暖かい朝になりましたね。散歩に出かけた時にはさほどでもなかったんだけど、帰りは汗が流れるほどでした。今日は日差しが届いて蒸し暑く感じる一日になるのでしょう、最高気温は24度になるそうです。

でも、でも、明日の土曜日は本降りの雨になってしまうようです。この雨があがると、東京の季節も晩秋を迎えることになるのでしょうね・・・。

秋深しとなりは何をする人ぞ、あほまろは自然豊かなこの時期がなんとなく好きなんです。境内のイチョウの葉が落ち、一面に真っ黄色の絨毯が敷き詰められると、それを蹴散らしながら歩くのが好きだったモモちゃんのことを思い出してしまうのですよ。

モモちゃんとは、三年前に17歳で他界した柴犬です。毎年、イチョウの葉が落ちるのを見てはしゃいでいたのですからね。

仲見世の途中、伝法院通り西側の看板が取り外されていました。かなり錆びてしまったようで、建て替えるのでしょうね。

これから始まる真黄色の絨毯を見られるのは、境内の散歩が始まる前だけですよ。午前6時になると清掃員が一斉に活動し始めるので、清掃が始まる前のほんのひとときが勝負なのです。しかし、これから益々日の出が遅くなっていくので、絨毯が見られる今月末はまだ真っ暗ですけど、あほまろは楽しみにしているんだよ。

そういえば、我が家のヒロちゃんが野良猫生活に別れを告げたのもこの時期でしたよ。あれはいつだったかな・・・、過去の日記を見返すと、平成22年10月15日(金)でした。あの日、あほまろが出張中を良いことに、女房が野良猫ボランティアの早苗ちゃんに手伝ってもらって影向堂で捕獲して動物病院に連れていったのでした。出張から帰って実行する約束だったのに・・・。
ヒロちゃんは三日間の入院で健康診断と回虫などの検査、去勢手術を行い、あほまろ家に仲間入りをしたのは18日(月)でしたね。
下の写真がヒロちゃん野良猫生活最後のショットです。毎日、ナナちゃんが見えなくなるまで見送ってくれたんだよ。
思えば、あれから一年も経ってしまったのですね。しかし、未だにヒロちゃんはナナちゃん一途で人間には慣れる気配が無いのが残念です。

ほんとに時が経つのって早いものですよね・・・。

そういえば、時間は誰もが平等に与えられるものであるのに、年をとると時間が経つのが早く感じるのはいったい何故でしょう。その理由について、脳による時間の認識について研究している神経科学者の説を紹介した記事を見付けました。

それによると、
「ヒトの脳は新しい情報を受け取ると、まず、情報を理解しやすい形に整理しなおします。すでになじみのある情報を処理するときは、それほど時間がかからない一方、新しい情報の処理はこれよりも遅くなり、これによって時が長く感じられます。つまり、歳を重ねて新しい情報が少なくなると、時の経つのが速く感じるようになるというわけです。」
そうかな・・・、あほまろは年をとっても、貪欲に新しい情報を求め、それに没頭するため時間を要してしまうようです。まだまだ若い連中には負けない脳を持っていると思っているんだけど、時の経つのが速く感じてしまうんだよね。

今年も秋田市の竿燈まつりが浅草にやって来ますよ。

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