あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)10月5日(日)旧暦8月14日 先負

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
634

-  時刻表の日 〜あほ列車は今日も夢の中〜 -

日記写真

 昨日の雨は夜半には上がりましたが、今朝の空気はまだ湿り気を帯び、気温も高めでジメジメ・ムシムシとした体感でした。長袖では思わず汗ばむほどの蒸し暑さでしたよ。 今日も全国的に曇りや雨と、スッキリしない空模様が続くようですね。東京では今のところ雨の予報は出ておりませんが、お出かけの際は、念のため傘をお持ちになったほうが安心かもしれませんよ。
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 週明けもどうやら秋晴れはお預けのようです。明日の「中秋の名月」には、月と土星の共演が見られるはずでしたが、この分では雲に隠れてしまうかもしれませんね。
  せめて一瞬でも、雲間から名月が顔をのぞかせてくれることを、あほまろは静かに願っております。

「雲かくれ 月は恥らう 秋の夜 見えぬもよしや 想い映せば」(阿呆人也)
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 今日は「時刻表の日」でございます。
 明治27(1894)年10月5日、日本で初めての本格的な時刻表『汽車汽船旅行案内』が出版されたことにちなむ記念日なのです。この時刻表を編んだのは、実業家・手塚猛昌氏。彼はイギリスの鉄道文化に学び、海を越えて日本に“時間の秩序”をもたらした偉人なのであります。
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 思えば、あほまろも若い頃から旅の友といえば、JTB(旧・日本交通公社)発行の分厚い時刻表でした。どこへ行くとも決めぬまま、ページをめくるだけで旅が始まる。列車番号の羅列が、まるで詩のように並ぶページを見つめながら、想像の汽笛を胸に響かせていたものです。
 しかし、今や時代は進み、紙の時刻表を持たずとも「時刻表Pro」をiPhoneやiPadに入れておけば、全国の列車が手の中で走り出す。便利な世の中になったものだと感心しつつも、指先でスワイプするだけでは、ページの匂いも、指に残るインクの黒も感じられません。旅の“予感”というものは、やはり紙をめくる音に宿るものなのですね。
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 あほまろの旅の原点は、小説家・内田百フ先生の名作『阿房列車』にございます。
 先生は「なんにも用事がないけれど汽車に乗って大阪へ行ってこようと思う」と言い放ち、借金してでも一等車に乗るという徹底した“阿房”ぶり。その潔さに惚れ込んだあほまろは、自らの放浪を「阿房」に倣い、“あほ列車”と名付け、目的もなく線路を辿る旅を楽しんでおりましたよ。
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 しかし近年はどうにも身体の動きが鈍くなり、痛風の発作とも付き合いながら、遠出の旅は控えるようになってしまいました。
 それでも、心はいつだって“あほ列車”のままです。机上の上に広げた分厚い時刻表を眺め、ページの数字を線路に見立てて、頭の中で列車を走らせる。そんな「想像旅行」こそ、今のあほまろにとっての贅沢な時間なのです。
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 時刻表というものは、単に時間を調べるための道具ではありません。
 あれは旅の文学であり、未来の夢であり、そして過去の記憶を呼び起こす“羅針盤”なのです。ページを開けば、若き日の自分がホームに立ち、汽笛が鳴り響くあの瞬間がよみがえる。
 そう、「時刻表」とは、あほまろにとって過去と未来を結ぶ「時環ノ環」そのものなのです。
 あぁ、早く汽車に乗りたいものですね――。
 あほまろは誰にアホと言われようと、電車も新幹線もディーゼルも、すべて「汽車」と呼び続ける昭和の“あほ列車”乗りでございます。

「汽笛鳴り 夢にて乗るや 阿房列車 ページの果てに 旅の空あり」(阿呆人也)
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 今朝の日の出は午前5時39分。
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 おはようビクトリー君。
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 まだ薄暗い浅草寺の境内ですが、あほまろはいつもの時間に、いつもの場所へと足を運びました。
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 今朝は久しぶりに、あのハートちゃんと一緒に乱舞の競演を見せてくれましたよ。嘴にハートの模様を持つあの子が、ビクトリー君と羽ばたきを合わせると、まるで旧友同士の舞台挨拶のようで、薄明の空気のなか、ひときわ鮮やかな羽音を響かせていました。
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 ハートちゃんは、片足に針金が絡まりながらも、懸命に歩き回っていた姿を見て、あほまろはせめて薬を塗って助けたことがありました。数本の指は失われましたが、それでも元気に生き抜く姿は、弱さと強さを同時に教えてくれる存在です。
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 思えば、新コロの緊急事態宣言中、観光客が激減した境内で、ビクトリー君やハートちゃんたちが本堂前に集い、まるで「ここが我々のステージだ」と言わんばかりに舞っていたことを思い出しますよ。
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 あほまろが朝の散歩の途中で見つけ、名前をつけて記録しはじめたのも、その頃からでしたね。
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 人もハトも移ろいゆく浅草の季節の中で、それでも羽ばたきのリズムだけは不思議と変わらない
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 これこそが朝の境内の奇跡なのです。
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 それにしても、毎朝飽きもせず舞ってくれるのは嬉しいけれど、薄暗い境内でその姿を写真に収めるのは一苦労なのですよ。
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 ISO感度を上げ、シャッター速度を稼ぎ、手ぶれ補正も効かせたつもりが、ブレた羽根の残像だけが幽霊のように写っていることもしばしば。
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 まるで「お前にこの速度は捉えられまい」と、ビクトリー君が挑発しているかのようです。
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 早朝参拝にいらっしゃった方々も、ビクトリー君の乱舞に驚いてましたよ。
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 動きのすべてを捉えきれなくとも、その朝その瞬間の空気と匂いを写真に封じ込める――これが、あほまろにとっての“記録”であり、“儀式”でもあるのです。
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「朝まだき 闇を切り裂く 羽の音 撮れずともよし 胸に残せば」(阿呆人也)
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 乱舞を終えると、手水場の棚で一休み。
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「羽音だけ 写して残す 朝の影 夢に羽ばたく 乱舞の記憶よ」(阿呆人也)
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 そして、棚の上で犬友が来るのを待っているのですよ。
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 おはよう益美さん。
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 おはよう陽子さん。
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 おはようございます。今朝は開門2分半前にお友達の山本さん、五味さん。高橋さん、金山さんたちとやって来た野崎さん。
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 今朝は禄福神。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 秋の境内をご覧下さい。
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 メイプルリーフ。
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 ソメイヨシノ。
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 雨の予報は出ておりませんが、天候が不安定なので、お出かけの際は、念のため傘をお持ちになったほうが安心かもしれませんよ。
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 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は99%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、野菜野付物とクロワッサン。デザートはあんみつもどき。
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 妻のコレクションは、レンちゃんとラウルちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 予想通リ、高市早苗さんが価値蒔いたね。おめでとうございます。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、息子が買ってきたすき焼き弁当。デザートはシャインマスカット。
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 妻のコレクションは、のぞみちゃんと聖子ちゃん。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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