『つくづくと』
非常に強い勢力の台風18号が日本に近づいています。これから九州、四国の南海上を進んで明日の朝には和歌山県の潮岬付近に接近し、上陸する恐れもあるようです。東京も未明から台風の接近に伴った雨が降り続いていましたが、幸運にも散歩の時間だけは傘無しでも過ごすことができましたが、予報によると明日の散歩時間は最も関東に接近するようで、大荒れになるのでしょうね。それでも、ナナちゃんとの散歩は休みませんよ。でも、いつも通りの写真は無理かもね。
台風接近といえば、あほまろはいつも子どもの頃を思い出すのです。不謹慎ではありましたが、ラジオから流れる台風情報を聞きながらどんどん近づいて来るのをワクワクしながら心待ちにしていたんですよ。そんな経験はあほまろだけなのかなと思ったら、いつものみなさんも同じ気持ちで台風の通過を待っていたそうですね。それもそのはず、台風の接近が確実になると学校は休みになるし、人ごとでは無い怖いモノがやって来るようで、恐いモノ見たさというか、非日常的雰囲気がたまらなく好きだったんだよ。
その気持ちは大人になって薄れてはいますが、それでも普段見られない光景を予想しながら、やっぱりワクワクしてしまうんですよね・・・・。そういえば、オヤジだってソワソワしてたんだよな・・・。特に、ここ浅草寺では、大提灯が台風で傷まないように総て畳まれてしまうのが見られる。また、普段は路上に置きっぱなしの自転車も看板類も総て撤去されて舗道上がすっきりしてしまうんでだよね。そんな様子、明日の日記でご覧になれるかもね。
今朝お出かけ前のナナちゃんです。今朝は出かける瞬間までベッドで寝ていたので、まだ眠たそうな顔してるでしょ。

そして、約2時間の散歩を終えて帰って来た時。帰り際になって、小雨が降って来たのでナナちゃんはちょっと濡れてましたよ。

今朝の日の出は午前5時40分ですが、午前5時20分には雷門前に着いてしまいました。

台風直撃、今夜は荒れるのでしょうね・・・。

スカイツリーの関係者が、作業中で一番怖いのが台風と地震とおっしゃってましたね。

『東京スカイツリー』
日増しに高くなっているのが目で確認できますが、雨のおかげでなかなか良い写真が撮れませんね。

散歩帰り、いつもの場所から。

「和みのぽち袋と絵封筒」展
遊び心たっぷりの「ぽち袋」の世界です。
これっぽちの小ふくろの中に凝らされ、思いもつかない粋なおもしろさに出会えるでしょう。 ぽち袋は小さいので、当然、中い入れるお金もちっちゃいのです。
誰が名付けたのかは知れませんが、「これっぽち」の「ぽち」から派生した言葉じゃ無いのでしょうか。
冠婚葬祭で使われる熨斗袋と違い、非公式の場所での使用に限られているため、めちゃくちゃ粋に洒落た小袋は子どもたちへのお年玉、またお使いのお駄賃など、立場が上の者から下の者にしか使うことが出来ないのが「ぽち袋」なのです。
それまでの心付けは、懐紙に包んだお捻りだったのですが、このぽち袋に変わっていった背景には、郵便制度の導入が大きく関わっているのです。我が国では古来から文章の秘密を保持する手段として紙で包んだ手紙を封紙などで封じて渡していたのでしたが、明治四年に郵便業務開始に伴って郵便局が開設、切手と共に封筒も売られたのです。
ぽち袋が始めて市販されたのは、明治15年、日本橋の和紙店「金華堂」で、それまで和紙の包みであった大入り袋の封筒版でした。その後、東京の和紙屋の「開運堂」、「榛原」、京都の「さくら井屋」などからも次々と洒落た袋が売り出され、全国に普及していきました。それに端を発したのが千社札の交換会から派生した、ぽち袋交換会でした。大正8年5月、浅草仲見世中正倶楽部開催の「江戸会」にて、始めて開催され、凝った意匠のぽち袋が登場したのも、その頃からではないでしょうか。
これっぽちの気になる小ぶくろをお楽しみください。

会場:テプコ浅草館 協力:江戸ネット
会期:2009年9月15日(火)〜11月15日(日)
休館:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
電話:03(5827)3800
入場無料 |