令和7年(2025)6月1日(日)旧暦5月6日 仏滅
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 16ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数577枚
- 狂い咲きも自然の営み -
今朝、ふと頭上に目をやったその瞬間、思わず足を止めてしまいましたよ。あのニセアカシアが、たった二輪、咲いていたのですよ。 今年の春、4月中旬には見事な白い花を枝いっぱいに咲かせ、5月の初めには潔く花びらを散らせていった、あのニセアカシアがです。今はすでに初夏の風も感じられる季節。なのに、どうしたことか、季節外れの「狂い咲き」してましたよ。 いやはや、これには驚きましたよ。専門的家によると、落葉樹は冬から春にかけて「成長抑制ホルモン」とやらで眠らされております。それが急に暖かくなると、「あれ?もう春なの?」と、枝の先が目覚めてしまうことがあるらしいのです。どうやら今朝のニセアカシアも、このお天気のいたずらに踊らされてしまったのでしょうね。 とはいえ、「狂い咲き」という言葉、最近では放送禁止用語の扱いを受けていると聞いて、あほまろは首を傾げてしまいましたよ。季節を逸脱して咲いた花に「狂う」だなんて、まるで花に精神科の診断でも下すつもりなのか。花はただ、太陽と気温に従っただけなのに。そもそも花に理性も社会常識もありません。人間の都合で言葉狩りをしているような気がして、どうにも腑に落ちないのです。 ちなみに今朝は、ノムラモミジの一部の枝先で、赤い葉がひらひらと風に舞い始めておりました。春の名残なのか、夏の予兆なのか、それともただの風の気まぐれなのか。自然というものは、いつだって私たちの予測を軽々と超えてくるのですよ。 けれども、それがまた自然の醍醐味。科学では説明がつく現象であっても、目の当たりにしたときの感動は、知識では到底及ばぬものがありますよね。感情が先に動き、後から理屈が追いかけてくるのです。 あほまろは、毎日この浅草の境内を歩きながら、そんな自然のささやかな変化に気づくたびに、小さな感動をいただいております。そして、自然という大いなる存在と、ちっぽけな自分との距離感を、あらためて考えさせられるのです。 さて、明日はどんな“間違い”を探すことが出来るのかな。あほまろは毎日、それを心から楽しみにしながら約3時間の早朝散歩をたのしんでいるのであります。 しかし、どうして最近の空模様は、週末になると決まって機嫌を損ねるようでしてね。 まったく、週末ばかりこうも不安定になるとは。誰かが「雨男」ならぬ「雨天の神」に週末を差し出してしまったのではと疑いたくなるほどですよ。とくにここ数週間は、強風とにわか雨がセットで襲来し、まるで週末に恨みでもあるのかと思ってしまうのです。 そのおかげで、昨夜予定されていた足立区の花火大会は、なんと2年連続の中止。これでは「花火の幽霊大会」と言っても過言ではありません。そして、楽しみにしていた「江戸たいとう蔦重まつり」の華やかな「江戸吉原おいらん道中」まで、あっけなく中止のお知らせ。まるで江戸の花魁たちが「そんな日和じゃ化粧が流れちまうよ」と言って、引っ込んでしまったようでございます。 気象予報士さんによりますと、この6月は夏日が続出し、真夏日になる日もあるとか。それを聞いて、あほまろは思わず「おいおい、梅雨はどうなった」とツッコミを入れたくなりましたよ。かと思えば、まだ朝晩はひんやりと肌寒い。梅雨入り前というより、“季節迷子”とでも申しましょうか。天候もどうやら「狂い・・・」のようですね。 今朝の外気温は15℃。昨日まで感じていた冷え込みも、今日はすこし和らいで、散歩にはちょうどいい塩梅でした。しかし、油断は禁物。天気予報は「ところによりにわか雨」と、いつもの曖昧な表現で牽制してきます。実際、今朝の境内でも、頬にふと冷たいものを感じたと思ったら、すぐに細かな雨粒が舞っておりましたよ。ほら見たことか。 それでも、空というのは気まぐれで、雲の合間からふっと日が差す瞬間があるのです。まるで「さっきは悪かったね」と謝ってくるような、そんな優しさを感じるときがあるのです。今日はきっと、そんな空模様と会話を楽しむ一日になりそうですね。傘は忘れずに。でも、どうか一度も開かずに済むことを願いながら。 あほまろは、自然のそんな“気まぐれ”にこそ、どこか人間らしさを見てしまいます。だから、雨に文句を言いつつも、心のどこかでは「また来週も頼むよ」と、週末の空に語りかけているのかもしれませんね。 おはようキョエちゃんママ。 今朝は浅草神社の屋根の上から、じっとこちらを見下ろしておりましたね。朝の静けさの中に、その黒いシルエットがよく映えておりましたよ。 降りてくれたけど、いつもひとりぼっちで、やっぱり寂しいのでしょうか。キョエちゃんが旅立ってから、もう随分と時が流れましたのに、あなたは変わらずこの境内を守るように佇んでいるのですね。 だけど、そんなあなたにも、朝のひとときだけはちょっと心が和らぐのかもしれませんね。 あほまろとウメちゃんママの姿を見つけると、まるで「今日も逢えたね」とでも言うように見つめている。