あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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令和7年(2025)5月29日(木)旧暦5月3日 先勝

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今朝の撮影 Data
SONY α1-2
SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS
iPhone 16ProMAX
現像 Adobe PhotoshopLightroomCC
撮影枚数
635

- 今日は「呉」の服、「呉服の日」 -

日記写真

 境内に、ひっそりとキンシバイ(金糸梅)の花がほころびはじめました。 梅雨の訪れを告げるように、しっとりとした空気の中に、鮮やかな黄金色が浮かび上がります。
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 花の中心はすっきりと整い、控えめな雄しべがそっと佇むその姿は、まるで雨音に耳を澄ませているかのよう。雨に濡れることでなお一層その美しさを増し、静けさの中に凛とした気品を漂わせています。 この季節ならではの、雨に映える一輪に、そっと足を止めたくなってしまいますね。 写真00
 浅草では、新型コロナの収束以降、目立つようになってきたのが、着物姿の外国人観光客ですよ。みなさん色とりどりの着物に身を包んでポーズを決める様子は、まるで異国の映画のワンシーンのようにも見え、思わず微笑みがこぼれる光景でもありますね。 異文化が交差するこの街ならではの風景として、浅草の新しい風物詩になりつつあるのかもしれませんね。
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 ただ、ひとこと申し上げたいのが、その着付け、いったい誰が教えたのでしょうかね。帯は斜めにずれてるし、襟元はガバっと開いていて、まるで温泉旅館でくつろいでいる湯上がりスタイル。しかも足元を見ると、草履でも足袋でもなく、スニーカーやハイヒールなんてこともざら。いや、着物に合う靴って、そういう意味ではないのですけど
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 もちろん、彼らを責めているわけではありません。むしろ、異国の文化に憧れ、身をもって体験しようという気概には感心すらしております。でもね、せっかく着るならば、ほんの少しでいいので、日本の着物の所作や礼儀作法を学んでから袖を通してもらえると、街の景観も引き締まるというものなのですよ。
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 一方で、日本人の若者たちはというと、着物といえば成人式か卒業式ぐらいのもので、日常ではすっかり遠ざかってしまってますね。昔の日本人なら、ちょっとお出かけといえば普段着の着物だったのに、今では「和服=コスプレ感覚」になってしまったのかもしれません。これでは、「日本の伝統文化は外国人頼み」という冗談も、笑えない現実になってしまいますよ。
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 さて、今日5月29日は、「ご(5)ふ(2)く(9)」の語呂合わせで「呉服の日」だそうです。「呉服」と聞けば、誰もが着物を思い浮かべるかと思いますが、実はその語源、古代中国・三国時代の「呉」の国に由来するのですよ。
 呉の国から伝わった織物技術が、日本で発展を遂げて今の「呉服」となったわけで、なんとも皮肉な話。日本文化の象徴と思われている着物が、実は大陸からの贈り物だということを、どれほどの方がご存知でしょうかね。たぶん、中国人観光客も自国発祥を知らずに着ているのでしょうね。
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 でも、それでいいのです。文化というのは、時代を超えて、国を越えて、受け継がれ、変容していくもの。だからこそ、いま外国人が浅草で着物を楽しむ姿も、ひとつの新しい「和」のかたちとして、微笑ましく見守ってあげたいとも思うのです。
 でも、それでいいのです。文化というのは、時代を超えて、国を越えて、受け継がれ、変容していくもの。だからこそ、いま外国人が浅草で着物を楽しむ姿も、ひとつの新しい「和」のかたちとして、微笑ましく見守ってあげたいとも思うのです。
 ただし、できれば靴は脱いでほしい。草履じゃなくてもせめてサンダルに。それがあほまろのささやかな願いなのですよ。
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 着物というものは、一見シンプルに見えますが、実際には奥が深い衣装ですからね。たとえば、襟の抜き加減、帯の位置と締め方、裾の長さ、身八つ口の扱い、一つ一つが、長い年月の中で培われた「美意識」の結晶であり、いわば所作の文化なのですよ。
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 外国人観光客にとって、これを一朝一夕でマスターするのは至難の業。着物をレンタルする際、10分ほどの着付けで「はい完成」というのでは、本来の着物の良さを味わうのは難しいでしょう。まるで、刀の重さに驚きながらポーズを決めている侍体験と同じで、「形」だけをなぞってしまうのです。
 でも、あほまろは思うのです。それでも彼らが着物を選ぶのは、それだけ日本文化に対して敬意と好奇心を持ってくれているからこそ。たとえ不格好でも、着てみたいという気持ちは本物なのでしょうけどね。
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 だから、少しでも「着こなす」という意識を持ってくれたなら、たとえば、背筋をしゃんと伸ばす、足をそろえて立つ、手の位置を意識する、
それだけで、着物がぐっと映えるのです。着物が身体に合わせるのではなく、身体が着物に合わせていく、その「心構え」が何より大切なんだと思いますよ。
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 結局のところ、着物を着こなすというのは、「日本の美」を内面に取り込むことでもあるのです。それは外国人にとっても、日本人にとっても同じこと。あほまろも、着物の似合う人間になりたいものですな。なんて、すでに祭袢纏しか着なくなったあほまろが言っても、説得力がないかもしれませんけどね。へへっ。
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 今朝も、浅草神社でキョエちゃんママが、あほまろが来るのをじっと見つめておりましたよ。
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 凛としたその立ち姿には、どこか誇りと気高さが感じられるのですが、その瞳の奥に漂うのは、言葉にできないような静かな哀しみのようでした。
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 カラスは本来、家族や仲間とともに生きる鳥。
 けれど、キョエちゃんが旅立ってからというもの、キョエちゃんママは、ずっとひとりぼっちでこの境内に留まり続けているのです。 写真00
