今日に日中は太陽が顔を出して暖かくなるようだけど、朝はやっぱり寒かった。

お天気お姉さんはお天気は良いけど、今日は「3K注意報」ですとか、聞いたことの無い言葉を使ってましたよ。

説明によると、北風・寒気・乾燥の頭文字をの3Kで、北風の影響で冷たく乾燥した大気に包まれるので、お肌にはご注意くださいってことのようですね。

今日は、あほまろとナナちゃんもお肌や頭皮に潤いを与えなくちゃいけないってことでしょうね。あほまろは、暖かい物でも飲んで内蔵から暖められるけど、ナナちゃんはお部屋の暖房で我慢してもらいましょう。

あほまろは毎年、1月10日は大阪今宮戎神社の十日戎を参拝するのが年の初めの恒例行事となってしまいました。そして、そのついでに福笹に縁起物を結んでくれる福娘さんたちの笑顔もいっしょに撮ってくるのです。

福娘つは、カテゴリー的には十日戎に奉仕をする臨時の巫女さんのような人ですが、満18〜23才までの未婚の女性から、スタイル可愛さで選ばれた方々なので、いわゆるミスコンの一種と同じでしょうね。

ただミスコンと異なっているのが、子猫(こねこ)の存在でしょう。言わずと知れた政財界の権力者のご息女さんのことだけどね。

福娘はもちろんだけど、今回の撮影の目的はタヌキだったのです。タヌキと言っても生きたタヌキじゃ無く、信楽焼の店頭に所狭しと置かれた狸の群衆写真をコラムで使いたくて、大阪の帰りに信楽に寄ったワケです。

あほまろは、陶芸にはそんなに興味が無いけど、昔からロケや取材など、仕事で陶芸の里のほとんどに数回は訪れていますが、日本六古窯のひとつに数えられている信楽だけは始めての地だったのです。

実は、平成3(1991)年5月、映画のロケハンで訪れる予定を立てていた最中、信楽高原鉄道の正面衝突事故が起こったことで中止し、岡山県の備前焼の里での撮影に変更されたのでした。

そして、ようやく念願が叶った狸だらけの信楽の里ではありますが、昨年の台風18号で信楽高原鉄道の橋桁が流失したまま未だに不通の状態。まったく、この路線とあほまろの愛称は、呪われた路線とでも言いたくなってしまいますよ。

今回は、レンタカーを借りての移動だったので、信楽高原鉄道が不通でも問題は無かったのですが、あほまろのもう一つの顔の鉄道マニアの血だけが達成されていないのです。

しかし、これで中世から現在まで生産が続く代表的な6つの窯「日本六古窯(にほんろっこよう)」の制覇だけは出来たことで、満足しましょうね。ちなみに、日本六古窯とは、瀬戸焼・常滑焼・越前焼・信楽焼・丹波立杭焼・備前焼の六カ所です。

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昨日の朝、旅館を出るとレンタカーの車体全体が霜に覆われてしまったね。きっと夜は冷えこんでいたのでしょう。

信楽高原鉄道の信楽駅前。電車は止まってますが、バスでの代行運行が行われていました。

信楽と言えば誰もが狸を連想するけど、その歴史は浅く、明治時代に陶芸家の藤原銕造が作ったのが最初と言われますが、有名になったのは、昭和26(1951)年に昭和天皇が信楽町行幸の際、たくさんの信楽狸に日の丸の小旗を持たせ沿道に設置したところ、狸たちが延々と続く情景をお気に召され、歌を詠まれた逸話が新聞で報道され、全国に知られるようになったとか。

それにしても、天皇陛下を歓迎する為とは言え、ちんちんぶら下げた狸は、不敬罪にならなかったのかな・・・。

信楽で唯一巨大登り窯で焼いている「宗陶苑」さんのお庭は所狭しと狸だらけ。こんな無造作に置いて、盗まれないのでしょうか。

窯元の方、こんな重たいの誰も持っていかないから平気なの。

こちらが巨大登り窯です。

中は、人が立って入れるギリギリの高さで10個以上の焼成室が並んでいました。

こちらは、型から出したばかりの狸たち。ここで乾燥させてから登り窯で焼かれるのでしょうね。

狸は「他を抜く」に通じることから商売繁盛とされてますね。そういえば、故小さん師匠も狸好きで、色紙に必ず狸の絵を描かれてましたね。

現在は稼働を止め、観光用に整備された登り窯。

使って無いので、中まで入れました。

連房式登り窯の一種で、正式には割竹形連房式登窯とか。

観光用なので綺麗に整っていますが、「宗陶苑」の稼働中の窯と比べると味気なさが残りました。

動向した仲間が、左の重たい傘立てを購入したよ。もちろん、宅急便で送ったけど、送料もバカにならない。

箱物行政そのまんま、陶芸の森の信楽産業展示館にも行ってみたけど、陶芸館は12月16日(月)から平成26年3月7日(金)まで冬季休館となりますだって。さすが、税金の無駄遣いと批判の対象になっているだけはある。

信楽を後、琵琶湖まで走って近江八幡にて初詣。

近江八幡は、4年前にも訪れているので名所旧跡はパスし、

近江八幡の鎮守様は「日牟禮八幡宮( ひむれはちまんぐう)」

へんてこな姿をしたご神木ですね。

常夜灯の下で遊ぶ猫たちは人間にも慣れてますね。そういえば、4年前にも猫が居ましたね。

近江八幡は、成人式だったのかな。

日牟禮八幡宮の掘り割りのような小川を歩いて、

最後の目的地がここでした。実は、このお店で作られる鮒寿司が有名で、それを求める為、近江八幡まで足を伸ばしたのです。最上の鰻でひつまぶし、寒さと旅の疲れもぶっ飛んでしまったよ。また食べに来たいな・・・。

食後は京都まで走って新幹線。向かいのホームにN700Aが停まっていたけど、

あほまろの新幹線は、N700に、がっかり。

禁酒中なので新幹線で何も飲まずに熟睡。目が覚めると富士山が目の前にそびえてました。

Memo
Nikon Df
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
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「パノラマプロジェクト」2014年1月24(金)〜26日(日)
所:台東区下谷一丁目坂本町内各所
詳細は、ホームページをご覧ください。

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