いよいよ春らしい陽気になって来ましたね。今朝も清々しい春の変化を感じながらの散歩でしたよ。

大分県では、昨日県内の桜の開花を宣言しました。平年比で3日、昨年比で4日遅れで、満開は4月5日前後になるとか。

ウェザーニューズによると、都心の桜は週末に開花し来週末には満開になるとか。遅れたおかげで、今年の入学式は満開の桜で祝ってくれることでしょう。

日の出時間がどんどん早まっています。今朝の日の出は午前5時32分。よって、雷門前に到着する時間は、既に陽が昇っているのですよ。でもね、4月から浅草寺の開門時間が30分早い午前6時ちょうどになり、それに合わせて散歩時間も早まるのです。そうなったら、4月中旬までは朝焼けの空も望められるようになるのですよ。

メジャーリーグの公式戦が昨夜東京ドームで開幕しました。大リーグ12年目で初めて日本で開幕を迎えたマリナーズのイチローは「3番・右翼」で出場し、5打数4安打1打点でチームの勝利に貢献したのは良いんだけど、その一方で、アメリカではブログやツイータなどに不満がいっぱい書き込まれていましたよ。

アメリカの国技を何で日本で開幕しなくちゃいけないんだよ。その気持、同じ国技で我々日本人も痛感しているのです。大相撲がモンゴル人に乗っ取られている現状を思うとね。どこの国も、伝統や文化は常に変化しているんだよね・・・。

4月3日からEIZOガレリア銀座で開催するあほまろの写真展「三社祭七百年 The 宮出し」。過去13年分の宮出し写真を整理して感じるのが、年を追う事に減ってくる一般担ぎ手の数と変化です。これも様々な規制と、浅草寺境内がどんどん狭くなっていることに起因しているようですね。

あの喧騒を楽しむことが出来なくなってしまった。客観的に見物する者にとって、賑わいが薄れていくのは寂しくも感じられるのです。なんといっても伝統の三社祭のハイライト「宮出し」、今回の写真展をご覧になられる方々にも、この10数年の「宮出し」の変化を感じていただけることでしょう。
つくづく感じたのは、変化の記録は大切な物なんだな・・・。

三社祭に限らず、あほまろが毎朝撮り続けている浅草寺周辺も大きく変化し続けています。その時は当たり前の光景であっても、数年後に振り返って見ると、改めて記録し続けて良かったことを感じるのです。
意味の無い写真を毎日撮って、いったいどうするのとか質問されることもありますが、意味の無いことでも続けて居ることで新たな意味を持つもの。これからもあほまろの体力が続く限り、記録し続けるつもりでいるのです。過去は戻ってきませんから。人も自然も社会も常に変化し続けるているのですからね。

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