『つくづくと』
外に出た瞬間、乾燥してキリッとした冷えを感じました。空を見上げると雲も無くこの調子じゃ、今日は秋晴れの良いお天気になるのでしょうね。
いつもならあほまろが玄関でリードを持つと喜んで飛んで来るのですが、なかなか出て来ないんです。なだ眠たいよ・・・、廊下の隅で横になって、まだ眠たいよ・・・。そんな顔してこっちを見ているだけでしたよ。まったく、寝坊で困ったナナちゃんですよね・・・。

しかし、2時間の散歩を終えるとお目々もパッチリ、もっと歩いていたいよ・・・、我が家の玄関に入ろうとしないのです。あほまろだって、気持ちいい秋晴れなのでどこかに出掛けたくなってるンだけど、なんたって、この日記を書き終えなければ何も出来ないんだよね・・・。今朝も写真が多かったので、きっとお昼頃までかかってしまうんでしょうね・・・。

昨日の新聞によると、現在建設が進んでいる東京スカイツリーの高さが、当初計画の610メートルより24メートル伸び、634メートルになることが決まったようです。これには大きな理由があって、中国・広州市で建設している電波塔「広州タワー」の610メートルを上回るために計画は変更されたようですね。これによって、完成すれば自立式電波塔では単独世界一の高さになるのですが、「広州タワー」だって現在建設中なので、今回の発表によって更に高さを上乗せする可能性もあることでしょう。
事業主体の東武タワースカイツリーの宮杉欣也社長は「一度は世界一のタワーと標榜(ひょうぼう)したい。中国が最終的にどれだけの高さになるか判断できないが、こちらは最終決定する時期を迎えた」とのことで、もし、「広州タワー」の高さを増したとしても、今のところそれ以上にする予定は無いようです。
それよりもなんといっても覚えやすい数字を意識したようですね。現在の東京タワーの高さは、誰もが知る333メートル。それに対して、新タワーの高さが610メートルじゃ、いわゆるゴロの決め所がありません。何か覚えやすい数字にしてはと、当初から指摘されていたことでもあったのです。
それで「634(ムサシ)」となった訳です。かつて関東一帯は「武蔵の国」だったということで一件落着。これで、世界一が決定したら、注目度も高まり、日本の文化や技術を世界に知っていただけるまたとないチャンス。2012年春の開業が待ち遠しいですね。
今朝の日の出は午前5時50分。雷門前到着はその13分前でしたが、霞んでいたので、朝焼けは見られませんでした。

雲ひとつ無い青空が広がっていました。

2〜3分待ってみましたが、やはり今朝の朝焼けはありませんね。

『東京スカイツリー』
どんどん高くなると、タワーの傾きも判るようになりました。現在の高さは175メートル。

634メートルといったら、この約3.6倍になってしまうんですよ。

散歩帰りは、更に霞が多くなってました。

「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |