令和7年(2025)5月28日(水)旧暦5月2日 赤口
今朝の撮影 Data SONY α1-2 SONY FE 24-240mm/F3.5-6.3 OSS iPhone 16ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数273枚
- ドクダミチンキ -
今朝の外気温は15℃。気圧の谷や湿った空気の影響で、肌寒い雨の朝となりました。この雨は朝のうちには止み、天気は徐々に回復へ向かうとの予報ですが、内陸部では天候の急変にも注意が必要とのことです。 あほまろは、今日は病院に行かなくてはならないため、いつもより早めに散歩を済ませて、早々に戻ってまいりました。冷たい雨に打たれながらも、静かな境内を歩いていると、ふと小さな白い花が咲いているのに気がつきました。かつてはあまり気にも留めなかった草のひとつですね。 サツキやカエデの葉が色褪せ始めた、その隙間からひょっこりと顔を出しているのは、ドクダミです。別名「じゅうそう」とも呼ばれるこの草花は、白い四枚の花びらに見える部分が実は「花」ではなく、総苞片と呼ばれる葉の一部。中央にすっと立った黄色い穂が、無数の小花の集まりだと知ったのは、ずいぶん後のことでした。 強い匂いがあるからか、かつては嫌われ者でしたが、その香りをかぐと、あほまろの記憶がよみがえってくるのです。幼い頃、蚊に刺されて泣いていたあほまろに、おばあちゃんがそっと塗ってくれたのが手作りの「ドクダミチンキ」でした。白い瓶に入った茶色い液体を、脱脂綿に浸して、そっと患部に当ててくれる。ツンとする香りとともに、心も身体も少し楽になった気がしたものです。 あの時代、薬は薬箱にあるものではなく、庭や野原に生えている草から生まれるものでした。ドクダミは、解毒や利尿、便秘、虫刺され等々、何にでも効くと信じられていて、「臭いが強いものほど、よく効く」と、祖母は笑っていたものです。あほまろにとっては、あの臭いもまた、治療の一部だったのかもしれませんね。 今では、ムヒやマキロンといった市販薬が主流で、あのドクダミチンキの姿はすっかり見なくなりましたね。 帰って、ネットを覗くと、手作りチンキの作り方が紹介されている記事も見かけましたよ。ドクダミを陰干しにして、ホワイトリカーやウォッカをひたひたに注ぎ、冷暗所で1〜3ヶ月熟成させるとのこと。まるで手間暇かけた自家製リキュールのようですが、飲んではいけませんよ(笑)。 ただし注意点として、「ドクダミに触れるとアレルギー反応が出ることもあるので、手袋を着用しましょう」とのこと。 いや、ちょっと待ってください。そのドクダミでアレルギーが出たら、ドクダミチンキで治せるのではないかと思ってしまうのですけれどね。まるで毒をもって毒を制す。笑うに笑えぬ民間療法ですよね。 雑草と呼ばれる植物たちは、誰に頼まれたわけでもなく、季節の変わり目を教えてくれます。そしてドクダミは、他のどんな花よりも、あほまろに過去を思い出させる力を持っています。 ひっそりと、でも確かにそこに在る。それは、あほまろが日々感じている「浅草の時間」の中に、確かに存在しているのです。 風にそよぐ白い小花と、あの匂い。今日もまた、あほまろの記憶のなかに、小さな波紋を描いてくれました。 今日はこれから病院なので、今朝の日記は簡単に済ませてしまいました。 浅草神社の屋根の上に、見かけないカラスが。 もしかして、キョエちゃんかもと近寄ると、逃げてしまったのでキョエちゃんでは無かったようです。 でも、キョエちゃんママは来てましたよ。 おはようキョエちゃんママ。 雨でもあまり濡れて無いので、巣の中で雨宿りをしていたのでしょうね。 いつもひとりで寂しそうに、じ〜っとあほまろを見つめていました。 キョエちゃんは何処に行ってしまったのでしょうね。 パートナーが出来たようなので、子育てでもしているのかもね。 今朝の日の出は午前4時28分。 雨に濡れて、アジサイの花がひときわ美しく咲き誇っておりましたよ。 しっとりとした空気の中で静かに佇むその姿は、まるで雨の化身のようですね。 アジサイを見ていると、不思議と心が落ち着いて、物思いにふけってしまいますね。 雨の日の楽しみが、またひとつ増えた気がいたします。 奥山の梅の実。 雨は朝までで、これから天気は徐々に回復へ向かうとの予報ですよ。 それではみなさん、あほまろは病院に行ってまいります。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は80%でした。 おはようヒロちゃん。今朝は病院なので朝の朝食は無し。 昨日の東京スカイツリー。 しゅと犬くん。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、娘が買ってきた中華セットなので、芋焼酎「櫻井」を飾ってみました。 妻のコレクションは、秋田こまちちゃんとチリちゃん。 Memo iPhone 16 ProMAX