あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)6月26日(木)旧暦6月2日 先勝

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
464

- 「雷門濡れて ヒロは吠えたる 雨の朝」 -

日記写真

 浅草は、熱帯低気圧が通過した影響で、沿岸部を中心に雨風が強まりました。あほまろが散歩に出かけた頃には、まさに土砂降りの雨。途中から雨は小康状態となりましたが、今度は蒸し暑さが身体にこたえ、雨に濡れるよりも汗でびっしょりになってしまい、早めに戻ることにいたしました。
 今日は、梅雨前線の活動が依然として活発で、発達した雨雲が西日本から北日本にかけて広がる見込みです。広い範囲で強い雨に警戒が必要ですね。
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 今朝の雷門は、雨に濡れてしっとりとした風情が漂っておりました。誰もいない雨の浅草、濡れた路面に映る提灯の灯りが、まるで記憶のなかの風景のようで、まことに幻想的でしたよ。
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 浅草といえば、雷門、浅草寺、仲見世通り等々、江戸の風情を今に伝える粋な下町であり、日本国内はもちろん、世界中から人々が訪れる人気の観光地です。ですが、そんな浅草の魅力を一言で語れと言われたら、やはり「雷門」でしょうね。
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 雷門の前で写真を撮らない観光客など、おそらく地球上に存在しないのではないかと思えるほど、皆さま必ず記念撮影されております。もちろん、あほまろも毎朝欠かさずシャッターを切っておりますよ。もっとも、あほまろの場合、早朝の雷門を独占できるのが特権。観光客のいない静かな門前に立つと、まるで時が止まったかのようで、「これぞ江戸」と心が粋になるのです。
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 先日、スペインからお越しの女性に観光ガイドブックを見せてもらったところ、その表紙には、なんと富士山と雷門、そして影向堂の石橋までもが誇らしげに並んでおりましたよ。富士山と並ぶ雷門。これ以上のブランド力があるでしょうか。浅草、いや、日本の顔といっても過言ではありませんよね。
 それゆえに、昨今のインバウンド観光客の波は、我々地元民にとってはちょっとした“津波”のようなものでして、正直なところ「もうこれ以上いらしていただかなくても……」というのが本音でございます。もちろん、おもてなしの心は大切にしておりますが、狭い町に溢れる人、人、人。歩くたびに「すみません」「ごめんなさい」と口に出すのが、もはや浅草人の新たな口癖になってしまいましたよ。
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 さて、本日は「雷記念日」でございます。延長8(930)年、平安京の清涼殿に雷が落ち、大納言・藤原清貴が命を落とすという事件がありました。その雷を「菅原道真公のたたり」と信じた人々は、左遷された彼の名誉を回復し、道真公は「天神様」として雷の神と仰がれるようになったのです。
 そんな“雷”にまつわる記念日ではありますが、浅草寺の雷門の正式名称は「風雷神門」。菅原道真公との直接的な関係はございません。なのに、なぜ「雷門」と呼ばれるようになったのか、それは歴史の霧の中にございます。とはいえ、今日も雷門前は記念日とあって、世界各国の言語が飛び交い、雨でも撮影大会で賑わうことでしょうね。
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 本日も、あほまろは早朝の雷門で、誰もいない静謐なひとときをいただきました。人々が知らない、まだ眠りにつつある町の顔。それを見届けられることが、何よりの贅沢でございます。
 観光地でありながら、暮らしの町でもある浅草。そのはざまで揺れながらも、あほまろは今日も、シャッターを切るのです。雷門の灯が、今日も世界を照らしているのだと思いながら。
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 おはよう、キョエちゃんママ。
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 どしゃ降りの雨の中、今日も変わらず、浅草神社のあの場所で待っていてくれたのですね。羽をしっとりと濡らしながら、じっと、ただじっと、こちらを見つめてくれていたその姿に、あほまろは胸の奥がじんわりと温かくなりましたよ。
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 誰よりも早くこの町を見守るあなたは、まるで境内の守り神。傘も差さず、レインコートも着ず、濡れるがままの黒い羽根に、今朝の空の色が溶け込んでおりました。まっすぐこちらを見る瞳の奥に、「来たね」と語りかけるような静かな信頼の色が宿っていたのです。
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 あほまろも、ずぶ濡れになりながらも、やっぱり今日もあなたに会いに来たのですよ。雷門の提灯が濡れた路面に揺れて、街がまだ夢の続きにいるようなこの朝に、あなたがいてくれることが、どれだけ心強いことか。
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 おや、キョエちゃんも来てましたね。
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 カラスは不吉だなんて言う人もおりますが、それはこの朝を知らない人の言葉。あなたの気高さと誇り、そして子を思うまなざしを見たならば、誰もがきっと、認識を改めることでしょう。
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 今朝のキョエちゃん親子は、五重塔を背にして佇み、雨に濡れながらも堂々としておりました。その姿は、まるで神話のなかから抜け出してきた使者のようで、シャッターを切る指先が、思わず震えるほどに神々しかったのですよ。
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 どうか、また明日も待っていてくださいね。たとえどんな空模様であっても、あほまろは、あなたとの“朝のあいさつ”を忘れずに続けてまいりますから。雨の日も、風の日も、晴れやかな朝も、この小さな出会いを、今日もひとつ、記憶の中にしまっておきますね。
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 今朝の日の出は午前4時26分。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
あほまろは、願ってますよ。どうか、わが家の子どもたちが心穏やかに歩めますように。そして、家族のように共に暮らす猫のヒロちゃんが、いつまでも健やかで、やんちゃなままでいてくれますようにと。世の中がどれほど喧しくても、子育地蔵さまの前に立つと、人の願いと祈りの静けさが、深くしみてくるのです。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
 しとしとと降りしきる雨に濡れてもなお、その姿は凛として、まるでこの国の慈しみの象徴のよう。まさに「日本のナイチンゲール」と呼ばれるにふさわしい気品が漂っているのです。
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 雨の境内をご覧下さい。
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 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。思わず「がんばれよ」と、毎朝、声をかけているのですよ。
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 色あせてきた紫陽花。
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 今日は発達した雨雲が西日本から北日本にかけて広がる見込みです。広い範囲で強い雨に警戒が必要ですよ。
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 今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。
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 夕べの睡眠は80%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、冷や豆腐の煮物とクルミパン。デザートはサクランボ。
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 妻のコレクションは、モモちゃんと、ふうてんのリリーちゃん。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、コロッケと貝柱のとんかつ風味にサラダ。たまには、「黒佐藤」も飾ってみたくなるのです。
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 妻のコレクションは、朋子ちゃんと智子ちゃん。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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