今日は久々に晴れましたね。でも、北風が吹くとちょっと寒かったよ。冬なのでしかたが無いけど、これから益々寒さは厳しくなって来るのでしょうね。

雨が上がったので、まだ暗いのに東京スカイツリーがくっきり見えてましたよ。

久々に晴れたのでお出かけ日和ですね。今日は日記を書き終えてから、新しいゲームのロケハンで東京スカイツリーまで歩く予定ですよ。

仲見世を歩いていると、後ろから懐かしい北海道弁で声をかけられました。
これ、アイヌ犬だべ。オレンチにもナマラめんこいオンタ居るっしょ。だいぶ逢って無いけど、もうおがったべな・・・、(手を差し出して)かっちゃかないかい?
訳:このワンちゃん、北海道でしょ。私の家にもとっても可愛い男の子が居ますよ。暫く逢ってないけど、もうだいぶ大きくなったでしょうね・・・、(手を差し出して)引っ掻かないよね。

と、言いながら、懐かしそうにナナちゃんを撫でてくれました。彼は、北海道蘭越町で農家をやっているけど、毎年、冬になると季節労働者として東京に出稼ぎにやって来るそうです。今日は日曜日なので、昔、修学旅行で訪れた観音様が懐かしくなって出て来たとか。蘭越町といえば、あほまろの故郷の隣り町ですよ。

思えば、去年も一昨年もそんな方々にお逢いしましたね。去年お逢いした方は、「東京に出面とりに来る」と表現してたっけ。「出面」って言葉、北海道では、日雇い労働者のことを言うのです。
今朝の彼に「出面」って言葉を使ってみたのでしたが、そんな古くさい言葉、今では誰も使っていないと言われてしまいましたよ。

あほまろは故郷、北海道を離れて40年以上も経ってしまったので、覚えている北海道弁の中にも死語になってしまった言葉も多いのでしょうね。

浅草寺境内を歩いていると、早朝から様々な方言を耳にします。特にこの時期になると、今朝の彼のように北海道や東北からの季節労働者の方言を聞くことが多くなって来るのです。

年が明け、受験シーズンになって、受験生が挙ってお参りにやって来るようになると、日本全国の方言が境内を飛び交うのです。東京を代表する観光地でもある浅草寺では、そんなことも楽しい風物詩として楽しめるのですよね。

久しぶりに生きた北海道弁を聞いて故郷の冬を思い出してしまいました。あほまろが生まれ育った狩太町(現ニセコ町)は、北海道でも有数の豪雪地帯で、スキー場としても知られている町です。吹雪の翌朝には道路も埋まってしまい、学校へ行くにはスキーを履かなければ危なくて歩けなかった。当時はそれほど厳しいところだったのです。そんな町でも、スキー場の近くには約4000年前の縄文時代後期の遺跡、ストーンサークルもあるので、どんなに厳しくても、自然がはぐくむ山の幸を糧に人間が生活し続けている町だったのでしょうね。

あほまろが暮らすのも、やっぱり北海道がいちばんあずましいのかもな・・・。あぁ、豪雪の北海道に帰りたい。

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