  仲間を探して飛び立つこともなく、かといって巣を離れる気配もない。まるで、まだどこかにキョエちゃんの気配を探しているようにも見えるのですよ。
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 「もう帰ってこないって、わかってはいるの。でも、つい空を見上げてしまうのよ」
 そう語っているかのように、今朝のキョエちゃんママは、朝靄の空をじっと見つめていました。
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 パートナーの姿は見えず、群れに加わることもなく、それでもこの神社の空気に溶け込むように生きている彼女の姿に、あほまろは胸を打たれるのです。
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 生き物の“記憶”は、どこまで残るのでしょうね。
 キョエちゃんママの胸の奥に、あの子の羽ばたきは、まだ微かに残響しているのかもしれませんね。
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 おはようビクトリー君。
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 今朝は乱舞を見せてくれませんでした。
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 境内の片隅で、アメリカデイゴの蕾が静かにふくらみ始めてまいます。
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 まるで陽の光をため込むように、ひとつ、またひとつと、赤く染まりゆく蕾たち。
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 けれど、その姿を知っている者にとっては、この蕾のふくらみこそが、季節の予告編のように心を躍らせてくれるのです。
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 浅草の空の下に、燃えるような赤が咲き乱れるその日を待ちながら、今日もまた、緑に包まれた枝先に、そっと目をやるあほまろでした。
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 今朝の日の出は午前4時27分。
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 おはようハトのハートちゃん。
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 今朝はビクトリー君が踊ってくれなかったけど、
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 ハートちゃんは踊ってくれましたよ。
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 ありがとう、また明日。
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 おはようございます。今朝は開門3分前にお友達とやって来た野崎さん。
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 おはよう益美さん。北海道のホワイトアスパラありがとう。
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 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。
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 日本のナイチンゲール、瓜生岩子像。
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 初夏の境内をご覧下さい。
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 ネズミモチの花はそろそろ終わりそうでした。
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 境内のソメイヨシノの深緑。
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 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの一枚の葉。どこに有るのか判りますか。
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 ドクダミの花がどんどん増えてきましたよ。
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 奥山のアジサイ。
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 奥山の梅の実。
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 明日から週末にかけて雨模様ですよ。
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 今日は商連総会なので、秘密基地でのんびり過ごせません。
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 夕べの睡眠は88%でした。
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 おはようヒロちゃん。
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 今朝の朝の朝食は、野菜とタマゴとウインナーに、海苔ごはん。デザートはキュウイとバナナ。妻のコレクションの宇宙人イイベとグレーが、益美さんからいただいたホワイトアスパラを見つめながら、「早く食べたいな」と言っておりますが、それは夜の夕食の晩ご飯のお楽しみ。
もう少しだけ待っていてくださいね。
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 昨日の東京スカイツリー。
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 しゅと犬くん。
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 あほまろお帰りなさい。
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 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、シュウマイに肉まんなので、なんとなく自然蒸発が進む「櫻井」を飾ってみた。
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 妻のコレクションは、ピンキーちゃんとシルバーちゃん。
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Memo
iPhone 16 ProMAX

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