寒くて冷たい雨の朝になってしまいました。ナナちゃん久しぶりに雨合羽を着て出かけたんだけど、つんつるてんで役立たず。

昼間は雨の止んでいる時間が長くなるようだけど、夜は再び雨が降るんだって。でも、明日の散歩時間は晴れの予報だね。

最近は電子書籍が花盛り、これでもかこれでもかと色々なメーカーが電子書籍リーダーを発表していますが、どれも肝心の書籍は、いわゆる著作権の切れた「青空文庫」がデータ化した書籍ばっかりが目立ってつまらないと思いませんか。

確かに、著作権が消滅した作家でも何度も読み返したい本はあるのですが、万人が望む本は、近年に出版された書籍類ですが、日本ではそれらは極少数派なんですよね。

先日、ソニーの電子書籍端末「Reader」に対抗し、アマゾンの電子書籍が日本進出とニュースになってましたよね。マスコミは挙って、黒船来襲とか言ってますが、これだって、日本では「青空文庫」的な書籍が中心で、読みたい書籍は揃っていないのに、何処が黒船なのでしょうね。
紙の書籍は不便なので、あほまろは仕事に必要な書類などはデータにしていますが、これが小説となるとそう簡単にデータ化はできません。せっかちなあほまろ、昔から読みたい小説などは自宅と秘密基地用に2冊購入することもあるのです。確かあの本に書いてあったと思っても、自宅に無ければ、秘密基地までとりに行かなければ読み返せないのがイヤなので、いつの間にか2冊買いをするようになってしまったのです。

もし、それらが総て電子化になったら、iPadとクラウド技術で、何処に居ても自分のライブラリーを瞬時に読むことが出来る、そんなわけで、電子書籍のコンテンツの増大を心から望んでいるのですけどね・・・。できれば、あほまろが所蔵する数万冊の書籍の総てを電子化してもらいたいんだけどね。

友人との電子書籍の話題で、彼は紙の手触りが好きなので、いくら電子化されたとしてもそんな本は読みたく無いと、我を張っていたよ。それはそれで判るけど、読みたい本をいつでも読める利便性のほうがはるかに価値があるとは思わないのかな・・・。

いつの間にか電子化が当たり前になってしまったのが音楽ですね。以前は、出かける時にCDを何枚も持って歩かなければいけなかったのが、今では、携帯電話の中にさえ、数百枚のCD音源が入っている時代です。それでも、音に拘る人は、音楽はやっぱりCDの生音じゃなければ聞きたく無いと我を張っているようですが、それだってこの世にCDが登場し、アナログレコードなんか誰も聞かなくなった時にも、同じ事言う人が居たよね。

そういえば、音楽CDを売るお店、今でも「レコード屋」さんと呼ばれているように、これから電子化が進む書籍類を扱うお店だって、いつまでも「本屋」さんと呼ばれ続けるのかな・・・。秋葉原には、ラジオを売ってなくても「ラジオ会館」の名前を使い続けているところもあるくらいだからね。

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