今朝も函館で朝を迎えました。夕べの台風17号のおかげで東京行きの飛行機がすべてキャンセルとなってしまったワケでありまして・・・・、

函館空港の近く、湯の川温泉に一泊する羽目になってしまったのですよ。湯の川温泉といえば、北海道の名湯で有名な温泉、昔から一度は泊まってみたかったんだけど、

それが今回ひょんなことで・・・・、あ、と言っても決して他意はありませんよ。打ち合わせも無くやって来た台風が悪い何だ!
本当は、ナナちゃんところに帰りたかったんだから。

それはそれとして、昨日は、函館観光を満喫。まずは以前から気にかけていた函館市写真歴史館に直行です。

ここには、日本最古の写真「石塚官蔵と従者」が展示されているとのふれこみが気になったけど、展示は複製だったのが残念。しかし、興味がそそられたのが写真に関する古書類だね。機材の使い方から露出のあわせ方などまるで写真入門書、じっくり読んでみたいので復刻版を作って欲しいね。

正面には、我が国最初の開港場として海外に門戸を開いた函館で写真に携わった方々が紹介されています。

これが、当時の函館の写真師の方々です。

明治8年の全国写真大家。このうち5名が現在の台東区の在住で、そのうち3名が浅草ってのがすごいね。早取写真師の元祖「江崎礼二」の名前もありますよ。
江崎礼二は浅草の発展に尽くしたとして区会議員に推され、さらに東京市会議員になって、浅草の十二階を提案、後に凌雲閣株式会社社長になった方です。

函館といえば「五稜郭」。ここは、観光客として外せない場所だよね。

以前に訪れた時には、低く汚いタワーでだったのに、こんなに立派になってしまったのですね。高さ107mは立派。でも、ここには予約券も時間待ちの列もありませんよ。

これが五稜郭です。昨年、真ん中に立派な箱館奉行所も復元されましたが、そこまでは行かなかった。

なんたって我々は観光客、時間に追われながら名所旧跡を一通り見ておかなくちゃと、こんな所にやって来た。

ご存知金森赤レンガ倉庫郡ですよ。

外観は残しているのですが、内部は何処にでもありそうな、ショッピングモールでつまらない。あほまろは、石畳と赤レンガの雰囲気ある景観を撮り回っている時に舞い込んで来た悪い知らせ・・・、搭乗予定の飛行機がキャンセルになってしまったよ。

それからが悪夢だったね。あっちこっちの連絡で、のんびりしてられなかったんだよね。あ〜、今日帰られないと、明日の散歩が出来ないじゃないか・・・・。

たぶんこのとき、仕事のことよりナナちゃんとヒロちゃんを思い出していたってワケ。

いざ帰れないと解ると、無性に帰りたくなる。もう、観光どころの騒ぎじゃ無くなっていたんだけど、

せっかくの函館観光、もう一件もう一件と資料館巡りに精を出しながら、悪夢を忘れようとしていたのかも、なんての言い訳に過ぎないのかな・・・。こちらが、金森商船株式会社の本社跡。

展示品より、この窓が気に入ったとか話題を反らしてみても、このときは相当に落ち込んでいたあほまろでした。

という訳で、旅館でゆっくり温泉に浸かって夕食。

テーブルの上に食事をいっぱい並べられたけど、帰れないというプレッシャーに落ち込んでいたあほまろには、全くおいしく見えてなかったんだね。だから、お酒もちょっとしか飲まなかったし。
早く帰ってナナちゃんに逢いたいよ・・・・。

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