あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)6月19日(木)旧暦5月24日 仏滅

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
XXX

- 音威子府村の朝 -

日記写真

 あほまろは、今朝、北の大地・音威子府村の澄みきった空気のなかで目覚めました。
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 昨日は、旭川空港に降り立った途端、思わず「おお、さぶっ!」と声が漏れてしまいましたよ。東京との気温差はおよそ10度。羽織っていた上着が、まるで夏掛けの布団のように頼りなく思えたものです。もっとも、こうした冷んやりとした空気こそが、北海道という土地ならではの「ごちそう」なのですけれど。
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 旭川空港からはバスで旭川駅へ。そこから列車に揺られて名寄駅まで向かいました。さらに名寄でレンタカーを借り、音威子府村を訪ねたというわけです。
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 列車旅というものは、いくつになっても心が浮き立つもの。いや、それも当然。あほまろにとって、鉄路というものは若き日からの友のような存在なのですから。
 思い出しますよ、まだ高校生だった頃、北海道周遊券を手に、一週間かけて北海道の鉄路を隅々まで乗り歩いた日々を。あの頃は蒸気機関車が健在で、SLの汽笛が霧の中に響き渡っていたものです。硬いボックスシートに身を沈め、窓を開けて冷たい風を浴びながら、ひたすら線路が続いてゆく先を見つめておりました。夜行列車に揺られながら駅弁をほおばり、知らぬ土地の名も知らぬ小駅でふと降りてみたことも、一度や二度ではございません。音威子府駅もそんなひとうでした。
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 名寄行きの車内で、札幌から乗り込んできた女性と偶然相席となりました。聞けば、最近「乗り鉄」の趣味に目覚めたのだとか。お互い、列車旅の面白さについて語り合い、道中は実に楽しいひとときとなりました。旅というものは、こうした偶然の出会いがあるからこそ、やめられないのですよね。
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 そして夜。音威子府といえば、いまや全国に名の知れた「黒い蕎麦」。その製麺元である畑中社長さんから、音威子府村の歴史や蕎麦文化についてじっくりと話を伺うことができました。歴史の奥行きを知ることは、旅の味わいを何倍にも深くしてくれるもの。まことに有意義な宵となりました。
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 本日は、畑中社長さんから教わった「とっておきの場所」をこの目で確かめたのち、名寄へ戻り、レンタカーを返却。再び列車に揺られて旭川へと向かう予定です。旭川ではアイヌ資料館を巡り、また新たな知見と感動を胸に刻んでこようと思っております。
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 ちなみに音威子府駅舎の一隅には、かつての天北線を偲ばせる「天北線資料室」があり、その横には三畳ほどの小上がりが設けられておりました。ここで一服しながら古き写真や資料を眺めておりますと、幼き日、父とともにローカル線の待合室で列車を待った、あの木のベンチのぬくもりが蘇ってくるようでございました。
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 松井ら瀧四郎によって、北海道命名の地も訪れてみました。
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 さてさて、「黒い蕎麦」を頂いて、あほまろの北の旅は、まだ道半ば。今日もまた新たな出会いと風景を求めて、いざ行ってまいります。 写真00
 昨日のマンコレ。
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