全国屈指の人気温泉地として知られる黒川温泉にて朝を迎えました。

今回のお宿は黒川温泉の隠れ家「野の花」。温泉中心部から離れたお宿なので日本の原風景というか、どちらかといえば秘湯の雰囲気で、すばらしい一夜を過ごすことができました。

でも、夜半からの雨で朝の散歩が出来なかったのが心残りでした。

お宿の部屋数はわずか8室、そのうちの6室は離れ部屋で温泉かけ流しの露天風呂付き。お湯は温めでしたが、その分じっくり美しい庭園を眺めながら長湯が楽しめました。もちろん大きな共用の露天風呂とうち湯も有りますが、好きな時に入れるプライベート感たっぷりの部屋湯が再考でした。

今回の旅は、JR九州企画の「ななつ星プレミアムな九周の旅」、「早春の梅の香りと雛の里を訪れる5日間」。旅の出発は熊本駅だったので、娘と前日から熊本入りしたのでした。

東京から朝の飛行機でも充分出発時間に間に合うのですが、せっかくの熊本なので、ゆっくり熊本市電を楽しみたかったから。

一度は乗ってみたかった「こころ」も行ったり来たり、思う存分楽しめましたよ。

JR九州の主催なので、熊本駅長を始め大勢の職員のお見送りを受けての出発でした。今回使用するバスもJR九州仕様の真っ赤なバスNo.88号機です。このバスで2泊3日の行程を巡ってから博多に戻り、「ななつ星」の旅が始まるのであります。

最初に訪れたのは、熊本県北部の菊鹿町でこだわりぬかれて栽培されたシャルドネを使い、熊本ワインの代表ブランドで、「ななつ星」の車内でも提供しているワイナリーの新工場の見学でした。

まだ稼働をしていないようで、全ての機器がピッカピカでした。

工場なんか見るよりも、参加者全員試飲が目的なのであります。あほまろのお気に入りは、右のシャルドレです。いっぱい買って家に送ってしまったので、禁酒するのは全てを呑み終えてからにいたします。

肥後牛も美味しく焼けました。

飲んで呑んで飲まれて呑んで、

風船あげて酔い覚まし。

花の種を入れて阿蘇の山まで飛んでいきましたとさ。

お宿の夕食。

前菜がいっぱい出てきて、お酒もちょっぴり飲んだわね。

メインディッシュは飛騨牛のすき焼きでした。

食後は、黒川温泉を代表する冬の風物詩「湯あかり」「竹あかり」見物でした。例年12月下旬から3月末まで特産の竹を使ったイルミネーションです。

本来は雪景色に栄えるように設置されているようですが、この時期は当然雪なんか無い代わりに、昨夜は雨が降り出してしまいました。

雨もまたよし。

あほまろはコートを着込んでも寒かったのに、あちらこちらの旅館から浴衣姿で出てくるみなさん、そんな格好で風邪しかないでね。

湯あかりの竹灯籠に使う竹は、環境維持のため伐採した竹を有効利用したものとのことです。
竹は成長が早いので、適度に伐採しないと他の木々を枯らして里山の環境を破壊してしまうので、自然に優しいイベントのようでした。

それではみなさん、今日はこれから日田に向かいますよ。

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