あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)6月29日(日)旧暦6月5日 仏滅

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
599

- ♪ねんねの ねむの木 眠りの木… -

日記写真

 今朝も浅草寺の境内には、ふわりと甘く優しい香りが漂っていましたよ。見上げると、合歓(ねむ)の花が、まるで夜の眠りから一斉に目覚めたように、ふんわりと桃色の綿菓子のような花を咲かせておりました。
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 合歓の木とは、風情ある名前ですよね。なんでも、夜になると葉を閉じる“就眠運動”という性質から「眠る木」と書いて「合歓木」と呼ばれるようになったとか。葉が寄り添いながら眠る姿から、中国では夫婦円満の象徴ともされていたようです。
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 なるほど、仲睦まじく眠る木の姿は、理想の夫婦のよう――あほまろ家では、夫婦は別室でそれぞれ悠々自適に寝ていますが、それでも円満なんですよ。むしろその距離感が秘訣かもしれませんな。なんたって、お互いのいびきを気にしなくて済みますからね(笑)
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 この風情ある合歓の花は、文学にもたびたび登場しています。
 泉鏡花の『婦系図(おんなけいず)』では、
「黒塀越に、雲切れがしたように合歓の散った、日曜の朝の青田を見遣った時、ぶつぶつ騒しい鍋の音。」
 というように、情景の移ろいと生活の音を交錯させる繊細な描写がなされていますし、林芙美子の『放浪記』では、
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「寺の庭を見ているとねむの花が桃色に咲いて、旅の田舎の思い出がふっと浮かんできた。」 と、郷愁と結びついた美しい記憶として描かれております。
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 さらに、あほまろが思い出すのは、美智子上皇后が皇太子妃時代に詠まれた一首。以前、九州・指宿スカイラインの樋高展望台の歌碑を見たことがありました。
「薩摩なる喜入の坂を上り来て 合歓の花見し 夏の日想ふ」
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 美智子上皇后のお育ちになった品川の正田邸跡は、いまや「ねむの木の庭」という公園になっております。高校時代に詠まれた詩『ねむの木の子守歌』は、親しいご友人によって後年、雑誌に発表され、それに感動した作曲家・山本正美氏が曲をつけ、宮城まり子さんや吉永小百合さんが歌って、大きな反響を呼びました。
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 とりわけ、宮城まり子さんはこの「ねむの木の子守歌」に込められた優しさを、現実の行動に移された方。自らの私財を投じて障がいのある子どもたちのために「ねむの木学園」を設立し、長年にわたって運営されていたのです。あほまろのような凡人には到底まねできることではなく、ただただ、その偉業に頭を垂れるばかりです。
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 ところで、ねむの木というのはマメ科の植物で、痩せた土地でも生きていける根粒菌と共生しているそうです。栄養が少ない土壌でも、あのように優しい花を咲かせる姿を見ると、どこか人の生き方にも似ている気がしますね。厳しい環境にあっても、誰かの記憶にそっと咲くような――そんな花でありたいものです。
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♪ねんねの ねむの木 眠りの木…
 そんなフレーズを口ずさみながら、あほまろは今朝も合歓の花の下を歩いてきました。蒸し暑い朝の空気のなか、ねむの木の花は、何も言わずとも人の心を癒してくれるものなのですね。

 この夏も、どうか優しさとともにありますように。
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 おはよう、キョエちゃん。 今朝もいつものように、浅草神社の鳥居の下で、あほまろが来るのを待っていてくれましたね。空はまだ朝の薄明かりに包まれておりましたが、その姿を見つけた瞬間、お互い嬉しくなるのです。
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 カラスというのは、元来とても用心深い生きものです。人間に嫌われていることを、ちゃんと理解しているのかもしれませんね。だからこそ、たいていのカラスは人が近づくだけで、警戒してすぐに飛び去ってしまうものなのですよ。
 けれど、キョエちゃん親子とあほまろとの関係は、そんな一般論ではくくれません。まるで長年の友人のように、互いの存在を認め合い、尊重しあっている――そんな特別な絆が育まれてきたのですからね。
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 だからこそ、あほまろが「おはよう」と声をかけると、キョエちゃんも「オハ、オハ」と応えてくれるのです。あの、くちばしの奥から漏れるかすかな声に、どれだけ励まされてきたことでしょうか。人と鳥との間に、こんなにあたたかなやりとりが生まれるとは、かつて想像もしておりませんでした。
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 最近では、犬友のうめちゃんママにも、ずいぶん心を開いてきたようで、うめちゃんが側にいても、もう逃げたりはしません。それどころか、じっと様子を見つめながら、何か言いたげな眼差しで佇んでいることもあるのですよ。
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 人間の世界は、時に冷たく、利己的で、鳥たちのような命にさえ無関心なことがあります。けれど、こうして毎朝交わす小さな挨拶の中に、あほまろは、ほんのわずかな“希望”を感じているのです。
 浅草神社の守り神、キョエちゃん、ありがとう。今日も元気な姿を見せてくれて、本当にありがとう。
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 今朝の日の出は午前4時28分。
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 ビクトリー君、おはよう。
 今朝も、ちゃんと来てくれたのですね。境内にはたくさんのハトたちがいますが、その中でも、あほまろのあとをついてくるのは、ビクトリー君とハートちゃんだけ。まるで“専属カメラマン付きの早朝散歩”のように、そっと足音を合わせながら、静かに寄り添ってくれるのですよ。
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 今朝も、あほまろがいつものパワースポットで写真を撮っていると、どこからともなくビクトリー君がやってきて、ちょこんと石段に上がってきました。まるで「おはよう、今日もここで撮るんだろう?」とでも言いたげな顔つきで、こちらをじっと見つめてくるのです。
 その眼差しには、言葉はいらない、信頼という名のぬくもりが宿っておりましたよ。
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 この小さな生きものとのささやかな朝のひとときが、あほまろにとっては、何よりのエネルギー源。世間では「ただのハト」と言われてしまうかもしれませんが、あほまろにとっては、立派な“朝の友人”なのです。
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 今日もビクトリー君と一緒に、穏やかな朝が始まりました。
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 今朝も乱舞を見せてくれました。
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 ありがとうビクトリー君。
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 後ろを見ると、ハートちゃんも、こっそり追いかけてきましたよ。
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 カラスもハトも、名前を呼べば反応してくれるようになり、まるで旧知の友人のような存在に。そうなるともう、彼らの何気ない仕草ひとつが、たまらなく可愛く思えてしまうんですよ。鳥であっても、こちらが心を込めて接すれば、彼らなりの形でちゃんと応えてくれるのですからね。
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 おはようございます。今朝は開門4分半前に山本さんと金山さんたとお友達がやって来ました。
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 おはよう陽子さん。
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 野崎さんもオーストラリアで日記を観てくれているのかな。
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 おはよう益美さん。
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 野崎さん、無事に帰って来てね。早朝参拝のみなさんでした。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 夏の境内をご覧下さい。
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 メイプルリーフ。
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 ソメイヨシノ。
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 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。まだまだ「がんばれよ」
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 色あせてきた奥山の紫陽花。
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 今日も暑くなりますよ。
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 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますね。
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 夕べの睡眠は59%でした。
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 おはようヒロちゃん。任天堂で遊びたいのかな。
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 今朝の朝の朝食は、ハムサンドにウメちゃんママから頂いたトウモロコシ。
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 妻のコレクションは、レアちゃんとモモちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、久しぶりに近所の寿司屋さんから出前一丁。初新子も入っていたので、ウメちゃんママから頂いたトウモロコシも有るので、珍しくヱビスを飾ってみましたよ。
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 妻のコレクションは、ペコちゃんと千草ちゃん。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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