あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)10月3日(金)旧暦8月12日 先勝

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
575

- 秋の香り -

日記写真

 今朝も涼しく、虫の音が高らかに響き、東京もようやく秋の気配が深まってまいりました。穏やかな秋晴れに恵まれ、気温も26℃ほどとのことです。
 この先も低気圧や前線が周期的に接近・通過する影響で、天気は秋らしい周期変化を見せるようです。それに伴い、日々の気温変化に加え、朝晩と日中の寒暖差も大きくなる見込みです。体調を崩しやすい時期ですので、服装の調整をはじめ、体調管理には十分お気をつけくださいね。
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 あほまろは、朝晩の涼しさにようやく秋を感じるようになりました。季節の移ろいは、風の冷たさや空の色だけではなく、匂いによっても告げられるものです。その象徴こそが、あのキンモクセイ。オレンジ色の小さな花が綻び始めると、「あぁ、今年も秋が来たのだな」と実感いたしますよ。
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 浅草寺の影向堂の秋の花キンモクセイは、今朝の散歩ではまだ開花しておりませんでした。しかし、花の蕾を見るだけで、幼い頃の記憶がふと蘇ってしまうのですよ。そう、あの時代の「くみとり便所」という、誰もが避けて通りたかった昭和の生活の象徴です。あほまろの少年時代、キンモクセイの強烈な香りは、その不快な匂いを隠すための天然のマスクのような役割を果たしておりましたよね。
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 やがて水洗トイレの時代になると、「くみとり」の嫌な記憶は過去のものとなりましたが、それでも昭和の家庭には必ずといっていいほど、キンモクセイの芳香剤が置かれていたのです。トイレの隅にちょこんと置かれたオレンジ色の液体やビーズの容器が、どこの家でも同じように鎮座していたのを思い出すと、懐かしさと同時に苦笑いがこみ上げてまいります。あれは、まさに「芳香」と「防臭」の境目を、昭和が必死に取り繕った匂いの文化遺産だったのかもしれません。
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 秋の匂いの思い出は、キンモクセイだけではありません。サンマを焼く香ばしい匂いも忘れがたいものです。今年は珍しくサンマが豊漁で値も安く、あほまろの住む近所からも夕餉の時間になると、サンマを焼く匂いが漂ってくるのです。その香りを嗅ぐたびに、秋の夜長を家族で囲んだ食卓や、白い湯気とともに湧き上がる団欒の温かさを思い出すのですよ。
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 結局、秋とは「匂いの季節」なのかもしれません。嫌な匂いを隠そうとするキンモクセイの甘い香り、食欲を刺激するサンマの煙の匂い――。良い匂いも悪い匂いも、時に皮肉を込めて、季節と共にわたしたちの記憶を呼び覚ますのです。そう考えると、匂いほど時代を生々しく残すものはありませんね。
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 ようやく秋らしくなってきた想いを、香りが記憶を呼び覚ます情景を狂歌にしてみました。

「キンモクセイ 匂いは過去を 包み込み 便所の影も 秋風吹かす」(阿呆人也)
「焼きサンマ 煙にむせて 笑う夜 匂いもまたぞ 秋のごちそう」(阿呆人也)
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 今朝の日の出は午前5時37分。
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 あほまろは、今朝、ほんの数十秒だけ顔を覗かせた真っ赤な朝焼けに出会いましたよ。わずかなひとときであっても、その瞬間に立ち会えたことに、心からの感謝を覚えましたよ。
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 空は東の端から静かに燃え立ち、スカイツリーを朱に染めながら、夜と朝の境目を鮮やかに描き出しました。浅草寺の伽藍と重なるその光景は、まるで古き時代と新しい時代が手を取り合っているかのように見えたのでした。
 移ろいやすい季節の中で、この一瞬の輝きに立ち会えること、それは偶然の贈り物であり、また日々を積み重ねてきた者への小さなご褒美のようでもありました。

