夜半まで降っていた雨も、散歩時間はあがってました。でも、まだ降りそうだったので傘は持って出かけたよ。でも、散歩中に降られることはありませんでした。今日は、天気がゆっくり回復して昼過ぎには日差しも届くとか。

あほまろは半袖で出かけたので、ちょっと寒かったね。

昨日の新聞によると、台東区は、首都直下型地震の発生に備えて浅草寺と帰宅困難者の受け入れを巡る協定を結ぶことになったようですね。昨年の東日本大震災時には、浅草周辺の公共施設で約1000人が一夜を明かしており、観光客の安全確保を考えてのこととか。

とはいっても、年間約2000万人の観光客が訪れる浅草、もし災害が起こったら、単純計算でも一日5万人の観光客が帰宅困難者になってしまうってことだね。大きな浅草寺に総てを収納するのは不可能でしょう。他にも区内の小中学校、リバーサイドスポーツセンター、東京都立産業貿易センター台東館などの大型施設も臨時に開放し、帰宅困難者に備えなければいけないでしょうね。

思い出してみると、東日本大震災のあの夜。職住接近のあほまろはエレベータが停まったのが不自由だっただけでしたが、浅草の街のスターバックスもコンビニも帰宅困難者で溢れてましたね。そんな光景を10階の我が家から見ていると、閉店時間で追い出されたみなさん、行くアテも無く街を彷徨いていたのでした。気の毒ですが、個人宅ではどうすることも出来ず、もくもくと地震で壊れた物を始末していましたよ。

ところで、「帰宅困難者」とはどの程度の方々を言うのでしょうね。東京都の見解では、「自宅までの距離が遠く、徒歩で帰宅することが困難な人。自宅までの距離が近く、徒歩による帰宅が可能な人」と、結構曖昧な表現ですね。

千葉県のホームページでは、自宅までの距離が10キロメートル以内の人は全員帰宅可能で、帰宅距離10〜20キロメートルでは、個人の運動能力の差から、距離が1キロメートル長くなるごとに帰宅困難となる人の割合が10パーセント増加。帰宅距離が20キロメートル以上の人は、全員「帰宅困難者」とされるようです。

でも、10キロメートルも歩くのってかなり大変ですね。あほまろひとりなら何とか歩けるかも知れないけど、ナナちゃんが一緒だったら無理でしょうね・・・。

そんなことにならないように、あほまろとナナちゃんは、浅草から離れたところには行きませんよ。せいぜい、毎日の散歩コースだけでも充分な運動になるのですからね。ちなみに、毎朝の散歩コースは歩数にして4300歩、距離に換算すると約3キロメートルとなるのです。

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