出掛ける時、小雨が舞っている程度だったので、大した事は無いと傘を持って出掛けなかったんだけど、途中で本降りになってしまいました。今朝も、ジョイ君のおとうさんから傘を借りて、一昨日と合わせて2本も借りっぱなし、早くお返ししなくちゃ。

残念ですが、とうとうその日が来てしまいました。病気療養中だったアップル社の最高経営責任者〈CEO〉スティーブ・ジョブズ氏が経営の第一線から退くことが発表されたのです。

スティーブ・ジョブズ氏は友人のスティーブ・ウォズニアック氏らとアップルコンピュータを創業。その直後の1977年には、サンフランシスコで「第一回ウエストコースト・コンピュータフェア」が開催され、そこでアップル社の新機種Apple IIがお披露目された時から、現在のアップル神話が生まれたのです。

あほまろは、「第二回ウエストコースト・コンピュータフェア」のパーティで両スティーブにお逢いしたのが最初でした。彼らは学生時代に、遠距離電話がタダでかけられる装置を考え、真夜中にローマ法皇に悪戯電話をかけたことなどを自慢していたのが、今でも記憶しています。その後も、両スティーブとはコンピュータ・コンファレンスとかラスベガスのカジノとかでもお逢いしたっけ。

その後、スティーブ・ジョブズ氏はいったんアップルを離れたあと1997年に暫定CEO、2000年に正式なCEOとなり、「iMac」を皮切りに、「iPod」、「iPhone」、「iPad」などをヒットさせて会社を急成長させ、現在に至った、いわばカリスマ経営者ですね。

そのスティーブ・ジョブズ氏が経営の第一線を退くということで、アップル社の株価は7%近くも下落しているようですが、これをチャンスと、買いを入れる予定。

とはいっても、アップル社にはまだまだ素晴らしい人材が豊富、きっと、スティーブ・ジョブズ氏を超える経営が現れることでしょうね。創業当初からのアップルファンとして、歴史的な転換点と期待しております。

スティーブ・ジョブズ氏の引退声明でも、「CEOの職責や期待から解放される日がいずれ来ると言い続けてきた。残念だがその日が来た」とした上で、「アップルの最も輝かしく、最も革新的な日々はまだ先にあると信じている」と語ってましたからね。

1978年の「第二回ウエストコースト・コンピュータフェアの開会式のパーティで交わした二人のスティーブ氏の名刺、「あほまろが出会った大切な方々ファイル」の中に、納められているのですよ。

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