『つくづくと』
早いもので、もうすぐ11月になってしまうんですね。11月といえば酉の市、寒さがどんどん厳しくなってくるのですが、このとこと暖かい日が続いていますね。今朝もたいして寒さも感じることなく快適な散歩でしたよ。
さて、本日より来年のお年玉付き年賀はがきの販売が始まりました。しかし、最近ではメール年賀が普及した影響で総発行枚数は前年比6%減の39億4千万枚と昨年より約4億枚減と発表されておりますが、それにしてもまだ39億枚もの需要があるのですね。
あほまろも毎年200枚用意するのですが、最近は付き合いが増えているのか、毎年、頂く年賀状の方が多いのです。だからといって、正月過ぎてから差し出すのには抵抗があるのでよね。実は、あほまろの年賀状は、毎年元旦の午前中に郵便局に出向き、元旦の風景印の押印を依頼して投函するのが決まりとなっているのです。そんなことから、出し忘れていた方々には、翌年まで出すことができないんです。くだらないことですが、そんな些細なことにも拘りをもってしまう、それがあほまろの性格なんでしょうね。
昨年は差し出せなかった方々も多く、今年は300枚に増やさなければいけないでしょう。毎年、大変な作業になってしまいますが、宛名は、う〜んと汚い文字の手書きですよ。ぱっと見て、何だこれ?って受け狙いの意味も込めて、でっかく乱雑で汚い文字、かろうじて郵便屋さんが読める程度の体裁だけを保っているので、返ってきたことがありませんので、今年も汚い字の殴り書きだよ。

昨夜は、マスコミ関係者に向けた「アミューズ ミュージアム」のオープニングパーティにお邪魔してきました。「アミューズ ミュージアム」は浅草寺二天門前の築43年の旧三社苑ビルを全面改装したギャラリーで、来月1日にオープンします。
オープニング企画は、青森県の民俗学者田中忠三郎さんの所蔵品で、青森県で使い続けた衣類「ぼろ」や、国指定重要有形民俗文化財「津軽刺し子着物」を見ることができます。また、故黒沢明監督の映画「夢」に提供した衣装や絵コンテなども展示されております。
総合エンターテインメント企業が運営するとあって、ライブ感を重視し、織り姫と称したお嬢さんたちによって、古布を再生した「裂き織」の実演や、青森の伝統舞踊、津軽三味線などが楽しめるステージも設けられております。

昨日は、大勢の招待客に緊張しながら、三ヶ月間の特訓をされた織り姫さんたちの舞を披露してくれました。

みなさん、お酒を飲みながら、まるで居酒屋さんというか、民謡酒場の雰囲気でしたよ。

オープン後は、ここでお酒を飲むことはできませんが、お隣のバーからベランダに出ると、浅草寺とスカイツリーを見ることができます。ただし、現在はどっちも工事中ですけどね。
入館料:一般1000円、大学・高校生800円、
中・小学生500円。展示室の
開館時間:午前10時〜午後6時まで。
バーは、閉館後の午後6時からオープン。

今朝は薄い朝焼け。

お天気はあまり良さそうではありませんが、暖かかったですよ。

日の出が近づくと東の空から朝靄が。

雷門通り西側です。

『東京スカイツリー』
どんどん高さを増しているので、レンズからはみ出してしまいそうですね。


散歩帰り。

「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |