令和7年(2025)6月22日(日)旧暦5月27日 先勝
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 16ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数637枚
- ハトの帰巣本能 -
今朝もまだ人が少ない境内でハトたちが遊んでいましたよ。そんな静けさのなか、観音裏広場ではいつものハトたちが、のびのびと羽を伸ばして遊んでおりましたよ。 なかでも、あほまろの古い友のビクトリー君は、今朝も律儀に姿を見せてくれました。見つめ合うその瞬間から、ふわりと舞い上がり、あほまろの目の前で堂々たる乱舞を披露してくれるのです。それも、飛んでいる間じゅう、しっかりと目線を外さずにいてくれるのですよ。まるで「ほら、今がシャッターチャンスだよ」とでも言っているように。そんな心意気、実に見上げたものですね。 さて、境内を飛び回っているこのハトたち、正確には「カワラバト(ドバト)」と呼ばれる種類なのですが、人類とのお付き合いは、どうやら1万年もの昔からはじまっているとか。 その長きにわたる共生のおかげで、人慣れした性格になり、今ではまったく警戒心がございません。あほまろがどれだけ近づこうと、まったくお構いなし。それどころか、「おや、今日もいらっしゃいましたか」とでも言いたげな顔で寄ってくるのですから、面白いものです。 とはいえ、これが観光客で賑わう時間帯ともなると、さっと姿を消してしまう。どうやら、ハトたちも人間観察の達人で、静けさを好む性分なのかもしれませんね。 ところで、ハトといえば、非常に縄張り意識が強く、ひとたび「ここだ」と決めた場所には、執拗なほどの愛着を持つ鳥でもあります。これは、生まれながらにして備えている「帰巣本能」のなせるわざ。遠く離れても必ず自分の巣へと戻ってくるその能力ゆえ、「伝書鳩」として大いに活躍してきたのです。 あほまろが少年時代、近所に、伝書鳩を飼っている方がいらっしゃいました。一度、その方に誘われて伝書鳩の訓練に付き合ったことがありましたよ。ハトを籠に入れ、地元の狩太駅(今のニセコ駅)から、長万部駅まで行き、帰りの汽車時間のちょっと前に、三羽のハトを放ったのでした。 そして、帰りの汽車に揺られて戻ってみると、驚いたことに、あの三羽、すでに巣に帰ってきているではありませんか。それだけでなく、飼い主の姿を見るなり、パタパタと寄ってくる。これはもう、単なる帰巣本能だけではなく、しっかりと人の顔も覚えている、つまりはなかなか賢い鳥なのですよ。その後もこうした訓練を重ね、選りすぐりのハトに名前を付けて、伝書鳩大会に出場していたのです。 今朝、境内で舞うビクトリー君の姿を眺めながら、ふと、そんな懐かしい記憶が胸に蘇ってきたのでした。あの頃の汽車の音、ハトの羽音――それは、あほまろにとって、いつまでも色あせることのない、心の景色なので、今も、ハトと遊んで居るのですよ。 東京は今日も、朝から強い日差しがじりじりと照りつけております。どうやら最高気温は35℃を超える猛暑日となる見込みで、気象情報でも「熱中症リスクが非常に高いので、意識的な予防対策を心がけてください」との呼びかけがなされておりましたよ。 もし、あほまろの旅程が1日ずれていたら、えらい目に遭っていたかもしれませんねぇ――まさに、運も旅のうち、ですね。 あほまろの散歩は、いつも早朝から始まるのですが、日の出が早くなったおかげで、楽しみにしていた星空観察の時間は、いまやすっかり叶わなくなってしまいました。 とはいえ、今朝はひとつ嬉しい景色に出会えましたよ。東京スカイツリーの高みのそのまた上空に、月齢26日のほっそりとした有明月がたおやかに浮かび、その下には金星がきらりと輝いておりました。星こそ見えずとも、こうした天体ショーに出会えるのも、早起き散歩の醍醐味でございますよ。 本格的な星空観察は、また秋風が涼しくなる9月頃までのお預けでしょうか。それまでの間は、空の移ろいを愛でながら、また新しい楽しみを見つけていきたいものですね。 さて、あほまろは明日から、久しぶりの「乗り鉄旅」に出かける予定ですよ。今回の旅の目玉は、なんといっても寝台特急「サンライズ出雲」の個室寝台。これがまた、初めての乗車となるのです。 あほまろはこれまで、「ななつ星」や「瑞風」とか、ちょっと気取った豪華寝台列車には何度も乗ってきたものの、この「サンライズ出雲」だけは、なかなか縁がなかったのです。それが今回、ようやくチケットが取れましてね。人気列車だけあって、乗る前から気分はもう小躍り状態でございますよ。 明日の出発は東京駅21時50分発。というわけで、朝の散歩はいつものように出来ますが、夜は少しソワソワするかもしれませんね。