『つくづくと』
ようやく連休も終わりましたね・・・。これで、暫くは浅草も静かになることでしょう。実は、昨日の浅草は異常に混雑していて、昼食もままならなかったんですよ。昨日は、明日からロンドン公演に出発する浅草ジンタ全員で秘密基地まで挨拶にやってきました。挨拶といっても、魂胆は自ずと知れる・・・、ごめん、お餞別でしょ(笑)。それはともかくとして、昼時でもあり、昼食でもご馳走しようと近所の中華屋さんに出かけたのでしたが・・・、まさかの混雑。そのお店に行列をしなければ入れないなんてこと一度も無かったんですけどね・・・。そういえば、バンド名を、「浅草ジンタ」に改名する前の名は「百怪の行列(ひゃっけのぎょうれつ)」、メンバー全員、行列には慣れているんだよね。
運良く、ちょっと待っただけで家族連れがお会計。しかし、全員同じテーブルにはなりませんでしたけど、旅の安全と興業の成功を祈って乾杯、といっても、昼間なので、水杯で、でしたけどね。
予定表を見ると、今回のイギリスツアーは、11日間でロンドンを始め、マンチェスター、バーミンガム、グラスゴウで6公演をこなさなければいけない強行スケジュールが組まれているようです。移動日を除くとオフ日はたった一日だけなんですよね。しかし、ザ・トロージャンズのギャズ・メイオールからオファーを受け出演したり、マンチェスターで開催される音楽コンベンション “IN THE CITY”への参加も決定しています。浅草からやって来た日本のアコースティックロックバンド、別名浅草キケン野郎を大いにPRして来てくださいね。
彼らの帰国は、今月27日になります。そして、31日と翌月1日には、浅草クラウドにおいて凱旋ライブ「ロッキン新天地」も開催されます。あほまろも久しぶりに写真でも撮りに行ってあげようかな。でもね、年取ってるので、ライブの大音量に耐えられるのかが心配。

以前から出るぞ出るぞと噂が絶えなかった、「ミシュランガイド 京都 大阪」版が、本日よりリリースされるようです。その中でも、あほまろが最も気になっているのが、日本を代表する食の都、「京都」の扱いなのです。以前から京都の老舗では、「ミシュラン拒否」拒否が伝えられていましたが、それでも強行突破となると、他に負けない自信を持って営業している料亭からの波紋も大きいことでしょう。しかし、ミシュランガイドが世界基準となっている現在、どんな形であってもミシュランの星は重要なのです。特に外国人観光客が多い「京都」、いったいどんなお店にどんな星の数が与えられるのでしょうね。京都とは縁の無いあほまろでも発表が楽しみです。
そんなあほまろは「浅草」在住。昨年の「ミシュランガイド 東京」版に浅草は含まれておりませんが、東京の浅草こそ、食通が求める味がたくさん存在しているってこと、ミシュランは知らないのかな・・・。
それとは関係は無いのですが、昨夜はとあるお客さんと「浅草今半」国際通り本店ですき焼き会食でした。このお店は、2年4ヶ月にわたる新築工事を終え、昨年10月リニューアルオープンしてから始めて訪れたのです。
掘りごたつの個室で頂く特選霜降りすき焼き懐石に、旬の国産生松茸も添えられていたのですよ。

これは日本酒のように見えますが、年間300本限定しか生産されない、限定の大吟醸。それも2本も空けてしまうか・・・。もちろん酒を止めたあほまろ、匂いを楽しみながら、ちょっとだけ舐めた程度だったのかも・・・。

先日、フジテレビの「世にも奇妙な物語」の中で、「理想のスキヤキ」ってのやってましたよね。それを思いだしながら今半のすき焼きルールに従って、美味しく頂いたのです。ミシュランで食を提供する側にどんなに星を与えたとしても、それを楽しむ者には星を与えることはできませんよね。
あぁ、満足満足、星みっつ。

日の出がどんどん遅くなっていきます。今朝の日の出は午前5時45分。ということは、いつもの時間は日の出15分前ってことですよね。

昼間はスッキリとした秋晴れとか言ってましたが、朝晩はとっても冷えてきましたね・・・。

『東京スカイツリー』

昨日、邪魔をしていた手前のクレーンが移動したので、今朝は良く見えるでしょ。

散歩帰りの二時間後。クレーンの位置が変わっているということは、もう作業が始まってるんですね・・・。

「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |