令和7年(2025)6月28日(土)旧暦6月4日 先負
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 16ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数612枚
- 夏越の祓 -
今年も浅草神社に真新しい茅の輪(ちのわ)が設置されました。ああ、今年もこの季節がやってきたのだなと、ちょっと背筋を正す気持ちになりましたよ。 そう、毎年6月30日に執り行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」のために設置されたものでございます。この茅の輪をくぐることで、前半の半年間に身にまとってしまった罪や穢れを払い、残り半年の無病息災を祈る――なんとも日本的な、心身を整える儀式なのでございます。 なんと今朝は、あのキョエちゃんまでもが、茅の輪を器用にくぐっておりましたよ。羽根をふわりと広げて、まるでこの神事の意味を理解しているかのような優雅な動き。あほまろは思わず手を止め、その姿に見入ってしまいました。 カラスというのは、古くから神の使いとして語り継がれてきた存在。八咫烏(やたがらす)のように、正しい道へと人を導く鳥とされております。そう思えば、毎朝境内であほまろを出迎えてくれるキョエちゃんの存在も、単なる偶然ではないのかもしれませんけどね。 今朝のその一歩――茅の輪をくぐるキョエちゃんの姿は、まるで「こちらですよ」と、あほまろの参拝を導いてくれているようでした。神と人とのあいだに立ち、風のように、羽音のように、そっと背中を押してくれる黒羽の導き手。まさか、あほまろの神事指南役がカラスだったとは……これは、神様の粋な計らいでしょうかね。 昨日茅の輪の設置中の写真です。 さて、茅の輪くぐりには作法がございましてね、まずは手水舎で手と口を清めてから、茅の輪の前でご本殿に向かって一礼。次に左回りして正面に戻って一礼。今度は右に回ってまた一礼、そしてもう一度左回りをして、ようやく拝殿に上がってお参りをするのが正式な作法だそうです。まるで軽い散歩コースのようですが、ちゃんと意味があるのですよ。 その折に「唱え詞(となえことば)」を口にするのが良いそうで、「水無月の夏越の祓する人は 千歳の命のぶというなり」と唱えながら回るのが正式とのこと。あほまろは、つい無言でくぐってしまいましたが、明日からは声に出して唱えながら回ろうかと思っておりますよ。……とはいえ、声に出すと観光客に怪訝な顔をされるのが浅草の日常。まぁ、心の中で唱えることにしましょうかね。 そして、茅の輪くぐりとセットで登場するのが、和菓子「水無月(みなづき)」でございます。三角形のういろうに、小豆がちょこんと乗った、なんとも涼やかなお菓子らしいのですが、あほまろはまだ一度もお目にかかったことがございません。どこで売っているのでしょうかねえ。雷門前の「龍昇亭 西むら」に並んでいるのかな? それとも隠れた老舗があるのでしょうか? とはいえ、あほまろ的には、「水無月」より「御神酒」の方が心身の清めに効くような気がしてならないのです。なにせ、米からできた神の水ですからね。いただくことで、五臓六腑はお清めどころか陽気に満たされ、現世利益をすぐに感じることができますし――あ、もちろんこれは私見ですけどね。 ともかく、季節の移ろいを感じながら、こうして行事を一つひとつ丁寧に重ねていくこと。それこそが、あほまろにとっての“心の茅の輪”なのかもしれませんが、明後日から禁酒するので、「夏越の祓(なごしのはらえ)」には間に合いそうですね。 今日の日本列島は本州付近に張り出した高気圧に覆われ、特に東日本の太平洋側では厳しい暑さとなる見込みです。東京の最高気温は35℃に達し、猛暑日となる可能性が高まっています。屋外での長時間の活動には、こまめな水分補給や日陰での休憩など、万全の熱中症対策が欠かせませんね。 一方、鹿児島県・トカラ列島近海では地震が相次いで発生しており、不安な状況が続いています。現在のところ、関東地方への直接的な影響は見られていないようですが、今後も首都直下型地震などの発生に備え、日頃からの防災意識を持つことが大切ですね。 現在、香港を中心に「日本で7月に大地震が起こる」という“災害予言”がSNSで拡散されています。しかし、科学的根拠の全くないこうした“災害のうわさ”に振り回されるのは困りものです。専門家による地震予測は極めて難しく、現時点で「いつどこで」という予言には信頼性がありません。 正しい情報を得るためには、気象庁や専門の研究機関といった公的機関の公式見解を確認することが重要です。噂や不安に惑わされず、冷静に「信頼できる情報」を見極めていきたいですね。 おはようキョエちゃん。 今朝もキョエちゃんは、まるで神の使いそのもののような佇まいで、浅草神社の鳥居の下に静かに立ち、あほまろの到着を待っていてくれましたよ。その姿に思わず手を合わせたくなるほど、神聖な気配すら感じました。 ふと頭に浮かんだのは、日本神話に登場する八咫烏(やたがらす)のこと。あの三本足の神のカラスは、神武天皇を熊野から大和へと導いたとされ、「導きの神」として信仰されてきた存在です。特に神武天皇の東征を支えたことから、「勝利を呼ぶ神の使い」として、今日でも多くの神社で崇められております。 そう考えると、キョエちゃんが毎朝あほまろを出迎え、そっと背中を押してくれるような仕草も、決して偶然ではないのかもしれません。 黒羽に宿る神意が、あほまろの歩む道を照らしてくれている……そんな気さえしてまいります。 カラスというと、現代では騒がしい都会の住人として敬遠されがちですが、本来は知恵と導きの象徴。 ましてや神社に棲むキョエちゃんは、まさに境内の守り神。あほまろにとっては、今や神職にも勝る“朝の導師”のような存在なのですよ。 今朝もいつものように、キョエちゃんと「おはよう」の挨拶を交わしていると、どこからともなく、キョエちゃんママも羽ばたいてやって来ましたよ。親子そろってのお出迎えに、あほまろは思わず顔がほころんでしまいました。 実はこの浅草寺境内には、カラスたちの縄張りが三つほどあるのです。そこには、合わせて十羽ほどのカラスたちが、それぞれのエリアをきちんと守りながら暮らしているのですよ。まるで、目に見えぬ地図が境内に広がっているかのようです。 そして、その中でも特別なのが、ここ浅草神社の縄張り。なんと、この神域を守っているのは、キョエちゃんとそのママのたった二羽だけ。まるで、社殿の守護を任された番人のように、毎朝この場所に立ち、あほまろの参拝を見届けてくれているのです。 神社は人の心を清める場所。そんな神聖な空間を、カラスたちが分担して守っているとは、なんとも頼もしいではありませんか。とりわけ、キョエちゃん親子の存在は、ここ浅草神社の“空の宮司”とでも呼びたくなるような、厳かさと温もりを感じさせてくれるのです。 もしかしたら、あほまろが毎朝足を運び、心の穢れを清めているように、キョエちゃんたちもまた、空のどこかで“カァカァ”と唱えながら、自らの使命を果たしているのかもしれませんね。 キョエちゃん親子のほかにも、この浅草神社の境内には数羽のハトたちが暮らしております。朝の静けさの中、石畳をとことこ歩いたり、手水舎の縁で水をついばんだりと、それぞれが自由気ままに過ごしている様子は、まるで朝の詩のようです。 それでも、鳥たちの間にも不思議な縁というものがあるようで、なかでもビクトリー君――あの羽に「V」の模様がある名物ハト――は、なぜかキョエちゃんたちと特に親しい様子。今朝も、境内の片隅で、カラスとハトがまるで兄弟のようにじゃれ合う姿が見られましたよ。 カラスとハト。普通ならば、縄張り争いをしてもおかしくない種族が、ここ浅草では肩を寄せ合い、まるで神前に集う巡礼者のように仲良く過ごしているのです。 思えば、これはきっと神様のお導きなのでしょうね。 種も姿も違えど、この場所で出会い、互いに干渉することなく、時に親しく羽ばたく――そんな奇跡のような光景を目にするたび、あほまろの心も少しだけ優しくなれる気がいたします。 人間の社会も、こうあればいいのになぁ……などと、ふと思ってしまうのは、年のせいでしょうか。それとも、カラスとハトに諭されているからかもしれませんね。 合歓の花。 今朝の日の出は午前4時27分。 何か知らんけど、紫蘭。 おはようございます。今朝は開門3分前にやって来た陽子さんとお友達。野崎さんはケアンズに行ってますよ。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。 夏の境内をご覧下さい。 メイプルリーフ。 ソメイヨシノ。 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。いったいどこまで踏ん張ってくれるのかな、頑張ってください。 盛りを過ぎた紫陽花。 今日は全国的に猛暑日となりそうです。屋外で過ごされる方も、室内にいる方も、こまめな水分補給を心がけて、どうか無理のない一日をお過ごしください。 ちなみに、ビールは水分補給にはなりませんので、ご注意を。のどごしは良くても、体内の水分をかえって奪ってしまうのですから、炎天下での「補給」は麦茶やお水にお任せあれ。ビールは、夕暮れ後の“ご褒美”にとっておきましょうね。 いよいよ7月、浅草は「ほうずき市」と「隅田川花火大会」ですよ。 今日は暑いけど、台東区民会館で開催中の「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」をのぞいてみますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は71%でした。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝食は、野菜におこわご飯など、身体にやさしい和の献立でした。そして、益美さんからいただいた北海道・倶知安の地酒「ニセコ」と、味噌くるみ餅も食卓に添えられておりましたが、ご安心ください、これは単なる飾りです。 あほまろは、朝っぱらから日本酒を嗜むような趣味は持ち合わせておりませんので。もっとも、飾っておくにはもったいない銘酒ではありますが、それはまた明後日の禁酒前にいただくつもりでございます。 妻のコレクションは、音威子府村の春さんと、チリちゃん。 昨日の東京スカイツリー。 しゅと犬くん。 あほまろお帰りなさい。 毎日、暑いね・・・。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、天麩羅にごはん。デザートはサクランボ。妻のコレクションの音威子府村のトメさんと千草ちゃんが、未開封の「黒佐藤」を飾ってくれました。わが家は人形が多いので、すぐに蒸発するのが、困っているのです。 Memo iPhone 16 ProMAX