ヒンヤリと冷え込んだ朝になりました。夕方からは雨が降ってくるようですね。

ナナちゃんの体毛がまだ抜けているので、新しい毛が生えて来るまで寒くなって欲しく無いんだけどね。

リビア全土の制圧を進めている反カダフィ派部隊は、とうとうカダフィ大佐を拘束し射殺したようですね。これで、42年間の独裁に幕が下りたんだけど、これから本格的な政権移行するまでの間は、まだ混乱が続きそうですね。

独裁政権のトップに君臨していたカダフィ大佐、不思議なのが何故軍隊の階級、軍階級上では佐官に区分され、少将または准将の下の「大佐」のままで居たのでしょうね。
同じ独裁国家の北朝鮮の金正日の称号は、朝鮮民主主義人民共和国元帥と軍階級上のトップを名乗っているのにね。

世界の独裁者征伐の顛末。
チャウシェスク 1989年12月25日
人民裁判で公開処刑
サダム・フセイン 2006年12月30日
人民裁判で半公開処刑
カダフィ 2011年10月21日
一般兵によって処刑
市民に死体を引き摺りまわされる
とくれば、残すのは・・・ですね。近い将来、あの将軍様も三男坊と共に市中を引き摺りまわされる日も誓いのかな・・・。

今年は他にも独裁者が倒されましたよね。独裁23年でチュニジアのベンアリ、独裁29年でエジプトのムバラク、そして、北朝鮮と同じく親父から権力を継いだシリアのアサドが退陣を求める国民を戦車や艦砲射撃で殺害し続け、国際社会からの批判も高まっているが解決の糸口は見えていないのです。

一方財政危機に陥っているギリシャは、独裁国家では無いけど、公務員3万人の一時帰休や公務員給与の20%カットなどの緊縮策の各条項を賛成多数で承認し、政権はかろうじて面目を保ったようですが、一方国民は緊縮策に抗議する48時間のゼネストで、国会周辺に約5万人が集まって死者まで出ているようです。

日本も、対岸の火事と安心していっれませんよ。日本と韓国の首脳会談で野田総理は、通貨危機の際に日韓双方が外貨を融通し合うスワップ協定の限度額を現在の五倍を超える七百億ドル(約五兆三千億円)に拡大することを合意したのですよ。

スワップ協定といえばお互いに助け合うことですが、今回の合意は、通貨ウォンの下落が急速に進んでいるのを助けようと、復旧税源確保のための緊縮財政を模索中だというのに、いわば韓国に一方通行の援助になってしまう不公平な合意なのです。
竹島をめぐる領有権論争が再燃したほか、韓国政府は戦時中の従軍慰安婦に対する補償の不備をあらためて提起し、反日感情が高まっているこの時期、韓国民は日本がいくら助けてあげても、それが当たり前だとしか思っていないんだよ。これ以上、日本を当てにしないで欲しいよ。

スワップ協定の限度額を上げる変わりの、せめて韓国はおとなしく竹島から手を引けとか、言って欲しかったよ。

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