その視線の温かさに、こちらの胸もほんのりあたたかくなっているのですよ。 キョエちゃんママが待ってくれているから、あほまろも毎朝、ここにくる理由があるのですよ。たとえ一羽でも、そこに確かにある絆が、朝の境内に優しい物語を添えてくれるのですからね。 アメリカデイゴの蕾。 ちょっと残念な光景を目にしてしまいましたよ。アメリカデイゴの木、その枝の一部が、昨日、無残にも剪定されておりました。 「伸びすぎる前に手を入れておきましょう」といったところなのでしょうが、花の立場からすれば、まったく迷惑な話ですが、剪定もまた、人間の都合という名の季節行事。木々にとっては試練かもしれませんが、それでも命はめぐる。そう信じて、これからも見守ってあげましょうね。 今朝の日の出は午前4時26分。 今朝もビクトリー君があほまろが来るのを待ってましたよ。 あほまろを見つけて、喜んで飛び回るのです。 ハトのハートちゃんも見てるので、乱舞を見せてくださいな。 それではと、ビクトリー君の乱舞が始まったよ。 お上手、ありがとうね。 でも、ハトのハートちゃんはお露営を見せてくれませんでした。 おねがいだから、明日は踊ってね。 おはよう益美さん。 おはよう陽子さん。 おはようございます。今朝は開門2分前にお友達の山本さんと金山さんたちとやって来た野崎さん。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。 初夏の境内をご覧下さい。 ネズミモチ。 初夏の陽をたっぷりと浴びて、ソメイヨシノの葉がすっかり深緑に染まりましたね。 あの儚くも華やかだった花の季節が過ぎ去ったあと、今はすっかり逞しい姿に様変わりしましたが、幾重にも重なった葉の層が、“深緑”と呼ぶべき濃さも、まるで木陰の傘のように陽をやさしく遮ってくれていますよ。 その陰には、小さな赤い実がぽつりぽつりと実り始め、あの花びらの名残がしっかりと形を変えてここにあることを感じさせてくれました。 春には舞い、夏には茂り、秋には色づき、冬には眠る。 ソメイヨシノは、花の時期だけが見どころではありません。葉擦れの音が季節の移ろいをささやき、目には見えない時の流れを教えてくれるのです。 この深緑は、派手さはないけれど、静かに強く、そして美しい。まるで、年月を経てなお凛として佇む、人生の先輩のような佇まいではありませんか。 あほまろは、この緑の下で、毎朝、ひととき立ち止まりたくなっているです。 昨年からずっと落ちることなく、今もなおしがみついているソメイヨシノの一枚の葉が、まだ、しっかりと枝に息づいております。 人間の世界でも、世代交代は当たり前のようにやってきます。でも、だからといって、先代が無駄だったわけではない。この一枚の葉がそう語っているように思え、毎朝、足を止めずにはいられないのですよ。 そんな健気な一枚の葉のすぐそばで、まるで無邪気に微笑むように咲いていたのが、キンシバイ(金糸梅)の花が咲いています。 あの黄金色の可憐な花びら、そして細い糸のように繊細な雄しべが、朝の光を受けてきらきらと輝いておりましたよ。 なんという対照でしょう。ひとつは、しがみつくように過去を生きる一枚の葉。もうひとつは、今この瞬間だけを華やかに謳歌する花。 どちらが正しいわけでもなく、どちらが美しいということでもないのですが、あほまろにはその並びが、まるで“時間”そのもののように思えているのですよ。 奥山の梅の実が、ぷっくりと膨らんだ実が朝の光を浴びて、どこか誇らしげに実ってます。 足元には、すでに熟して地面に転がった実がいくつも・・・、どれも手つかずのまま、土の上で静かにその命を終えようとしていました。 毎年のことですが、この奥山のウメの実は、誰にも収穫されることなく、ただ静かに生って、静かに落ちてゆくのです。 人の目に留まることも、梅酒やジャムに生まれ変わることもなく、ただ木の下で土に還っていく運命。 それが寂しいかと問われれば、あほまろは「それもまた自然の姿」と答えたいのです。 けれど、枝に揺れる実を見上げ、誰かの手に取られることなく終わっていく小さな命を見ると、どこか切なさも感じてしまうのですよ。 無言のまま、実を実らせ、やがて朽ちる・・・。 自然とは、実に静かな営みを淡々と続けておりますね。あほまろもまた、その営みの片隅に立ち会えるだけで、ありがたいと思いながら、毎朝、写真に残しているのですよ。 今日は久しぶりに日が差すようです。しかし、にわか雨もあるようですよ。 今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は85%でした。 おはようヒロちゃん。 起こさないで、まだ寝ていたいよ・・・。 今朝の朝の朝食は、タケノコとアサリの炊き込みごはん。デザートは、もなかといちご。 妻のコレクションは、音威子府のトメさんと浅草の景子さん。 昨日の東京スカイツリー。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、餃子とごはんだけなので、自然蒸発でなくなってしまった「櫻井」の壜だけ飾ってあげました。 妻のコレクションは、ゲッシー(夏至)ちゃんと、娘の冬至ちゃん。 Memo iPhone 16 ProMAX