「燃ゆる空 わずかに宿す 朱の夢 感謝に染まる あほまろの朝」(阿呆人也)
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 おはよう、あほまろ。
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 今日もちゃんと来てくれたね。
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 ボクの目は誤魔化せないよ、遠くからでもすぐに見つけちゃうんだから。
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 人間の顔なんて簡単さ、毎日会ってる君のことなら、もっと簡単さ。
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 それに、カメラを向けられるとついつい羽根が広がっちゃうんだ。
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 だって、ボクにとって君のレンズは、舞台のライトみたいなものだからさ。
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 今日もいい一枚、撮れたかな?
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 今朝はビクトリー君のつぶやきを書いてみましたよ。
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 長年の人間との共存の中で、ハトは驚くべき力を身につけたといわれています。それは、人間の顔を見分ける能力です。餌をくれる人や意地悪をする人を見分け、服装が変わっても、その記憶を頼りに識別できるというのです。
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 ビクトリー君が、毎朝きちんとあほまろを見つけ出してくれるのも、きっとその賜物なのでしょうね。
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 研究者によれば、訓練を受けていない野生のハトでも、人間の顔を個別に認識できるそうです。
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 その高度な認知能力は、都市という過酷な環境で生き抜くために必要不可欠な知恵なのだとか。
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 なるほど、浅草という大都会で自由に舞い、そして毎朝あほまろに会いに来るビクトリー君の姿は、その証拠そのものなのかもしれませんね。
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 人と鳥の境界を軽やかに超え、目と目で通じ合う朝のひととき。今日もまた、彼の羽ばたきに心を預けて一日を始められることに感謝でございます。
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 いつにも増して激しく舞ってくれました。その勢いのあまり、羽根を一枚、ひらりと落としてしまったのです。
 舞い降りた羽根を拾い上げて掌に収めると、そこには朝の空気とともに彼の息づかいまで宿っているように感じられました。羽根は小さくとも、ビクトリー君が境内を駆け抜けた証し。記念に持ち帰り、大切に残しておこうと思いますよ。

「ひとひらの 羽根に宿せし 舞の跡 手に取るたびに 友を思わむ」(阿呆人也)
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 ハーちゃんも来てくれましたよ。
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 今朝もお友達のクロちゃんも一緒でした。
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 境内にはおよそ二十羽以上のハトたちが暮らしています。その中で、あほまろの側にいつも寄ってきてくれるのは、長年の友であるビクトリー君と、愛らしいハートちゃんでした。
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 ところが昨日から、新しい友が加わったのです。艶やかな黒い羽を持つその子に、あほまろは「クロちゃん」と名付けました。三羽が並んで歩く姿は、旧知の仲に新しい風が吹き込んだようで、なんとも頼もしく、微笑ましい朝の光景でございました。
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 ハトたちも人間と同じく、信頼を築くのに時間をかけるようです。
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 そんな中で、クロちゃんがあほまろの側にやって来てくれたことは、小さな奇跡のように思えてならないのです。
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 これからもみんなで仲良く暮らしてくださいね。

「友ふえて 羽音に響く 朝の庭 心通えば 絆は広がる」(阿呆人也)
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 おはよう益美さん。
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 おはようございます。今朝は開門1分半前にやって来た野崎さんと高橋さん。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 秋の境内をご覧下さい。
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 メイプルリーフ。
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 ソメイヨシノ。
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 奥山のサルスベリは、下の花が剪定されてしまいました。
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 体調を崩しやすい時期になりました。服装の調整をはじめ、体調管理には十分お気をつけくださいね。
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 今日もあほまろは秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は97%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、野菜とお肉を蒸したのと、クロワッサン。デザートはモモとヨーグルト。
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 妻のコレクションは、祥子ちゃんと知子ちゃん。
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 昨夜は、大黒屋にて、サンバカーニバルの反省会でした。
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 みなさんは呑めて、うらやましいな・・・。
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 酒を断ったあほまろは、天丼とアイスコーヒー、絶妙な組みあわせ。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 あほまろお帰りなさい。
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 遅かったじゃないか!
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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