『つくづくと』
暖かい朝になりましたね。今週の予報は太陽マークが並んで秋晴れの日が続くようですね。今年も残すところ2月ちょっと、季節はジワジワと冬に向かい、昼間でも空気はヒンヤリして秋の深まりを感じるようになってきました。これから起きるのも辛くなって来るんですよね・・・。
8月22日、行き当たりばったりの旅で福島県三春町に行ったことはこの日記でも紹介しましたね。あの時、タクシーの運転手が、3日前にNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」のロケで、鶴瓶さんと徳光さんが来たのですよと教えてくれ、ロケ地を案内してくれたのです。昨夜は、その放送が流れました。ロケが行われる前日には、付近の住民を集めむやみに写真を撮ってはいけない、サインを求めてはいけないなどの注意があったようです。そして、どこに誰を配置して誰が何を喋るかの人選も行われたとか。声をかけられたら驚いた顔をしてくださいとかね。タクシーの運転手さんもロケに協力したとのことで、撮影の裏側を全部喋ってくれたんです。
そんなことを思い出しながら番組を見ていると、なるほど、あそこでおばあちゃんが、それじゃ次は赤ちゃんをおんぶした女性が・・・等々。その時は、タクシーの運転手さんが喋っていたことをそのまま鵜呑みにはしてませんでしたが、そっくり同じじゃないですか。あほまろは、以前からこの番組が好きで観ているのですが、まさか、出会いのほとんどがヤラセだったとは・・・、かなりのショックを覚えたのです。
過去の放送を振り返ってみると、あれもこれも、偶然とは思えない出会いばかりだったよな・・・。番組製作に携わっていたあほまろでさえも、あの番組だけはヤラセ無しと信じきってたんです。ま、バラエティ番組なのでと、百歩譲ったとしても、やっぱり納得のいかない番組になってしまったんだよな・・・。もう、観てやんない(怒)。
散歩に出かける前のナナちゃん。

散歩帰りのナナちゃん。だからといって、たいして意味無いけど・・・。これがヤラセ無しの真実。

今朝は朝焼けがとっても綺麗でしたよ。

日の出10分前なので、西側はまだ暗いね。

朝焼けって、みるみるうちに色が変化していくんですよね。最初の写真から1〜2分後なのに、赤見がだいぶ抜けてしまったでしょ。

『東京スカイツリー』
この写真を最初に撮りました。

今日の日の出は午前5時51分。この写真の撮影時刻は午前5時35分でした。デジカメは撮った時刻も記録されるのです。

そして散歩帰りの2時間後。もう作業が行われてましたよ。

「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |