蒸し暑い朝になりました。

久しぶりに散歩で汗だくになってしまいましたよ。おかげで、ナナちゃんの抜け毛も激しくなってしまいました。これから暫くは家中毛だらけになってしまうのでしょうね。それと猫たちも、あぁ、恐ろしい季節がやって来たよ・・・。

開催が延期された「隅田川花火大会」、今年は8月27日に開催することになっていますが、例年と同規模で実施するには、財源が1500万円不足していることが実行委員会で明らかになりました。理由は、景気の低迷と大震災なの影響で企業や個人の協賛金が減った一方、自主警備費など経費の増額などが響いたとのことです。

それでも開催するつもりなのでしょうか。いっそのこと今年は止めて、集まった財源を被災地に寄付しては如何でしょうね。

花火大会よりも未練たっぷりの総理大臣の退陣が決定的なのだから、次の代表をさっさと決めなければ、地震の被災者は益々困窮してしまいそうですね。

日本赤十字社や中央共同募金会、そして、被災した15都道県の代表や有識者による義援金配分割合決定委員会が決定した第1次義援金配分の基準額がようやく決まったようですが、配分まではまだかなり時間を要するとか。

そんな調子なので、一体いつになったら被災者の手元に義援金が届くのか見当も付かない状況なのです。それよりも、義援金集めを仲介している「慈善団体」のピンハネもバカにならないとかいわれてますよね。どこの「慈善団体」も経費に関しては口を閉ざしているようです。領収証の要らない不透明なお金なので、追跡することもできない状況のようです。

更に悪質なのは義援金詐欺が横行していることですよね。街頭募金の半分は詐欺の疑いがあるとされ、「通常」の詐欺商法も、ここのところ「義援金」にかこつける手口も報道されていますね。また、とある被災地のお役人が、被災者視察名目で義援金で京都旅行をしているらしい。それも詐欺まがいと言っても良いのでは・・・。

あほまろも大震災の翌日に、日本赤十字社に義援金を振り込んでしまって失敗しました。返してもらいたい気持でいっぱいだよ。

先日、福島からプリンスホテルに避難しているみなさんをパンダバスで浅草に招待し、昭和歌謡レビューを観ての帰りに「三十坪の秘密基地」にも立ち寄っていただきました。
あほまろは、その中の切手コレクターで自分のコレクションが心配とおっしゃる方の無念さを聞かされました。一時帰宅も出来ない原発の側にお住まいで、たとえ一時帰宅が出来たとしても家から持ち出せる量は、ゴミ袋ひとつだけ。50年間集めたコレクションは、段ボール2〜3個でも足りないでしょう。ため息をつきながら話してくれました。

あほまろも同じコレクターとして、もし同じ事態に遭遇してしまったら・・・、せいぜい、ナナちゃんを連れ出すことしか出来ないでしょう。やはり、コレクションの総ては、諦めるしか無いのでしょうね。
人間は何故、自分に持てないほど物を集めてしまうのでしょうね・・・。どんな災害でも、ナナちゃんは失う物なんて何にも無いのが羨ましいよね・・・。

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本日から6月18日(土)まで、EIZOガレリア銀座にて、三遊亭あほまろ写真展「待ってたよ。その後、」を開催いたします。
昨日は、EIZOガレリア銀座の定休日を利用して、作品の展示をしてまいりました。

今回の会場は、今までよりも狭く、展示枚数は控えめですが、EIZOが誇るカラーエッジシリーズ22インチモニターによるスライドショーでは、過去のあほいまろ写真展の倍以上、およそ300枚の写真がご覧になれますよ。

今回の写真展来場者のために、我が家でくつろぐナナちゃんとヒロちゃんの絵はがきを用意しました。ご希望の方は会場の係員にお尋ねください。尚、数に限りがありますので、お早めに。

Memo
LEICA M9
TRI-ELMAR-M f4/16-18-21mm ASPH
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