寝台の窓から夜景を眺めつつ、ゴトンゴトンと揺られながら日本列島を西へ西へ、考えただけでも胸が高鳴るというものですよ。 せっかくの出雲行きですから、現地ではしっかり観光もしなくてはなりません。もちろん、出雲大社へお参りして、心静かにご縁をお願いしてまいりますよ。そして、あほまろ好みのローカル線、一畑電車にもぜひ乗りたいところ。カメラ片手にのんびりと、古の出雲路を満喫してこようと思っております。 そんなワケで、明後日と明明後日は早朝散歩はお休みとなりますよ。 さあ、旅支度を整えねば。今夜はきっと、寝台特急の夢を見ながら、旅の前夜を楽しむことになることでしょうね。 あほまろが今朝も浅草神社に足を運ぶと、すでに境内のいつもの場所で、キョエちゃん親子が待っていてくれましたよ。いやはや、律儀なものでございますね。 今朝のキョエちゃんたちは、いつにも増してご機嫌だったのか、しばらくの間、じっくりと遊んでくれました。 今朝のキョエちゃんママは、どうやら羽根の下が気になる様子。何度も嘴を器用に使って、羽の内側をツンツン、ツンツンと突いておりましたよ。痒いのか、それとも小さな虫でも付いているのか、ダニかもしれませんね。 まあ、いくら顔なじみとはいえ、あほまろはさすがにカラスの羽根を撫でたり掻いてあげたりする度胸はございませんのでね。遠巻きに「よしよし、大丈夫かい」と声をかけるばかりですけどね。 ともあれ、キョエちゃんママ、そんな小さな不調にも負けず、元気いっぱいに境内を歩き回っておりました。 今日はちょっと珍しい光景が見られましたよ。 神社の車止めの上をぴょんぴょん渡り歩いたりしてくれました。 こんな場所に留まっている姿を見るのは、あほまろにとっては初めてのこと。 まるで境内の“門番”でも気取っているような、りりしい佇まい。凛とした姿に見とれて、思わずシャッターを切ったのでした。 それにしてもキョエちゃん、いよいよ境内のどこもかしこも「我がもの顔」ですねぇ。こうして、日々新たな表情を見せてくれるから、あほまろは朝の散歩がますます楽しくなってしまうのですよ。 おや、ビクトリー君も来ましたよ。彼は、カラスをまったく怖がっていたいのです。 ビクトリー君がキョエちゃんに近寄って行くと、 親子そろって地面をちょこちょこと走り回ってくれたのです。その様子といったら、まるで境内を「我が庭」とでも思っているかのような堂々たるもの。 「走り舞う 母子カラスの 影二つ 見よ見よあほまろ 撮らずにおれぬ」(阿呆人也) こうして、朝のひとときをキョエちゃん親子とともに過ごせるのは、何ともいえぬ喜びでございますな。今日も一日、良い日になりそうですね。 今朝の日の出は午前4時25分。 合歓の花。 あほまろが本堂巡りを終えて戻ってくると、手水場にハトのハートチャンが佇んでおりましたよ。 目が合ったとたん、さっそくお得意の乱舞を披露してくれたのですが…… うむ、まだまだ動きがぎこちない。どうやら練習中といったところでしょうかね。 それでも、一生懸命羽ばたくその姿に、思わず微笑んでしまいましたよ。 きっとそのうち、ビクトリー君顔負けの華麗な舞を見せてくれる日も近いことでしょうな。 「ぎこちなく 羽ばたきながら 恋(こい)試す ハートの乱舞 朝の手水場」(阿呆人也) 「おずおずと ドタバタ舞えば ポチャリかな 手水(ちょうず)のふちで 水しぶき立つ」(阿呆人也) ありがとう。また明日も見せてくださいね。 おはようございます。今朝は開門2分前にお友達とやって来た野崎さん。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。 夏の境内をご覧下さい。 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。いったいどこまで踏ん張ってくれるのかな、頑張ってください。 奥山のアジサイも終わりに近付いてきました。 朝から強い日差しがじりじりと照りつけております。熱中症リスクが非常に高いので、意識的な予防対策を心がけてください。 今日は東京都議会銀選挙なので、日記を終えたら投票に行ってきますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は77%でした。 おはようヒロちゃん。暑いね。 今朝の朝の朝食は、ポタージュとトウモロコシにパン。妻のコレクションは、秋田こまちちゃんとジェームちゃん。 昨日の東京スカイツリー。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、久しぶりに近所の寿司屋さんから出前一丁。こちらも久しぶりに未開封の「黒佐藤」を飾って、妻のコレクションのチリちゃんと音威子府のトメさんと頂きました。 Memo iPhone 16 ProMAX