
「Why are you taking pictures of leaves?(なぜ葉を撮っているのですか)」とかね。
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 あほまろ、少し考えてからこう申しました。 「なぜと言われても、深い意味はありません。ただ、季節が移り変わっていく証を、記録しているだけですよ」と。
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 もしかしたら、一枚の葉にレンズを向けて息を止める老人の姿が、少々滑稽に映ったのかも知れませんね。けれども、写真というものは、他人が何を見ているのかを覗きたくなる、不思議な魔力があるのです。
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 日本の四季は、まさに奇跡の連続。いくら不思議がられようと、あほまろは撮り続けるのですよ。 春には生命の息吹を、夏には陽光のきらめきを、秋には実りと深まる色彩を、そして冬には静寂と厳しさを――。
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 こうして歩いていると、空気の匂い、草木の手触り、鳥たちの声まで、すべてが季節の詩のように感じられるのです。 カメラはただの道具。けれども、そのレンズの向こうに広がるのは、時間という名の“いのち”の記録帳なのですから。
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 あほまろは、四季の中を歩きながら、つくづく思うのです。
――あぁ、日本人で良かったな、と。

「散る花も 撮れば残るが 惜しむなり 時の流れを 愛でるレンズよ」(阿呆人也)
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 今朝の日の出は午前5時44分。
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 「夜明け前の訪問者」

「闇の中 光を嫌う 友ありて 影に写るは 信の羽音よ」(阿呆人也)
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 今朝の浅草寺境内は、まだ夜の名残を引きずるように暗く、灯りもわずかにしか届かない静けさに包まれておりました。
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 そんな闇の中に、ひとすじの影――そう、ビクトリー君が羽音を響かせてやってきたのです。
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 あほまろは思わずカメラを構えましたが、この暗さではもう限界が近いですね。
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 どんな高感度設定でも、彼の羽ばたきの速さを止めるのは至難の業。
 それでも、夜明け前の空気の冷たさと、羽ばたきに混じる微かな風圧を感じながら、シャッターを切る時間は格別なのですよ。
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 思い出せば昨年、試しにストロボを焚いたことがありました。
 その瞬間、ビクトリー君は眩しさに驚き、翼を翻して闇に消えてしまったのです。
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 あの夜以来、あほまろはストロボを封印いたしましたよ。
 光を奪えば、信頼も消える。ハトとの関係は、レンズ越しであっても礼儀が肝心なのです。
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 手水舎の棚の上には優しい照明が灯り、そこだけは撮影可能な“舞台”のようでしたが、広い境内の闇は容易に人を拒みます。
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 それでもビクトリー君は、そんな暗闇の中を迷いなく舞い、まるで「光などなくとも、ここが私の朝だ」と告げるように舞っているのでした。
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 とを追うように、レインボウ君がやってきましたよ。
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 照明に照らされたレインボウ君の首元が、まるで宝石のように光っていました。
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 翡翠や紫水晶を思わせるその輝き――まさに、彼の名の通り“虹の羽衣”です。
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 二羽は石畳の上を歩きながら、まるで朝の打ち合わせをするかのように寄り添い、
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 やがて息を合わせて羽ばたきました。
 まだ薄暗い空気の中で、羽音だけが清らかに響き渡る――
 その瞬間こそ、あほまろにとって一日の始まりなのですよ。
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 ビクトリー君はいつも通り、軽やかに舞いながらあほまろの手のひらを目がけて降りてきました。
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 人の世界が目覚める前に、小さな生命たちはすでに新しい一日を始めているのです。それを見届けることこそ、あほまろにとっての“日の出”なのですよ。
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 中村さん。おはようございます。 写真00
 今朝は開門の4分前に、山本さん、高橋さん、そして金山さんがやって来ました。
 一方の野崎さんは、頭痛がするとのことでお休みとのこと。どうぞお大事になさってくださいね。
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 おはよう陽子さん。
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 おはよう益美さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 秋の境内をご覧下さい。
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 メイプルリーフ。
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 ソメイヨシノ。
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 今回の三連休は、台風23号が接近しているので、外出を控え、家で静かに過ごすのが賢明かもしれませんよ。
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 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 新しい受話器が届きました。
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 夕べの睡眠は89%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、野菜とお肉を巻いたタマゴ焼きとごはん。
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 妻のコレクションは、日本を守ってくれる、早苗さんとキミちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、久しぶりに近所の寿司屋さんから出前一丁。  妻のコレクションは、チリちゃんと千草ちゃん。
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Memo
iPhone 17 ProMAX

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