おはようございます。あほまろは台湾で一才余計な年を取ってしまいましたが、まだ元気なようです。

今回は仕事で台湾を行き来している息子からの誘いで、娘も一緒の親子三人三泊四日の旅ですよ。女房だけナナちゃんとお留守番だけど、今日はこれから帰国するので待っててね。

昨日は台湾新幹線に乗って来ました。わざわざ日本から乗りに来たのですから、始発駅から終点駅まで乗りたいので、台北駅の一つ前の南港駅まで行き、停車駅の少ない最速新幹線(東海道新幹線で言う「のぞみ」)に乗りました。

台湾では新幹線では無く「台湾高速鉄道」と称しますが、車体は東海道新幹線の700系なので、ついつい新幹線と言ってしまうのですよ。
台北市南港駅から高雄市左営駅までの345kmを最高速度300km/h、ノンストップ便では所要時間約1時間30分で結ぶ高速鉄道なのです。

今回は偶然、台湾新幹線最初の第一号車に乗ることができました。この車体だけは記念章が記されているようです。


社内は東海道新幹線と同じなので違和感無しでしたが、表記は全て中国語。

南港駅から乗車する人は極端に少ないのですが、乗った瞬間から社内サービスがやって来ました。

お茶とお菓子、それに新聞も配って息子は貰ったけど、あほまろは読めないので貰いません。

今回の旅のスケジュールは、南港駅から左営駅まで行き、左営駅から折り返して台中駅までは決まってましたが、帰りの時間が読めないので岐路は自由席とすることにいたしました。

ドアの開閉は日本とは異なり、右側に設置された大きな「開」ボタンで開けなくちゃいけないのです。それを知らずに、あほまろはトイレに行く時に、ドアの前で立ち止まって乗務員に笑われた。


非常時にはこのハンマーで窓を割って脱出してください。これってなんか危険。

南に行くに従って南国の雰囲気が増してきます。

左右に広がる畑は水田のようです。

左営駅に定時到着。

戻りの時間まで駅構内の散策です。台湾は四連休の真っ最中なのでカウンターは混雑してました。


しかし、自動発券機前はガラガラ。クレジットカード専用でちょっと複雑なのでみなさん使い方が解らないようです。

駅弁でsyとうか、にぎり寿司が並んでましたが、この暑さでも大丈夫なのでしょうかね。ちなみに、この時の左営駅の温度計は30度でしたよ。

我々は名物?「高鉄弁当」。豚、鳥、野菜の三種類しかありません。

ホームに入ると、帰省客で混雑しておりました。


社内でさっそく弁当を頂きましたが、見た目も味も、はっきり言って不味かったので、半分残しました。ちなみにこれは豚肉弁当で約400円でした。

台中駅で下車。

在来線に乗り換えて彰化駅まで戻ると言った方が良いのかな。

駅名看板の読み(ピーイン)が大陸式に統一されたようですね。シンウリです。


お隣駅が「成功」。日本なら入場券の人気が出そうですね。

彰化駅到着。


目的はこれ、「彰化扇形車庫(彰化火車站)」の見学であります。

気温30度以上で暑かったので、駅から約5分ほど歩いただけで汗だくになってしまいました。


機関庫の入り口で名前を書いて入ります。

連休を楽しむ家族連れで賑わっておりました。

中を覗くと蒸気機関車が、日本のD51ですね。

非電気区間を牽引するディーゼル機関車が並んでおりました。

扇形車庫の前は、大混雑したましたよ。

こんなに自由に見学できるなんて、日本では考えられませんね。

台湾鉄路管理局が2011年に動態復元したD51形蒸気機関車の同型機DT650型蒸気機関車が並んでましたが、火は入ってませんでした。

D51のカウキャッチャー姿は斬新というか、違和感もありますね。

境内には見学用のお立ち台も設置されております。

何か日本的な建物。こんなの昔はどこの駅にもありましたよ。


台湾に唯一現役で残る日本時代からの扇形車庫は活きている機関車庫なので、家族連れが多いのも理解できますね。



警告の合図と共に、ディーゼルカーが出てきました。

これから向きを変えて本線に出て行くようです。

ターンテーブルが動くところを間近に見られるなんて、台湾国鉄最高。



この施設は日本統治時代の大正11年に建造され、昭和7年年に完成したそうです。

初期は車庫が6つでしたが、その後順次建て増して昭和8年に現在の12列の形になったそうです。

彰化駅は、台湾中部の輸送系統の重要地点なので、多くの機関車の修理補修のために、ここに扇型機関庫が建てられたのでした。いつまでも使い続けてもらいたいですね。

貨物も並んでましたが、この中には入れません。

台中駅に戻り、再び新幹線で帰りますが・・・、

連休の真っ最中なので、どの列車も満員で指定席は取れませんでした。

仕方なく自由席の列に並びましたが、全員は乗り切れませんでした。

運良く臨時の台中駅始発列車が入って来たので我々は座ることが出来ましたが、社内は台北駅までこの様子でした。


四連休と知らずに旅を計画してしまった我々も悪かったけど、運が味方してくれたので助かりましたね。

台北駅はお疲れのみなさんが座り込んで休んでおりました。


ホテルに戻ると、あほまろの誕生祝のケーキが届きました。

子どもたちと一緒に美味しく頂いてから、

ディナーであります。もう外には出たくないので、ホテル内のタイ料理屋さんでした。s

タイ料理と言ってもタイラーメンとかトムヤンクンじゃ無いですよ。高級なタイ料理だったので、カニと肉のしゃぶしゃぶ風でした。

誕生パーティでありました。

デザートはこんなの。フルーツじゃ無いですよ。

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