『つくづくと』
なみなみ雲が現れたら天気急変のシグナルです。お天気おねえさんがそんなこと言ってましたが、今朝は日の出と共にはっきりしてきた雲、ちょっとなみなみ雲っぽかったので天気急変には注意が必要ですね・・・。といっても、あほまろにはお出かけの予定無し。
昨夜はナナちゃんを寝室に連れずに寝てしまったので、書斎の椅子の上で寝ていたようですね。おかげで、どんなに呼んでもあほまろの顔を見てくれないほど機嫌が悪かったんですよ。ごめんね、甘えん坊なので、一晩中寂しがっていたのでしょうね・・・。

浅草と上野の百貨店、松屋と松坂屋が、共同開催のイベントで提携するようですね。名古屋から上野に進出して来た松坂屋の前進「いとう呉服店」が開店したのが明治40年。江戸時代から続いた座売りを陳列販売方式に改め、取り扱い商品に雑貨、家庭用品などを加え、現在のデパートスタイル店舗として開業。1階にはショーウインドーを巡らし、はじめて女子社員を採用したことで、上野・浅草地区の住民に親しまれていたのです。ちなみに、その6年後には、女優になる前の飯田蝶子さんも、「いとう呉服店」に入社していたのです。「いとう呉服店」はその後、「松坂屋百貨店」と改称し、現在に至っているのです。
昭和2年、日本で最初の地下鉄が上野ー浅草間で開業、東武電車も隅田川を渡って浅草に入ることとなり、日本最初の駅ビル建設計画が持ち上がったのです。昭和6年、「松屋呉服店」が駅ビルに入居することになってから、上野・浅草因縁の百貨店対決が始まったのです。東武電車が浅草乗り入れと時を同じくした浅草寺の御開帳。危機感を抱いた「松坂屋」は、御開帳で仮設された雷門の大提灯を寄贈していることで、当時のライバルが証明されているようですね。

今回、始めて提携して浅草・上野地区で開催される地域物産展のイベント、両方の店舗で共通のスタンプラリーを行うほか、お互いのチラシを配ったり、これまでライバルとして競ってきた相手の店舗に客足を向けてもらう取り組みも行う方針とか。年始の福袋も共同で売り出すことも検討しているようです。落ち込みが続デパート業界、たとえライバルといっても、お互いに協力しあって売り上げの回復を図るのが狙いなのでしょう。
ライバルの百貨店同士が同じ時期にこうした取り組みを行うのは、全国でも初めてのことのようです。どんなことになるのか、住民として期待してしまいますね。
『ウノ・カマキリ』
あほまろの似顔絵でお馴染み、友人の漫画家ウノ・カマキリ氏が、12日(月)から17日(土)まで、銀座のギャラリースペースQに於いて、4コマをたくさん並べた「カマキリの4コマ劇画」展を開催しております。
昨日、お祝いに行ってきました。会場は歌舞伎座の裏側のギャラリースペースQ。歌舞伎座の前を通ると、歌舞伎座最終公演まで、あとちょうど200日と表示されておりました。そういえば、歌舞伎もしばらく観ていませんね・・・。

オープニングの12日には、元レポーターの須藤甚一郎氏の出版記念も兼ね、ちばてつや先生もお祝いにかけつけたそうです。

A0版に引き延ばした漫画も会場を飾っていましたが、迫力ありすぎて主役の4コマ間劇画も負けてましたね。

今朝の日の出は午前5時46分。

雷門前はその10分前の到着です。

朝靄がかかってましたよ。

『東京スカイツリー』
良く見えませんね。

でも、ここから見る墨田区役所の飛び出した左肩よりも高くなったのが解るでしょ。

散歩の帰りには、朝靄も消えてました。

「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |